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公開日 2016/12/19 15:10
来夏には4K HDR対応機も登場予定
1台でAndroidTV/GoogleCast/Wi-Fiルーターになるスティック端末「Air Stick」。aptX HDも対応予定
編集部:小野佳希
CCC AIR(株)は、新動画配信サービス「TSUTAYA movie」(関連ニュース)の視聴を始めとするスマートTV機能やGoogle Castによるスマートフォンミラーリング、Wi-Fiルーター機能をあわせ持ったスティック型Android TV端末「Air Stick」を発表。12月20日よりeイヤホンで先行発売する。全国のTSUTAYA店頭での販売は2017年3月より開始予定。価格は9,800円(税抜)。
■Snapdragon搭載などハイスペック。来夏に4K HDR対応機も
テレビに挿すことで動画配信やゲームアプリなどの各種スマートTV機能を利用できるようになるスティック型端末。端末本体、音声検索用マイクを搭載したリモコン、有線LANポートも備えるACアダプター、本体をテレビに直接挿入しにくい場合用のHDMIアダプターがセットになっている。
なお映像配信はフルHDまでで、4Kには非対応。ただし60p対応のため、例えばYouTubeの4K/60p作品を2K/60pにダウンコンバートして視聴するなどといったことができる。また2017年初夏を目処に、4K HDR対応の上位モデルを発売する予定だ。
同社では、本製品についてAmazon「Fire TV Stick」とGoogle「Chromecast」、そしてWi-Fiルーターという3つの商品を併せた機能を持ち、これを様々な面でさらにパワーアップさせたものだと紹介。
OSにAndroid 6.0、チップセットにクアルコム「Snapdragon 410」と「Adreno A306」を採用し、1GB RAMと8GBのストレージ容量を搭載している。これらを理由に「CPU、GPU、3D性能でFire TV Stickの2倍の性能を持っている」とした。また、世界最小のAndroid TV端末とも説明している。
なお本機はレオパレスの賃貸物件入居者用に7月から先行展開している「Life Stick」から入居者用の機能を省くなどした一般ユーザー向けモデル。ハードウェアスペックは同一だが、「Life Stick」がAndroid 5.1であるのに対し、本機はAndroid 6.0である点などが主な違い。
■新たな映像配信サービス「TSUTAYA movie」も用意
Air Stickにあわせて、新たな映像配信サービス「TSUTAYA movie powerd by U-NEXT」もリリース。アプリとしてプリインし、Air Stickから利用できるようにしている。
音声検索機能は、TSUTAYA movieやYouTubeなど各アプリを横断してコンテンツを検索可能。これとは別に、TSUTAYA movie内だけの作品検索に特化した音声検索機能も備えている。
また、同サービスをANAマイレージクラブ会員向けにカスタマイズした「ANAシアター」や、AbemaTV、hulu、GYAO!、YouTubeといった映像配信サービス、そして定額聴き放題音楽配信サービスのAWAの各アプリもプリインストールされている。
CCC AIRはカルチュア・コンビニエンス・クラブグループだが、ともにテレビプラットフォームを盛り上げていくため、アライアンス先を広く募集したのだという。なお、もちろんGoogle Playストアから好みのアプリをインストールして利用することもできる。
なお、本機の使用にあたっては初期設定でのGoogleアカウント登録をスキップすることも可能。TSUTAYA movieなどプリインアプリを使うだけであれば、Googleアカウントを登録しなくてもよい。
■BluetoothはaptX HDにも対応予定
Wi-Fiによって無線でインターネットに接続可能だが、前述のようにACアダプターには有線接続用のLANポートも装備。高品質な映像を楽しむために、大容量のデータ通信を安定して行えるようにも配慮している。
