公開日 2023/03/21 14:11
WBC決勝「日本vsアメリカ」をAmazon Prime Video配信で見る方法とコツ、注意点
登録や設定方法、画質設定など
WBC2023(World Baseball Classic 2023)の決勝、日本vsアメリカ戦が、日本時間の3月22日午前8時に試合開始となる。
準決勝のメキシコ戦では劇的なサヨナラヒットで勝利し、決勝へと駒を進めた侍ジャパン。野球の祖国であるアメリカとの決勝戦にも、間違いなく日本中から大きな注目が集まる。
だが試合時間が日本時間では平日の朝、しかもちょうど通勤時間帯のタイミングとあって、テレビ朝日で行われるテレビ放送を見続けられないという方も多いだろう。
そういった場合に活躍するのが、Amazon Prime Video(以下アマプラ)で行われるライブ配信だ。使ったことがないという方、あまりよく使い方を知らないという方のために、登録方法や視聴方法、ちょっとしたコツなどをお伝えしていこう。
まず、アマプラを見るためにはどうすればよいか、いくらかかるのか、といった点について説明しよう。すでにAmazonのプライム会員の方は、 アマプラの視聴も行える。今回のライブ中継を見るために、特に追加料金も必要ない。
まだAmazonプライムの会員でない方は、新規ユーザー向けに30日間の無料体験トライアルが行われている。無料トライアル後は月額500円(税込)が発生するが、無料期間内に無料更新をキャンセルすれば、料金が発生することなく、WBCを無料で視聴できる。
次に視聴方法だが、アマプラはPCやスマホのブラウザやアプリ、タブレット、ゲーム機器など多種多様な方法で視聴できる。基本的には好みの方法を選べば良いのだが、今回のように平日朝の視聴の場合は、交通機関など、スマホで見る方も多いだろう。そのような場合は、専用視聴アプリ「Prime Video」が便利なので、あらかじめダウンロードし、ログインしておくことをおすすめしたい。
さて、ここからは主にiPhoneの「Prime Video」アプリでの視聴方法を紹介する。これは非常にかんたんで、アプリを立ち上げ、該当のコンテンツのプレイボタンを押すだけでよい。すると、(環境にもよるだろうが)即座にコンテンツの視聴を開始できる。
公共交通機関で視聴する際に注意したいのは、周囲に音が洩れないようにすることだ。間違ってスピーカーから音が出ないよう、画面右上のAirPlayアイコンを押し、自分のイヤホンを選んでおこう。
なお映像の視聴画面は、なぜか画面を横向きにするランドスケープモードしか用意されていない。基本的に映画やドラマの視聴がメインのアプリということもあるのだろうか、縦持ちのポートレートモードで映像視聴ができない。
ただし、再生を続けたまま、スワイプ操作などでホーム画面に戻ると、画面が小さく表示される「ピクチャ・イン・ピクチャ」(PinP)モードになり、スマホ縦持ちでも動画が見られ、同時にほかの作業も行える。邪魔な場合はPinP画面をいったん隠すこともできるため、ほかの作業を行いながら実況解説だけ耳で確認するという使い方も可能だ。
続いて、主にセルラー回線で視聴する際の安定性や画質についても紹介しておこう。まずインターネットを使ったライブ配信は、その仕組み上、放送よりも遅延が大きくなりがちであることは理解しておきたい。
安定性についても注意が必要だ。実際、大谷選手が二刀流で登場したイタリア戦をアマプラで視聴しながら移動した際は、転送レートが安定せず、ビットレートが低いときは、ほとんど何が映っているかわからないほどの画になったり、止まったりすることもあった。
この安定性の良し悪しは、当然ながら契約している通信事業者にもよるが、特に電車などでの移動中や、駅など電波が混み合う場所で、ある程度映像が乱れるのは仕方のないことだ。特に明日の決勝戦は、多くの日本人がアマプラに殺到することが予想される。もっと状況は悪くなるかもしれない。
こういった場合、慌てず騒がず対応するのが肝心だ。画面下のシークバーの「ライブ」が赤くなっていない、つまりライブ配信から外れている場合は、シークバーをスワイプしたり、「ライブ」という文字の部分をタップして、配信が安定するまで待とう。先日の試合では、ほとんどの場合、数秒から10秒程度でライブ映像が復帰した。
次に、画質に関する注意事項だ。ストリーミング時の画質は、アプリの設定で「中」「高」「最高」から選べる。「中」の場合は1時間あたり0.6GB、「高」の場合は同じく1.8GB、「最高」の場合は同じく5.8GBのデータが使われる。もし「最高」に設定し、試合時間が仮に3時間とすると、それだけで17.4GBのデータが消費される計算になる。
設定画質を良くすればするほど画質は良くなるが、そのぶん使われるデータ量が増え、上述した安定性にも影響が出てくる。イタリア戦の際は、「中」設定でも試合内容を把握するには十分だった。周囲の状況や環境にもよるが、セルラー回線での使用時は、あまり高く設定しすぎないよう設定するのがおすすめだ。
