公開日 2018/06/20 12:00
聴きどころをインタビュー
声優・駒形友梨さんに質問! 1stシングル「トマレのススメ」をハイレゾで聴くおススメのポイントは?
編集部:押野 由宇
声優・駒形友梨さんがソロアーティストとしてデビューしました!
記念すべき1stシングルのタイトルは『トマレのススメ』。こちらは本日6月20日にCDが発売しましたが、moraでは同日からハイレゾ配信も独占先行で行われます(他のサービスでは6月27日から配信)。
ということで、駒形さんに突撃取材を敢行。取材時にギリギリ間に合った、出来たてホヤホヤのハイレゾ版『トマレのススメ』を聴いていただき、その感想をうかがいました。
ーーソロアーティストとしてのデビュー、おめでとうございます。駒形さんはデビューのお話はいつごろ知りましたか?
駒形:去年の秋くらい、マネージャーさんに「こういう話が進んでるんだけど、まだ決定じゃないからちょっと待ってて」と言われたんです(笑)。ソワソワしながら過ごしていたら、正式に決まってデビューできることになって。だから、「良かった、本当に決まった!」という安心感が強かったです。
ーー決まるまでの間は落ち着かないですよね。
駒形:「決まると良いな・・・(遠い目)」みたいな状態でしたね(笑)。プリキュア(キラキラ☆プリキュアアラモード)のときはパッと決まったので、色んな人に「歌うことになったよ!」って伝えていたんです。でも今回はスーッ・・・とした導入だったので、伝えたつもりで伝えていない人が結構いて。妹にも「なんで私に教えてくれないの!」って言われました。
ーー「あれ、言ってなかったっけ?」という状態ですね。とは言え駒形さんにとっては、とても大きな出来事だったのではないでしょうか。
駒形:小さい頃から歌が好きで、キャラクターの声も歌もどちらもやりたい、ということが声優を目指すきっかけでした。本当に、待ちに待ったデビューですね。
ーーご自身の楽曲を最初に聴いたときの印象は?
駒形:デモ曲が3つ用意されていて、『トマレのススメ』はそのうちの1つだったんです。私はアコースティックのキレイな楽曲が好きなんですが、その感じを汲み取っていただいて、前奏のストリングスだったり本当に私好みの曲になっていたんです。「この曲を歌いたい」というのが最初の印象で、実際に3曲とも歌ってみてもその印象は変わらなかったので、そのまま『トマレのススメ』に決まりました。
ーーではその最初の出会いを経て、完成した『トマレのススメ』を聴いたときはいかがでしたか?
駒形:難しいところもありましたが、苦労した分だけ出来上がったときには嬉しかったですね。完成した曲を聴いた周りのスタッフさんが「良いね」と言ってくれたときの表情を見て、ドキドキしていた気持ちが少しずつ安心に変わっていきました。ただ、感動したんですが、実感はそのときにはまだなかったです。「これが私のデビューシングルになる、の?」みたいな(笑)。
ーー案外、やり終えた直後というのは、そういったものなのかもしれませんね。
駒形:むしろいま、収録される全曲を録り終わって、発売に向けて皆さんに情報をひとつひとつお伝えする度に、実感が湧いてきています。
ーー『トマレのススメ』のお気に入りのポイントはどこになりますか?
駒形:もともとは全然違う歌詞が入っていたんです。歌詞はこれから書くということで希望を聞かれたので、「1対1の、距離が近い歌詞が良いです」とお願いしました。例えば “君” と “僕” だったり、相手に語りかけるような歌詞。そっと背中を押してくれるような、温かい言葉が散りばめられた、歌っていて表現がしやすい私の好きな歌詞に仕上げていただけました。
ーーレコーディングにあたって、特に大変だったところなどはありますか?
