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公開日 2017/04/18 11:31
上位モデルも同時発売

BOSE、360度サウンドのBluetoothスピーカー「SoundLink Revolve」

編集部:押野 由宇
ボーズは、同社が展開するBluetoothスピーカー「SoundLink」シリーズとして、360度スピーカー「SoundLink Revolve Bluetooth speaker(以下、SoundLink Revolve)」と「SoundLink Revolve+ Bluetooth speaker(以下、SoundLink Revolve+)」を4月28日(金)より発売する。価格はSoundLink Revolveが25,000円(税抜)、SoundLink Revolve+が35,000円(税抜)。なお本日4月18日より、事前予約を開始している(SoundLink Revolveの速報レビュー)。

SoundLink Revolve(ラックスグレー)

SoundLink Revolve+(ラックスグレー)

SoundLink Revolveは、ボディサイズ、音、バッテリー駆動の関係をゼロから見直し、まったく新しい構造の音響パッケージを開発したという360度Bluetoothスピーカー。

基本構造は、2基のパッシブラジエーターを向かい合わせに設置した「デュアル・オポージング・パッシブラジエーター」、下向きにセットされた超高効率トランスデューサー、そこから出た音を受けて拡散する新開発の音響デフレクターから構成。また、エンクロージャー内の空気圧をコントロールして歪みを除去する構造体「圧力弁」も効果を発揮し、深く豊かな低音と全方向に均一に広がるサウンドを実現したとしている。

SoundLink Revolveスピーカーの内部構造

筐体は一体成型による円筒形のアルミ製エンクロージャーで、アウトドアユースも想定したIPX4準拠の防滴仕様。こすったりぶつけたりした場合でもキズがつきにくい堅牢性を備えているとしている。底面にはネジ穴(1/4-20 UNC)を備えるため、三脚などに設置することが可能。カラーはラックスグレーとトリプルブラックの2色をラインナップ。

カラーはラックスグレーのほか、トリプルブラックをラインナップ

両モデルはサイズとバッテリー駆動時間が異なり、SoundLink Revolveの外形寸法は直径82×高さ152Dmm、質量は670g、バッテリー駆動時間は最大12時間。SoundLink Revolve+が直径105×高さ184mm、質量は910g、バッテリー駆動時間は最大16時間となる。また、SoundLink Revolve+には取っ手が装着されているほか、ひと回り大きな仕様とすることで、よりパワフルな音響特性を提供しているという。

SoundLink Revolve+には持ち運びや吊り下げに利用できる取っ手が装備される

無料アプリ「Bose Connect app」に対応しており、SoundLink Revolveスピーカーを2台同期させ、ステレオ信号を左右のスピーカーに振り分けステレオ再生を行う「ステレオモード」、2つのスピーカーから同じサウンドを同時に再生する「パーティモード」を選択可能。そのほか、ペアリングや基本設定なども行うことができる。

本体天面に操作ボタンを備えており、各種操作はここから行うこともできる。音声ガイダンス機能を搭載するほか、内蔵マイクによる通話、Siriからの本体起動なども可能。また、NFCによるペアリングにも対応する。

操作ボタンは本体天面に全て集約される

同社ワイヤレススピーカー部門ディレクターのグレン・ゴメス・カッサーズ氏は「これまでのSoundLinkシリーズは、業界に革新をもたらしてきました。今回の開発にあたり、そのサウンドを“改良”するのではなく、それとは劇的に違うものを一から生み出したかったのです。目指したのは、小さなボディでかつてない最高のサウンドを、一曲聴いただけで実感できることでした」とコメントしている。

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