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公開日 2017/11/04 08:24
宮地商会では参考出展モデル多数
<ヘッドホン祭>COWON、新ハイレゾDAP「PLENUE J」&初のイヤホン「X40」/FitEar、深化したカスタムIEM「Air 2」披露
編集部:川田菜月
11月3日・4日と東京・中野サンプラザにて開催しているフジヤエービック主催「秋のヘッドフォン祭2017」。本記事では、COWON、FitEar、宮地商会、KORGの出展内容をレポートする。
■COWON
COWONは、PLENUEブランドの新ハイレゾポータブルプレーヤー「PLENUE J」と、同社初となるイヤホン「PLENUE X40」を参考出展。いずれも11月後半の発売を予定しており、価格はPLENUE Jが30,000円前後、PLENUE X40が79,000円前後を想定する。ブースではPLENUEシリーズの従来モデルも一斉に展示している。
PLENUE Jは同シリーズの最小DAP「PLENUE D」の上位モデルにあたり、オーディオ性能や内蔵メモリ、携帯性の向上など各面でアップグレードを図っている。質量は78gと非常に軽く、また低消費電力回路設計と高効率バッテリーの搭載により、2時間の充電で最大53時間の連続再生(MP3再生時、96kHz/24bitのFLAC再生時は最大27時間)を実現。カラーは濃いグレー色のMisty Oceanと、ピンクがかったJupiter Goldの2色をラインナップする。
対応フォーマットはFLAC/WAV/AIFF/ALAC/APE/MP3/WMA/OGG。エフェクフト効果に44種のプリセットと4種のユーザープリセットを備える。ディスプレイには2.8インチのタッチパネルを搭載。内蔵メモリは64GB、外部メモリは最大128GBまでのmicro SDカードに対応する。外形寸法は53.2W×102H×9.2Dmm。端子は3.5mmジャックを装備する。
PLENUE X40は同ブランド初のイヤホンで、低域×2、中域×1、高域×1と合計4基のBAドライバーを搭載している。ポタフェス夏2017でも参考出展されていたもので、その際に試聴したユーザーの声を反映してチューニングを再調整し、最終仕様を決定したとのこと。
再生周波数帯域は20Hz - 23kHz、感度は118dB、インピーダンスは35Ω@1kHz。ケーブルは着脱式で、イヤホン側端子は2pin、プレーヤー側は3.5mm金メッキプラグを装備する。
■FitEar
FitEarは当日発表会も開催されたハイブリッド型カスタムIEM「Air 2(関連ニュース)」を出展している。本機は、2015年に発表された「Air」の特長はそのままに、内部設計の見直しを図り、より深化させたという新モデル。“2”とした意味は、ダイナミックドライバーを2基搭載する点と、Airから2年経していることを指しているとのこと。
特徴は耳穴に収まる部分の短い「ショートレッグシェル」デザインの採用。ショートレッグシェルとしたことで耳穴内の空気容積を大きく取ることができ、気圧変化幅を最小限に抑えて振動板の動作規制を解消。これにより密閉空間においても、ダイナミックドライバー2枚の間にある空気を適正に動かすことができるという。
音質面では、アーティストが作り出した音楽や思いをストレートに表現する素直な音作りを目指したとしており、ダイナミックドライバーはフルレンジとして使用。BAドライバーで高域部分の表現を補完するようなイメージとのこと。また、同ブランドではイヤホン・ヘッドホンで安全に音楽を楽しむための取り組みとして「SAFE LISTENING」に参画。イベントではライブ専用イヤープラグも出展、販売している。
■宮地商会
宮地商会のブースでは、特にMEE audioのイヤホン“PINNACLE”シリーズのバランスケーブル&変換プラグセットと、MMCX端子を装備したBluetoothケーブルの試聴が人気。エントリーイヤホン「PINNACLE P2(関連ニュース)」とBluetoothケーブルのセット販売も予定しており、それぞれ単体で購入するよりも約3,000円安く購入できるとのこと。また、Dekoni Audioのイヤーチップ「MERCURY」「Gemini」の無料配布も行われており、1人につき1ペアがもらえるとのこと。
ADVANCEDからは平面磁界型ヘッドホン「ALPHA」「GT-R」を出展。ドライバーサイズはALPHAがφ96mm、GT-Rがφ65mm。いずれもダイヤフラムには複合シリコンを採用、周波数特性は20Hz - 20kHzとなる。日本での発売は2018年2月以降予定とのこと。その他、5BAドライバー搭載イヤホンやフィルター部を変更できるイヤホンなど、名称がまだ付いていないモデルも並んでいる。価格や発売日などは未定とのこと。
他にも、RHAPSODIOからは20BAドライバー搭載イヤホン「Infinity」(12月発売予定、価格未定)を出展するなど、同社取り扱いブランドから数多くの製品や参考出展モデルが並んでいる。
■KORG
KORGでは、「Nutube」と「DS-DAC-10R」の出展ブースのほか、開発中のバーチャルサラウンド技術「Acoustage Sphere」の試聴体験を実施している。