駒形:サビで突き抜けるところが気持ちいいんですが、サビのテンポが速くてついていけなかったんですよ。よれちゃったり、思うように行かなくって。ですので、実は最初のテンポより少し遅くなっているんです。それでも、プリキュアで高いキーの速い曲を歌わせていただいていたので、「その経験があるからこそ、この曲が歌えるんだな」と、一つの集大成のように感じています。ニュアンスに関してはお任せいただけたので、いかに良いところを出していけるか、自分との戦いでした。今までやってきたことを集中して出すことができた、納得の行く作品になりました。
ーー愛着もひとしおですね。
駒形:スタッフさん達もたくさん力を注いでくれた、色んな人の気持ちがギュッと入った楽曲なので、本当に大事にしていきたいな、と思います。
ーー収録される他の楽曲についてもお聞きしたいのですが、2曲目『Lonely Blue が終わる頃には』はガラッと雰囲気が変わりますね。
駒形:ファンの方もビックリされたと思います(笑)。でも、ハマる人にはとことんハマるみたいで、「ずっと繰り返して聴いている」という方もいて嬉しいです!
ーー歌うにあたって、『トマレのススメ』とこれだけ違うと、難しかったりしたのでは?
駒形:それが、自分でカラオケに行ったりするときにはスローなバラードや歌謡曲を歌ったりするので、むしろホームというか、歌いやすかったですね。だから最初は大人っぽい感じで歌おうとしていたんですけど、「楽曲がムーディーだから駒形さんの歌はあえてポップで」といったディレクションがあったんです。ですので、可愛い成分多めで歌っています。
ーー確かに、楽曲も歌も両方ムーディーだと、大人過ぎる感じになりそうですね。
駒形:玄人向けになっちゃいますよね(笑)。結果として、より多くの人に聴いていただきやすい楽曲になったんじゃないかと思います。
ーー3曲目の『はじめからきっと』についてはいかがでしょう?
駒形:爽やかで可愛い、片思いの曲なんです。授業とか教室とか、自分としては懐かしい、薄れゆく記憶のなかにあるワードを一生懸命引っ張ってきて歌いました(笑)。最初は「こんなに可愛い曲が歌えるのかな」と思ったりしたんですが、キャラクターソングやプリキュアの楽曲で、その世界に寄り添って歌うということをやってきたこともあって、自然に入り込むことができたように思います。
記念すべき1stシングルのタイトルは『トマレのススメ』。こちらは本日6月20日にCDが発売しましたが、moraでは同日からハイレゾ配信も独占先行で行われます(他のサービスでは6月27日から配信)。
ということで、駒形さんに突撃取材を敢行。取材時にギリギリ間に合った、出来たてホヤホヤのハイレゾ版『トマレのススメ』を聴いていただき、その感想をうかがいました。
駒形友梨〜Profile〜 声優としてスペースクラフト・エンタテインメントに所属し、『アイドルマスター ミリオンライブ!』(高山紗代子役) 、『八月のシンデレラナイン』(坂上芽衣役)、『未確認で進行形』(三峰白雪役) などに出演。第5回全日本アニソングランプリ東京予選大会で優勝、2017年にアニメ『キラキラ☆プリキュアアラモード』の主題歌を担当するなど歌唱力に定評があり、今回ロッカンミュージックより、自身も真島さん役として出演するアニメ『踏切時間』主題歌の『トマレのススメ』でデビューする。 |
ーーソロアーティストとしてのデビュー、おめでとうございます。駒形さんはデビューのお話はいつごろ知りましたか?
駒形:去年の秋くらい、マネージャーさんに「こういう話が進んでるんだけど、まだ決定じゃないからちょっと待ってて」と言われたんです(笑)。ソワソワしながら過ごしていたら、正式に決まってデビューできることになって。だから、「良かった、本当に決まった!」という安心感が強かったです。
ーー決まるまでの間は落ち着かないですよね。
駒形:「決まると良いな・・・(遠い目)」みたいな状態でしたね(笑)。プリキュア(キラキラ☆プリキュアアラモード)のときはパッと決まったので、色んな人に「歌うことになったよ!」って伝えていたんです。でも今回はスーッ・・・とした導入だったので、伝えたつもりで伝えていない人が結構いて。妹にも「なんで私に教えてくれないの!」って言われました。
ーー「あれ、言ってなかったっけ?」という状態ですね。とは言え駒形さんにとっては、とても大きな出来事だったのではないでしょうか。
駒形:小さい頃から歌が好きで、キャラクターの声も歌もどちらもやりたい、ということが声優を目指すきっかけでした。本当に、待ちに待ったデビューですね。
ーーご自身の楽曲を最初に聴いたときの印象は?
