公開日 2016/07/27 18:13
話題のハイレゾ対応モデルも登場
次号の『オーディオアクセサリー』では福田雅光氏によるCDラジオ試聴を実施
季刊オーディオアクセサリー編集部
季刊オーディオアクセサリー誌にて、「旬の音本舗 福田屋」「ケーブル十番勝負」などの人気連載を持つオーディオ評論家、福田雅光氏。40年を超えるオーディオ評論のキャリアを持ち、自作派のオーディオマニアからも高い支持を集める同氏から、ある日オーディオアクセサリー編集部に、こんな電話がかかってきました。
福田屋「最近、CDラジオが面白い!ぜひ『オーディオアクセサリー』でも取材するべきだ!」
― CDラジオ? CDラジカセみたいなものですか?
福田屋「ひとむかし前で言うところのCDラジカセのことですが、最近のものはカセットがないから、CDラジオ。最近はハイレゾ対応を謳ったモデルも登場してきていて、かなり面白い分野になってきてると感じています」
大変な意気込みを感じた編集部は、早速福田氏のご自宅にお伺いして、その真意を尋ねてみることに。
福田屋「昨年中国に取材にいった際に、TECSUNという小型ラジオを見つけて、この音の素晴らしさに感動したんです(※日本未発売)。中国製などと言ってバカにしてはいけません。いまは大変な技術力を持っているメーカーも増えてきているのです。これはCDはかかりませんが、ラジオとしてはもちろん、SDカードに入れた音源を再生することができます。この時から、小型のシステムに関心を持つようになったのです」
― なるほど、それは納得です。でもなぜこのタイミングに?
福田屋「毎朝Phile-webをチェックするのが日課なのですが、そのなかで、AUREXの復活のニュース、そしてその動画レポートが大変な注目を集めているのを見たんです(該当記事)。facebookのいいね!を500以上集めるなんて、こんなに注目されているものを取り上げないわけには行かないと思いました」
― 確かにAUREXのモデルは話題を集めています。
福田屋「きちんと音楽を聴く時は、オーディオルームのしっかりしたシステムで聴きたいでしょう。でもちょっと買ってきたCDを聴きたいとか、ちょっとなんか音楽が欲しいな?という時に、そういう大きなシステムは、逆に大変です。そういう人のためのサブシステムとして、リビングなどにおいて家族とも共有できるような、そういうアイテムを提案したいと考えてました。
それに、もうひとつ理由があります。昨年末からワイドFMといって、AM放送の内容がFMでも聴けるようになっています。東京近郊では文化放送、ニッポン放送、TBSラジオが聴取できますが、この音が非常に良いのです。これまでのFM放送のクオリティを凌駕するといってもいいかもしれません」
CDもラジオもまだまだ進化している、まさにこのタイミングだからこそCDラジオを取り上げる意義が大いにある、と熱く語る福田氏。
そんなわけで次号の「オーディオアクセサリー」(8月21日発売)では、福田氏推薦のCDラジオ5機種の試聴レポートを行いました。
CDラジオとひとくちに言っても、音の方向性はもちろん、機能面や使い勝手もメーカーによってさまざまな趣向が凝らされています。価格も数万円からと気軽に楽しめるモデルも登場してきています。メインシステムとは違う形で楽しめるコンパクトオーディオの音質と選び方のポイントを、福田氏が解説いたします。
前代未聞(?)の福田雅光氏によるCDラジオ試聴レポートは、8月21日発売の「オーディオアクセサリー」をご覧ください!
福田屋「最近、CDラジオが面白い!ぜひ『オーディオアクセサリー』でも取材するべきだ!」
― CDラジオ? CDラジカセみたいなものですか?
福田屋「ひとむかし前で言うところのCDラジカセのことですが、最近のものはカセットがないから、CDラジオ。最近はハイレゾ対応を謳ったモデルも登場してきていて、かなり面白い分野になってきてると感じています」
大変な意気込みを感じた編集部は、早速福田氏のご自宅にお伺いして、その真意を尋ねてみることに。
福田屋「昨年中国に取材にいった際に、TECSUNという小型ラジオを見つけて、この音の素晴らしさに感動したんです(※日本未発売)。中国製などと言ってバカにしてはいけません。いまは大変な技術力を持っているメーカーも増えてきているのです。これはCDはかかりませんが、ラジオとしてはもちろん、SDカードに入れた音源を再生することができます。この時から、小型のシステムに関心を持つようになったのです」
― なるほど、それは納得です。でもなぜこのタイミングに?
福田屋「毎朝Phile-webをチェックするのが日課なのですが、そのなかで、AUREXの復活のニュース、そしてその動画レポートが大変な注目を集めているのを見たんです(該当記事)。facebookのいいね!を500以上集めるなんて、こんなに注目されているものを取り上げないわけには行かないと思いました」
― 確かにAUREXのモデルは話題を集めています。
福田屋「きちんと音楽を聴く時は、オーディオルームのしっかりしたシステムで聴きたいでしょう。でもちょっと買ってきたCDを聴きたいとか、ちょっとなんか音楽が欲しいな?という時に、そういう大きなシステムは、逆に大変です。そういう人のためのサブシステムとして、リビングなどにおいて家族とも共有できるような、そういうアイテムを提案したいと考えてました。
それに、もうひとつ理由があります。昨年末からワイドFMといって、AM放送の内容がFMでも聴けるようになっています。東京近郊では文化放送、ニッポン放送、TBSラジオが聴取できますが、この音が非常に良いのです。これまでのFM放送のクオリティを凌駕するといってもいいかもしれません」
CDもラジオもまだまだ進化している、まさにこのタイミングだからこそCDラジオを取り上げる意義が大いにある、と熱く語る福田氏。
そんなわけで次号の「オーディオアクセサリー」(8月21日発売)では、福田氏推薦のCDラジオ5機種の試聴レポートを行いました。
CDラジオとひとくちに言っても、音の方向性はもちろん、機能面や使い勝手もメーカーによってさまざまな趣向が凝らされています。価格も数万円からと気軽に楽しめるモデルも登場してきています。メインシステムとは違う形で楽しめるコンパクトオーディオの音質と選び方のポイントを、福田氏が解説いたします。
前代未聞(?)の福田雅光氏によるCDラジオ試聴レポートは、8月21日発売の「オーディオアクセサリー」をご覧ください!
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