4モデルを安蔵靖志が徹底レポート
【レビュー】ウェアラブル/アクションカメラ主要4機種を全方位比較
<3>装着感や使い勝手を自転車に乗って撮影してチェック
GoPro「HERO 3 ブラックエディション」
■装着時の安定感には脱帽
アクションカメラはさまざまなシーンで活用できるが、今回は自転車に乗って撮影することを前提にしてテストした。
まずは“ハンドルバー/シートポストマウント”「GRH30」(実勢価格3150円)で自転車のハンドルに装着。チルト(X軸)、パン(Z軸)、水平(Y軸)調整できるため、細かく画角を決められるのが魅力。工具なしで着脱ができるのも魅力に感じた。
ハンドルバー/シートポストマウントは装着時の“遊び”がないため、自転車の振動がもろに影響する恐れがあったが、実際に撮影してみるとほとんどデメリットを感じなかった。逆に自転車の揺れがダイレクトに伝わることで、映像のブレが増幅されずに済むという印象を受けた。
続いて“ヘッドストラップ”「GHDS30」(販売終了、新モデルの「ヘッドストラップ&クリップ」は実勢価格1995円で販売中)を使って頭部に装着してみた。公園内で装着するのは恥ずかしさを感じるものの、装着性や撮影時の安定性はとても良く、激しく動いても本体が揺れるような感じはなかった。
■スマートフォンアプリの使い勝手も良好
スマートフォンやタブレットで使える「GoProアプリ」(無料)の使い勝手もなかなか良好だ。米国生まれでアプリの言語が英語なのは難点だが、画質(解像度やフレームレート)や画角などの設定を変えたり、残り撮影時間やバッテリー残量などを確認したりできる。
SONY「HDR-AS30V」
■若干「揺れ」が気になった
まずは“ハンドルバーマウント”「VCT-HM1」(実勢価格2450円)を使って自転車に取り付けてみた。HERO 3と違い、こちらは六角レンチを使って自転車のハンドルに装着するスタイルとなっている。チルト(X軸)、パン(Z軸)の角度調整はできるが、水平(Y軸)の調整はできない。
マウントとハンドルとの間にクッションが入っていることや、装着時の高さがある程度ができることからか、自転車に乗りながら撮影している際にかなり激しく揺れていることを感じた。
装着している乗り物などの揺れをクッションなどである程度吸収するのがいいのか、それとも直に装着して揺れを逃がさない方がいいのか。なかなか難しいところだが、HERO 3よりも激しく揺れてしまっていたのは間違いない。
続いて“ヘッドバンドマウント”「BLT-HB1」(実勢価格2450円)を使って頭に装着してみた。GoPro HERO 3のヘッドストラップは額の中心に装着するが、こちらは頭の横に装着するため、GoPro HERO 3に比べて恥ずかしさは少なかった。
ただし、ヘッドバンドマウントははちまきのように2方向で固定するため、自転車で走っている際に縦揺れ(頭を前後に揺するような揺れ)を強く感じた。左右と上の3方向から固定するHERO 3のヘッドストラップに比べて不安定な感じを受けた。
■ソニーのデジカメ・ビデオカメラユーザーならなお使いやすい
スマートフォン・タブレット用の無料アプリ「PlayMemories Mobile」を使うとWi-Fi経由でリモート撮影や撮影済み動画の再生などができる。PlayMemories Mobileはソニーのデジカメ「サイバーショットシリーズ」やデジタルビデオカメラ「ハンディカムシリーズ」のWi-Fi対応モデルでも使えるので、これらのユーザーならワンストップで使えるのが魅力だ。
ソニーがプッシュしている近距離通信規格「NFC」にも対応しており、NFC対応スマートフォンならワンタッチで接続できるのも便利な点だろう。
カメラのオプション設定などはGoPro HERO 3の方が細かいものの、使い勝手はなかなか良かった。撮影した動画をスマートフォンに転送することもできるので、撮った映像をその場でFacebookやYouTubeなどにアップロードすることも思いのままだ。