Wi-Fiルーターとして、8台までの端末と接続可能。Bluetooth機能はaptXコーデックにも対応し、2017年3月にはアップデートでaptX HDへの対応も予定している。
なお、ITリテラシーの高くないユーザーにも使いやすいよう配慮し、ホーム画面の右上にSSIDとパスワードをデフォルトで表示。本表示は発売時はオフにできないが、今後のアップデートでオフにできるようにすることも検討している。また、同じく2017年3月には、本製品とデザインをあわせてHORIが開発したBlutoothゲームコントローラーも発売する。
同社CTOの福崎伸也氏は、「市場を盛り上げるため、競合アプリであってもユーザーが欲しているのであれば我々もプッシュしていく」とコメント。また「端末も拡張していくし、周辺機器もアップデートしていく。ソフトウェアも1ヶ月に1回くらい更新してどんどん機能を拡張していく」とした。
■TSUTAYA movieはレンタルと見放題の2プラン。アダルト見放題プランも
「TSUTAYA movie」では、作品ごとのレンタルと、月額950円(税抜)での見放題プランを用意。見放題プランでは、月額1,950円(税抜)でアダルト作品も見られるプランも用意している。なおアダルト作品は各レーベルの作品が視聴できる。
サービスイン時点でレンタル用に約5万タイトル、見放題用に約5万タイトルの合計10万タイトルを用意。カラオケコンテンツなどは含まず、これだけの作品数をラインナップしているという。
配信コンテンツの画質は500Kbps/1Mbps/1.5Mbps/3Mbos/8Mbpsの5段階で、ユーザーの回線状況に合わせて最適なものを自動で選択。将来的にはアップデートによってユーザー自身で画質レベルを選択できるようにもする予定。
前述の福崎氏は、「映像配信サービスとしては後発になるので、プレーヤー機能の作り込みなどはこだわった。先行している他社サービスの“いいとこ取り”のような完成度になっている」とコメント。早送り/早戻しでは10秒ごとにサムネイル付きでシーンを検索できるようにして好みのシーンを見つけやすくするなどしている。
また、例えば洋画においては英語版と日本語版をそれぞれ別で用意している他社サービスもあるが、TSUTAYA movieでは1作品内に両言語を内包。視聴途中でも言語を切り替えて視聴を続けることができる。そのほか作品選択時などの画面スクロールも、滑らかかつスピーディーに行えるようにするなどもしている。
なお、従来のTSUTAYA TVとはまったくの別サービスであり、アカウントの共通利用などはできない。
■Snapdragon搭載などハイスペック。来夏に4K HDR対応機も
テレビに挿すことで動画配信やゲームアプリなどの各種スマートTV機能を利用できるようになるスティック型端末。端末本体、音声検索用マイクを搭載したリモコン、有線LANポートも備えるACアダプター、本体をテレビに直接挿入しにくい場合用のHDMIアダプターがセットになっている。
なお映像配信はフルHDまでで、4Kには非対応。ただし60p対応のため、例えばYouTubeの4K/60p作品を2K/60pにダウンコンバートして視聴するなどといったことができる。また2017年初夏を目処に、4K HDR対応の上位モデルを発売する予定だ。
同社では、本製品についてAmazon「Fire TV Stick」とGoogle「Chromecast」、そしてWi-Fiルーターという3つの商品を併せた機能を持ち、これを様々な面でさらにパワーアップさせたものだと紹介。
OSにAndroid 6.0、チップセットにクアルコム「Snapdragon 410」と「Adreno A306」を採用し、1GB RAMと8GBのストレージ容量を搭載している。これらを理由に「CPU、GPU、3D性能でFire TV Stickの2倍の性能を持っている」とした。また、世界最小のAndroid TV端末とも説明している。
なお本機はレオパレスの賃貸物件入居者用に7月から先行展開している「Life Stick」から入居者用の機能を省くなどした一般ユーザー向けモデル。ハードウェアスペックは同一だが、「Life Stick」がAndroid 5.1であるのに対し、本機はAndroid 6.0である点などが主な違い。
