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公開日 2017/07/28 17:59
売上高が前年同期を大きく上回り収益も大幅改善
シャープ、'17年度1Qは約145億円の黒字。前年同期の赤字274億円超から業績大幅改善
編集部:小野佳希
シャープは、平成30年3月期第1四半期(2017年4月1日〜6月30日)の連結業績を発表。売上高が前年同期を大きく上回り収益も大幅改善した結果、144億7,700万円の純利益を計上。274億円超の損失を計上した前年同期から大きく業績を回復した。
売上高は前年同期比19.6%増となる5,064億2,700万円で、営業利益および経常利益はともに171億800万円。なお前年同期は営業利益が25億1,700万円の赤字、経常利益が223億6,900万円の赤字を計上していた。
こうした好調な結果となった要因について、同社では、前年同期に比べてコストダウンおよびモデルミックスの改善が244億円、販売増によるものが220億円、体質改善が44億円、その他で7億円の増益になったと分析。売価ダウンで305億円、経費増で14億円のマイナス影響を受けたが、それらを大きく上回る増益になったとしている。
セグメント別の売上を見ると、アドバンスディスプレイシステム部門が2,496億円(前年同期比49.4%増)、スマートホーム部門が1,302億円(同4.2%増)、スマートビジネスソリューション部門が721億円(同6.9%減)、IoTエレクトロデバイス部門が832億円(同11%増)。アドバンスディスプレイシステムは前年同期では68億円の赤字を計上していたが、今期は67億円の黒字を計上するまでに至った。
なお同社では従来からセグメントの分け方を変更。従来の「ディスプレイデバイス」を「アドバンスディスプレイシステム」に、「IoT通信」と「健康・環境システム」、「エネルギーソリューション」の3部門をまとめて「スマートホーム」へ、「ビジネスソリューション」を「スマートビジネスソリューション」に、「カメラモジュール」と「電子デバイス」をまとめて「IoTエレクトロデバイス」へと変更している。
なお、上期および通期の業績予想は前回公表値を据え置き。売上高は上期で1兆1,000億円、通期で2兆5,100億円、純損益では上期250億円、通期590億円の純利益を見込んでいる。
また、中期経営計画で発表しているとおり(関連ニュース)、同社では今年度から“成長軌道への転換”を図る。人に寄り添うIoTと8Kエコシステムの構築によって、守りから攻めへ転じ、事業拡大を図っていくとしている。
売上高は前年同期比19.6%増となる5,064億2,700万円で、営業利益および経常利益はともに171億800万円。なお前年同期は営業利益が25億1,700万円の赤字、経常利益が223億6,900万円の赤字を計上していた。
こうした好調な結果となった要因について、同社では、前年同期に比べてコストダウンおよびモデルミックスの改善が244億円、販売増によるものが220億円、体質改善が44億円、その他で7億円の増益になったと分析。売価ダウンで305億円、経費増で14億円のマイナス影響を受けたが、それらを大きく上回る増益になったとしている。
セグメント別の売上を見ると、アドバンスディスプレイシステム部門が2,496億円(前年同期比49.4%増)、スマートホーム部門が1,302億円(同4.2%増)、スマートビジネスソリューション部門が721億円(同6.9%減)、IoTエレクトロデバイス部門が832億円(同11%増)。アドバンスディスプレイシステムは前年同期では68億円の赤字を計上していたが、今期は67億円の黒字を計上するまでに至った。
なお同社では従来からセグメントの分け方を変更。従来の「ディスプレイデバイス」を「アドバンスディスプレイシステム」に、「IoT通信」と「健康・環境システム」、「エネルギーソリューション」の3部門をまとめて「スマートホーム」へ、「ビジネスソリューション」を「スマートビジネスソリューション」に、「カメラモジュール」と「電子デバイス」をまとめて「IoTエレクトロデバイス」へと変更している。
なお、上期および通期の業績予想は前回公表値を据え置き。売上高は上期で1兆1,000億円、通期で2兆5,100億円、純損益では上期250億円、通期590億円の純利益を見込んでいる。
また、中期経営計画で発表しているとおり(関連ニュース)、同社では今年度から“成長軌道への転換”を図る。人に寄り添うIoTと8Kエコシステムの構築によって、守りから攻めへ転じ、事業拡大を図っていくとしている。