GoPro「HERO 3 ブラックエディション」
■装着時の安定感には脱帽
アクションカメラはさまざまなシーンで活用できるが、今回は自転車に乗って撮影することを前提にしてテストした。
まずは“ハンドルバー/シートポストマウント”「GRH30」(実勢価格3150円)で自転車のハンドルに装着。チルト(X軸)、パン(Z軸)、水平(Y軸)調整できるため、細かく画角を決められるのが魅力。工具なしで着脱ができるのも魅力に感じた。
ハンドルバー/シートポストマウントは装着時の“遊び”がないため、自転車の振動がもろに影響する恐れがあったが、実際に撮影してみるとほとんどデメリットを感じなかった。逆に自転車の揺れがダイレクトに伝わることで、映像のブレが増幅されずに済むという印象を受けた。
続いて“ヘッドストラップ”「GHDS30」(販売終了、新モデルの「ヘッドストラップ&クリップ」は実勢価格1995円で販売中)を使って頭部に装着してみた。公園内で装着するのは恥ずかしさを感じるものの、装着性や撮影時の安定性はとても良く、激しく動いても本体が揺れるような感じはなかった。
■スマートフォンアプリの使い勝手も良好
スマートフォンやタブレットで使える「GoProアプリ」(無料)の使い勝手もなかなか良好だ。米国生まれでアプリの言語が英語なのは難点だが、画質(解像度やフレームレート)や画角などの設定を変えたり、残り撮影時間やバッテリー残量などを確認したりできる。
SONY「HDR-AS30V」
■若干「揺れ」が気になった
まずは“ハンドルバーマウント”「VCT-HM1」(実勢価格2450円)を使って自転車に取り付けてみた。HERO 3と違い、こちらは六角レンチを使って自転車のハンドルに装着するスタイルとなっている。チルト(X軸)、パン(Z軸)の角度調整はできるが、水平(Y軸)の調整はできない。
マウントとハンドルとの間にクッションが入っていることや、装着時の高さがある程度ができることからか、自転車に乗りながら撮影している際にかなり激しく揺れていることを感じた。
装着している乗り物などの揺れをクッションなどである程度吸収するのがいいのか、それとも直に装着して揺れを逃がさない方がいいのか。なかなか難しいところだが、HERO 3よりも激しく揺れてしまっていたのは間違いない。
続いて“ヘッドバンドマウント”「BLT-HB1」(実勢価格2450円)を使って頭に装着してみた。GoPro HERO 3のヘッドストラップは額の中心に装着するが、こちらは頭の横に装着するため、GoPro HERO 3に比べて恥ずかしさは少なかった。
ただし、ヘッドバンドマウントははちまきのように2方向で固定するため、自転車で走っている際に縦揺れ(頭を前後に揺するような揺れ)を強く感じた。左右と上の3方向から固定するHERO 3のヘッドストラップに比べて不安定な感じを受けた。
■ソニーのデジカメ・ビデオカメラユーザーならなお使いやすい
スマートフォン・タブレット用の無料アプリ「PlayMemories Mobile」を使うとWi-Fi経由でリモート撮影や撮影済み動画の再生などができる。PlayMemories Mobileはソニーのデジカメ「サイバーショットシリーズ」やデジタルビデオカメラ「ハンディカムシリーズ」のWi-Fi対応モデルでも使えるので、これらのユーザーならワンストップで使えるのが魅力だ。
ソニーがプッシュしている近距離通信規格「NFC」にも対応しており、NFC対応スマートフォンならワンタッチで接続できるのも便利な点だろう。
カメラのオプション設定などはGoPro HERO 3の方が細かいものの、使い勝手はなかなか良かった。撮影した動画をスマートフォンに転送することもできるので、撮った映像をその場でFacebookやYouTubeなどにアップロードすることも思いのままだ。