■新たな映像配信サービス「TSUTAYA movie」も用意
Air Stickにあわせて、新たな映像配信サービス「TSUTAYA movie powerd by U-NEXT」もリリース。アプリとしてプリインし、Air Stickから利用できるようにしている。
音声検索機能は、TSUTAYA movieやYouTubeなど各アプリを横断してコンテンツを検索可能。これとは別に、TSUTAYA movie内だけの作品検索に特化した音声検索機能も備えている。
また、同サービスをANAマイレージクラブ会員向けにカスタマイズした「ANAシアター」や、AbemaTV、hulu、GYAO!、YouTubeといった映像配信サービス、そして定額聴き放題音楽配信サービスのAWAの各アプリもプリインストールされている。
CCC AIRはカルチュア・コンビニエンス・クラブグループだが、ともにテレビプラットフォームを盛り上げていくため、アライアンス先を広く募集したのだという。なお、もちろんGoogle Playストアから好みのアプリをインストールして利用することもできる。
なお、本機の使用にあたっては初期設定でのGoogleアカウント登録をスキップすることも可能。TSUTAYA movieなどプリインアプリを使うだけであれば、Googleアカウントを登録しなくてもよい。
■BluetoothはaptX HDにも対応予定
Wi-Fiによって無線でインターネットに接続可能だが、前述のようにACアダプターには有線接続用のLANポートも装備。高品質な映像を楽しむために、大容量のデータ通信を安定して行えるようにも配慮している。
Wi-Fiルーターとして、8台までの端末と接続可能。Bluetooth機能はaptXコーデックにも対応し、2017年3月にはアップデートでaptX HDへの対応も予定している。
なお、ITリテラシーの高くないユーザーにも使いやすいよう配慮し、ホーム画面の右上にSSIDとパスワードをデフォルトで表示。本表示は発売時はオフにできないが、今後のアップデートでオフにできるようにすることも検討している。また、同じく2017年3月には、本製品とデザインをあわせてHORIが開発したBlutoothゲームコントローラーも発売する。
同社CTOの福崎伸也氏は、「市場を盛り上げるため、競合アプリであってもユーザーが欲しているのであれば我々もプッシュしていく」とコメント。また「端末も拡張していくし、周辺機器もアップデートしていく。ソフトウェアも1ヶ月に1回くらい更新してどんどん機能を拡張していく」とした。
■TSUTAYA movieはレンタルと見放題の2プラン。アダルト見放題プランも
「TSUTAYA movie」では、作品ごとのレンタルと、月額950円(税抜)での見放題プランを用意。見放題プランでは、月額1,950円(税抜)でアダルト作品も見られるプランも用意している。なおアダルト作品は各レーベルの作品が視聴できる。
サービスイン時点でレンタル用に約5万タイトル、見放題用に約5万タイトルの合計10万タイトルを用意。カラオケコンテンツなどは含まず、これだけの作品数をラインナップしているという。
配信コンテンツの画質は500Kbps/1Mbps/1.5Mbps/3Mbos/8Mbpsの5段階で、ユーザーの回線状況に合わせて最適なものを自動で選択。将来的にはアップデートによってユーザー自身で画質レベルを選択できるようにもする予定。
前述の福崎氏は、「映像配信サービスとしては後発になるので、プレーヤー機能の作り込みなどはこだわった。先行している他社サービスの“いいとこ取り”のような完成度になっている」とコメント。早送り/早戻しでは10秒ごとにサムネイル付きでシーンを検索できるようにして好みのシーンを見つけやすくするなどしている。
また、例えば洋画においては英語版と日本語版をそれぞれ別で用意している他社サービスもあるが、TSUTAYA movieでは1作品内に両言語を内包。視聴途中でも言語を切り替えて視聴を続けることができる。そのほか作品選択時などの画面スクロールも、滑らかかつスピーディーに行えるようにするなどもしている。
なお、従来のTSUTAYA TVとはまったくの別サービスであり、アカウントの共通利用などはできない。