アマプラでは、劇的なサヨナラ勝利を収めた本日のメキシコ戦はもちろん、これまでの試合の見逃し配信やハイライト配信も行われている。まずは登録して、侍ジャパンのこれまでの軌跡を振り返っておくことをおすすめしたい。
準決勝のメキシコ戦では劇的なサヨナラヒットで勝利し、決勝へと駒を進めた侍ジャパン。野球の祖国であるアメリカとの決勝戦にも、間違いなく日本中から大きな注目が集まる。
だが試合時間が日本時間では平日の朝、しかもちょうど通勤時間帯のタイミングとあって、テレビ朝日で行われるテレビ放送を見続けられないという方も多いだろう。
そういった場合に活躍するのが、Amazon Prime Video(以下アマプラ)で行われるライブ配信だ。使ったことがないという方、あまりよく使い方を知らないという方のために、登録方法や視聴方法、ちょっとしたコツなどをお伝えしていこう。
まず、アマプラを見るためにはどうすればよいか、いくらかかるのか、といった点について説明しよう。すでにAmazonのプライム会員の方は、 アマプラの視聴も行える。今回のライブ中継を見るために、特に追加料金も必要ない。
まだAmazonプライムの会員でない方は、新規ユーザー向けに30日間の無料体験トライアルが行われている。無料トライアル後は月額500円(税込)が発生するが、無料期間内に無料更新をキャンセルすれば、料金が発生することなく、WBCを無料で視聴できる。
次に視聴方法だが、アマプラはPCやスマホのブラウザやアプリ、タブレット、ゲーム機器など多種多様な方法で視聴できる。基本的には好みの方法を選べば良いのだが、今回のように平日朝の視聴の場合は、交通機関など、スマホで見る方も多いだろう。そのような場合は、専用視聴アプリ「Prime Video」が便利なので、あらかじめダウンロードし、ログインしておくことをおすすめしたい。
スマホ向けアプリで視聴する際のちょっとしたコツ
さて、ここからは主にiPhoneの「Prime Video」アプリでの視聴方法を紹介する。これは非常にかんたんで、アプリを立ち上げ、該当のコンテンツのプレイボタンを押すだけでよい。すると、(環境にもよるだろうが)即座にコンテンツの視聴を開始できる。
公共交通機関で視聴する際に注意したいのは、周囲に音が洩れないようにすることだ。間違ってスピーカーから音が出ないよう、画面右上のAirPlayアイコンを押し、自分のイヤホンを選んでおこう。
なお映像の視聴画面は、なぜか画面を横向きにするランドスケープモードしか用意されていない。基本的に映画やドラマの視聴がメインのアプリということもあるのだろうか、縦持ちのポートレートモードで映像視聴ができない。
ただし、再生を続けたまま、スワイプ操作などでホーム画面に戻ると、画面が小さく表示される「ピクチャ・イン・ピクチャ」(PinP)モードになり、スマホ縦持ちでも動画が見られ、同時にほかの作業も行える。邪魔な場合はPinP画面をいったん隠すこともできるため、ほかの作業を行いながら実況解説だけ耳で確認するという使い方も可能だ。
遅延はある程度仕方ない。ストリーミング時の画質設定は要チェック
続いて、主にセルラー回線で視聴する際の安定性や画質についても紹介しておこう。まずインターネットを使ったライブ配信は、その仕組み上、放送よりも遅延が大きくなりがちであることは理解しておきたい。
安定性についても注意が必要だ。実際、大谷選手が二刀流で登場したイタリア戦をアマプラで視聴しながら移動した際は、転送レートが安定せず、ビットレートが低いときは、ほとんど何が映っているかわからないほどの画になったり、止まったりすることもあった。
この安定性の良し悪しは、当然ながら契約している通信事業者にもよるが、特に電車などでの移動中や、駅など電波が混み合う場所で、ある程度映像が乱れるのは仕方のないことだ。特に明日の決勝戦は、多くの日本人がアマプラに殺到することが予想される。もっと状況は悪くなるかもしれない。
こういった場合、慌てず騒がず対応するのが肝心だ。画面下のシークバーの「ライブ」が赤くなっていない、つまりライブ配信から外れている場合は、シークバーをスワイプしたり、「ライブ」という文字の部分をタップして、配信が安定するまで待とう。先日の試合では、ほとんどの場合、数秒から10秒程度でライブ映像が復帰した。
次に、画質に関する注意事項だ。ストリーミング時の画質は、アプリの設定で「中」「高」「最高」から選べる。「中」の場合は1時間あたり0.6GB、「高」の場合は同じく1.8GB、「最高」の場合は同じく5.8GBのデータが使われる。もし「最高」に設定し、試合時間が仮に3時間とすると、それだけで17.4GBのデータが消費される計算になる。
設定画質を良くすればするほど画質は良くなるが、そのぶん使われるデータ量が増え、上述した安定性にも影響が出てくる。イタリア戦の際は、「中」設定でも試合内容を把握するには十分だった。周囲の状況や環境にもよるが、セルラー回線での使用時は、あまり高く設定しすぎないよう設定するのがおすすめだ。
アマプラでは、劇的なサヨナラ勝利を収めた本日のメキシコ戦はもちろん、これまでの試合の見逃し配信やハイライト配信も行われている。まずは登録して、侍ジャパンのこれまでの軌跡を振り返っておくことをおすすめしたい。