駒形:デモ曲が3つ用意されていて、『トマレのススメ』はそのうちの1つだったんです。私はアコースティックのキレイな楽曲が好きなんですが、その感じを汲み取っていただいて、前奏のストリングスだったり本当に私好みの曲になっていたんです。「この曲を歌いたい」というのが最初の印象で、実際に3曲とも歌ってみてもその印象は変わらなかったので、そのまま『トマレのススメ』に決まりました。
ーーではその最初の出会いを経て、完成した『トマレのススメ』を聴いたときはいかがでしたか?
駒形:難しいところもありましたが、苦労した分だけ出来上がったときには嬉しかったですね。完成した曲を聴いた周りのスタッフさんが「良いね」と言ってくれたときの表情を見て、ドキドキしていた気持ちが少しずつ安心に変わっていきました。ただ、感動したんですが、実感はそのときにはまだなかったです。「これが私のデビューシングルになる、の?」みたいな(笑)。
ーー案外、やり終えた直後というのは、そういったものなのかもしれませんね。
駒形:むしろいま、収録される全曲を録り終わって、発売に向けて皆さんに情報をひとつひとつお伝えする度に、実感が湧いてきています。
ーー『トマレのススメ』のお気に入りのポイントはどこになりますか?
駒形:もともとは全然違う歌詞が入っていたんです。歌詞はこれから書くということで希望を聞かれたので、「1対1の、距離が近い歌詞が良いです」とお願いしました。例えば “君” と “僕” だったり、相手に語りかけるような歌詞。そっと背中を押してくれるような、温かい言葉が散りばめられた、歌っていて表現がしやすい私の好きな歌詞に仕上げていただけました。
ーーレコーディングにあたって、特に大変だったところなどはありますか?
駒形:サビで突き抜けるところが気持ちいいんですが、サビのテンポが速くてついていけなかったんですよ。よれちゃったり、思うように行かなくって。ですので、実は最初のテンポより少し遅くなっているんです。それでも、プリキュアで高いキーの速い曲を歌わせていただいていたので、「その経験があるからこそ、この曲が歌えるんだな」と、一つの集大成のように感じています。ニュアンスに関してはお任せいただけたので、いかに良いところを出していけるか、自分との戦いでした。今までやってきたことを集中して出すことができた、納得の行く作品になりました。
ーー愛着もひとしおですね。
駒形:スタッフさん達もたくさん力を注いでくれた、色んな人の気持ちがギュッと入った楽曲なので、本当に大事にしていきたいな、と思います。
ーー収録される他の楽曲についてもお聞きしたいのですが、2曲目『Lonely Blue が終わる頃には』はガラッと雰囲気が変わりますね。
駒形:ファンの方もビックリされたと思います(笑)。でも、ハマる人にはとことんハマるみたいで、「ずっと繰り返して聴いている」という方もいて嬉しいです!
ーー歌うにあたって、『トマレのススメ』とこれだけ違うと、難しかったりしたのでは?
駒形:それが、自分でカラオケに行ったりするときにはスローなバラードや歌謡曲を歌ったりするので、むしろホームというか、歌いやすかったですね。だから最初は大人っぽい感じで歌おうとしていたんですけど、「楽曲がムーディーだから駒形さんの歌はあえてポップで」といったディレクションがあったんです。ですので、可愛い成分多めで歌っています。
ーー確かに、楽曲も歌も両方ムーディーだと、大人過ぎる感じになりそうですね。
駒形:玄人向けになっちゃいますよね(笑)。結果として、より多くの人に聴いていただきやすい楽曲になったんじゃないかと思います。
ーー3曲目の『はじめからきっと』についてはいかがでしょう?
駒形:爽やかで可愛い、片思いの曲なんです。授業とか教室とか、自分としては懐かしい、薄れゆく記憶のなかにあるワードを一生懸命引っ張ってきて歌いました(笑)。最初は「こんなに可愛い曲が歌えるのかな」と思ったりしたんですが、キャラクターソングやプリキュアの楽曲で、その世界に寄り添って歌うということをやってきたこともあって、自然に入り込むことができたように思います。
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