同社が独自に開発する“Acoustage”は、企業向けに提供するライセンス技術で、再生システムを実際に音響測定して最適化することで、フロント・ステレオスピーカーのみで左右の音移動表現などが可能となる。現在ヘッドホン向けに、上下左右360度方向の音表現技術を開発しており、ブースではデモ音源を試聴することができる。
■COWON
COWONは、PLENUEブランドの新ハイレゾポータブルプレーヤー「PLENUE J」と、同社初となるイヤホン「PLENUE X40」を参考出展。いずれも11月後半の発売を予定しており、価格はPLENUE Jが30,000円前後、PLENUE X40が79,000円前後を想定する。ブースではPLENUEシリーズの従来モデルも一斉に展示している。
PLENUE Jは同シリーズの最小DAP「PLENUE D」の上位モデルにあたり、オーディオ性能や内蔵メモリ、携帯性の向上など各面でアップグレードを図っている。質量は78gと非常に軽く、また低消費電力回路設計と高効率バッテリーの搭載により、2時間の充電で最大53時間の連続再生(MP3再生時、96kHz/24bitのFLAC再生時は最大27時間)を実現。カラーは濃いグレー色のMisty Oceanと、ピンクがかったJupiter Goldの2色をラインナップする。
対応フォーマットはFLAC/WAV/AIFF/ALAC/APE/MP3/WMA/OGG。エフェクフト効果に44種のプリセットと4種のユーザープリセットを備える。ディスプレイには2.8インチのタッチパネルを搭載。内蔵メモリは64GB、外部メモリは最大128GBまでのmicro SDカードに対応する。外形寸法は53.2W×102H×9.2Dmm。端子は3.5mmジャックを装備する。
PLENUE X40は同ブランド初のイヤホンで、低域×2、中域×1、高域×1と合計4基のBAドライバーを搭載している。ポタフェス夏2017でも参考出展されていたもので、その際に試聴したユーザーの声を反映してチューニングを再調整し、最終仕様を決定したとのこと。
再生周波数帯域は20Hz - 23kHz、感度は118dB、インピーダンスは35Ω@1kHz。ケーブルは着脱式で、イヤホン側端子は2pin、プレーヤー側は3.5mm金メッキプラグを装備する。
■FitEar
FitEarは当日発表会も開催されたハイブリッド型カスタムIEM「Air 2(関連ニュース)」を出展している。本機は、2015年に発表された「Air」の特長はそのままに、内部設計の見直しを図り、より深化させたという新モデル。“2”とした意味は、ダイナミックドライバーを2基搭載する点と、Airから2年経していることを指しているとのこと。
特徴は耳穴に収まる部分の短い「ショートレッグシェル」デザインの採用。ショートレッグシェルとしたことで耳穴内の空気容積を大きく取ることができ、気圧変化幅を最小限に抑えて振動板の動作規制を解消。これにより密閉空間においても、ダイナミックドライバー2枚の間にある空気を適正に動かすことができるという。
音質面では、アーティストが作り出した音楽や思いをストレートに表現する素直な音作りを目指したとしており、ダイナミックドライバーはフルレンジとして使用。BAドライバーで高域部分の表現を補完するようなイメージとのこと。また、同ブランドではイヤホン・ヘッドホンで安全に音楽を楽しむための取り組みとして「SAFE LISTENING」に参画。イベントではライブ専用イヤープラグも出展、販売している。
■宮地商会
宮地商会のブースでは、特にMEE audioのイヤホン“PINNACLE”シリーズのバランスケーブル&変換プラグセットと、MMCX端子を装備したBluetoothケーブルの試聴が人気。エントリーイヤホン「PINNACLE P2(関連ニュース)」とBluetoothケーブルのセット販売も予定しており、それぞれ単体で購入するよりも約3,000円安く購入できるとのこと。また、Dekoni Audioのイヤーチップ「MERCURY」「Gemini」の無料配布も行われており、1人につき1ペアがもらえるとのこと。
ADVANCEDからは平面磁界型ヘッドホン「ALPHA」「GT-R」を出展。ドライバーサイズはALPHAがφ96mm、GT-Rがφ65mm。いずれもダイヤフラムには複合シリコンを採用、周波数特性は20Hz - 20kHzとなる。日本での発売は2018年2月以降予定とのこと。その他、5BAドライバー搭載イヤホンやフィルター部を変更できるイヤホンなど、名称がまだ付いていないモデルも並んでいる。価格や発売日などは未定とのこと。
他にも、RHAPSODIOからは20BAドライバー搭載イヤホン「Infinity」(12月発売予定、価格未定)を出展するなど、同社取り扱いブランドから数多くの製品や参考出展モデルが並んでいる。
■KORG
KORGでは、「Nutube」と「DS-DAC-10R」の出展ブースのほか、開発中のバーチャルサラウンド技術「Acoustage Sphere」の試聴体験を実施している。
同社が独自に開発する“Acoustage”は、企業向けに提供するライセンス技術で、再生システムを実際に音響測定して最適化することで、フロント・ステレオスピーカーのみで左右の音移動表現などが可能となる。現在ヘッドホン向けに、上下左右360度方向の音表現技術を開発しており、ブースではデモ音源を試聴することができる。