4モデルを安蔵靖志が徹底レポート
【レビュー】ウェアラブル/アクションカメラ主要4機種を全方位比較
<画質検証>JVC「GC-XA2」
■やや“眠い”が階調豊かでディテール表現も良好
GC-XA2は、一言で言うと「惜しい」。階調性が豊かでディテールも細かく描かれているのだが、HERO 3のようなシャープネスがないため、全体的に“眠い”感じの映像となっている。並木の葉っぱや石畳、植え込みなどのディテールも描かれているため、印象が薄いのが惜しい。
下の画像は「GC-XA2」をチェストハーネスマウントに装着して撮影した動画だ。こちらもYouTube上で再エンコード/圧縮されたものなので参考程度に視聴してほしい。
銀杏並木の葉の色の再現性はなかなか良い。ただし全体的に露出がオーバー気味で、銀杏並木から空が見えるシーンでは、葉っぱが白飛びしてスカスカになってしまっている。
JVC「GC-XA2」で撮影した画像のキャプチャー
並木道から開けた道に出るシーンでは、空の色や雲の模様などを描きつつ、暗いながらも木々のディテールを描き分けている。
全体的に白っちゃけてしまっているのと、眠いのが残念。ほんのちょっとパラメーターをいじるだけでガラっと印象が変わるのではないかと感じた。
<画質検証>PANASONIC「HX-A100」
■色再現に独特の個性がある
HX-A100は、正直言ってパナソニックの家庭用ビデオカメラに見られる悪いところが出ているように感じた。3MOSセンサーを搭載する同社のビデオカメラ「愛情サイズシリーズ」は色の再現性の高さが強みなのにもかかわらず、このモデルは“記憶色”に寄りすぎている感がある。
「HX-A100」を頭部に装着して撮影した動画。やはりYouTube上で再エンコード/圧縮されたものなので参考程度に視聴してほしい。
木々の緑がよりいっそう青々としていて印象的だが、筆者が撮影した際に見た色とは明らかに異なる。銀杏が「黄色」ではなく「緑寄りの黄緑」になっていたのはこのモデルだけだ。
PANASONIC「HX-A100」で撮影した画像のキャプチャー
ディテールも描かれているものの、やはり少しつぶれている感がある。路面などに出る圧縮ノイズも気になった。
■やや“眠い”が階調豊かでディテール表現も良好
GC-XA2は、一言で言うと「惜しい」。階調性が豊かでディテールも細かく描かれているのだが、HERO 3のようなシャープネスがないため、全体的に“眠い”感じの映像となっている。並木の葉っぱや石畳、植え込みなどのディテールも描かれているため、印象が薄いのが惜しい。
下の画像は「GC-XA2」をチェストハーネスマウントに装着して撮影した動画だ。こちらもYouTube上で再エンコード/圧縮されたものなので参考程度に視聴してほしい。
銀杏並木の葉の色の再現性はなかなか良い。ただし全体的に露出がオーバー気味で、銀杏並木から空が見えるシーンでは、葉っぱが白飛びしてスカスカになってしまっている。
並木道から開けた道に出るシーンでは、空の色や雲の模様などを描きつつ、暗いながらも木々のディテールを描き分けている。
全体的に白っちゃけてしまっているのと、眠いのが残念。ほんのちょっとパラメーターをいじるだけでガラっと印象が変わるのではないかと感じた。
<画質検証>PANASONIC「HX-A100」
■色再現に独特の個性がある
HX-A100は、正直言ってパナソニックの家庭用ビデオカメラに見られる悪いところが出ているように感じた。3MOSセンサーを搭載する同社のビデオカメラ「愛情サイズシリーズ」は色の再現性の高さが強みなのにもかかわらず、このモデルは“記憶色”に寄りすぎている感がある。
「HX-A100」を頭部に装着して撮影した動画。やはりYouTube上で再エンコード/圧縮されたものなので参考程度に視聴してほしい。
木々の緑がよりいっそう青々としていて印象的だが、筆者が撮影した際に見た色とは明らかに異なる。銀杏が「黄色」ではなく「緑寄りの黄緑」になっていたのはこのモデルだけだ。
ディテールも描かれているものの、やはり少しつぶれている感がある。路面などに出る圧縮ノイズも気になった。