ニュース
HOME > ニュース > AV&ホームシアターニュース
公開日 2017/11/15 14:55
有線イヤホンのハイエンドモデル「SE-9000HR」も同時発売
GLIDiC、1万円以下でAACコーデック対応の完全ワイヤレスイヤホン
編集部:押野 由宇
ソフトバンクセレクションが展開するオーディオブランドGLIDiCは、完全ワイヤレスイヤホン「TW-5000」および、イヤホンSEシリーズの最新モデル「SE-9000HR」を12月1日より発売する。価格はオープンだが、SoftBank SELECTION オンラインショップ販売価格はTW-5000が9,864円(税込)、SE-9000HRが19,800円(税込)。オンラインショップでは本日より予約受付を開始する。
本日11月15日、ソフトバンク コマース&サービスは、GLIDiCの新製品に関するメディア向け説明会を実施。同社コンシューマ事業本部 商品本部 ME部 部長の石川 純二氏、同事業本部コミュニケーション部 部長の岩永公就氏が登壇、説明を行った。
■ブランド初の完全ワイヤレスイヤホン「TW-5000」
TW-5000はGLIDiC初となる完全ワイヤレスイヤホンで、製品コンセプトは「全ての煩わしさからの解放」としている。φ6mmのダイナミック型ドライバーを搭載しており、筐体内の限られた空間を最大限活かした内部構造で、「ボーカルが際立つクリアな高音と豊かな中低音域を実現した」としている。VGP2018では金賞とともに、完全ワイヤレスイヤホンで唯一コスパ賞を受賞した。
Bluetooth規格は4.2に準拠し、コーデックはSBCおよびAACに対応。その対応について石川氏は「ソフトバンクではモバイルに寄り添う製品を開発しているが、GLIDiCもそれにならい、モバイルユーザーが求める品質に応えるためAAC対応を実現した」と説明した。
左右イヤホンの接続もBluetoothにより行われており、「携帯電話でも採用している筐体樹脂のなかにアンテナを埋め込む手法で、接続性を高めている」という。
本体は滑らかで有機的な曲線の「ウルトラマルチフィッティング」形状としており、心地よいフィット感と装着時の安定感を実現。カラーはホワイトとブラックの2色を展開し、グロスとマットの異なる質感で仕上げられている。
イヤホン側面のロゴがプリントされた部分がボタンとなっており、音楽再生/通話や、音量調整、曲送り/戻しといった操作が行える。またイヤホン内にマイクを搭載しており、ハンズフリー通話にも対応。高感度の小型マイクとデジタルエコーキャンセリング機能で、騒がしい環境下でもクリアな通話を可能とした。
充電用ケースは、指輪ケースのような正方形でコンパクトなもの。「女性が持っていても違和感のない、コスメティックのパッケージをモチーフにデザインした」という。またマグネットロックの採用で、片手でもスムーズな蓋の開閉が行える仕様で、その気持ち良さにもこだわったとしている。
イヤホンの収納部には深い窪みがあり、指を入れて取り出しやすいよう配慮。イヤホンとケースのカラーリングは統一されており、ケースもグロス/マットフィニッシュとなる。またケースから取り出すことで本体の電源が自動でオンになり、収納すると自動でオフになる設計となっている。
本体の連続使用時間は約3時間で、充電用ケースは約2回分の充電が可能。なお、最大充電時間は本体が約1.5時間、充電用ケースが約2時間。充電はmicroUSB(Bタイプ)端子から付属のケーブルで行える。
再生周波数帯域は20Hz〜20kHzで、インピーダンスは16Ω。音圧感度は104dB/mW(±3dB/mW)。質量は約4g。
■ハイエンドモデルとして高品質を目指した「SE-9000HR」
SE-9000HRは、ブランドが展開するワイヤードイヤホンSEシリーズ「SE-5000HR」と「SE-1000」に加わる最上位モデルで、製品コンセプトは「極み。最良の答え」。既存のハイエンドイヤホンの複雑な内部構造を独自の視点から再構築、最適化したことで、シンプルな構造ながらこれまで以上の良質なサウンドを実現したとする。こちらもVGP2018の受賞モデルだ。
GLIDiC初のデュアルドライバー構成として、中低域用にφ10mmフルレンジ、高域用にφ6mmトゥイーターのダイナミックドライバーを同軸上に配置する「フェーズマッチング・コアキシャルドライバー」を搭載。これによりマルチドライバーにおける音の位相差を限りなくゼロに近づけ、理想的な点音源を実現したとする。
また2つのドライバーとともにネットワーク回路を搭載し、それぞれのドライバーの担当音域を整理して振り分けることで、ドライバーの干渉を抑えた。そのサウンドについては「コンサートホールにいるかのような奥行きと広がりのあるサウンド」とアピールされている。
筐体は金管楽器をモチーフとしたデザインを踏襲し、アルミ素材にブラスト加工を施し光沢を抑えた。一方で、くぼみの部分はダイヤモンドカットと鏡面加工とし、イヤホンの装着時に光を反射してアクセントとなるようにデザインしている。
ケーブルはオーディオ信号とマイク/リモコン信号を完全分離した構造に基づく、銀コート高純度4NOFCケーブルによる「ノイズレス・ハイブリッド・ワイヤリング」を採用。iOS/Androidに両対応するリモコンを装備してスマートフォン接続での利便性を高めながら、ノイズを極限まで抑えた音質優位な設計としている。
またケーブル端子はMMCXが採用されており、交換も可能。ケーブル長はスマートフォンユーザーに最適な長さを研究、1.1mとした。接続端子はφ3.5mmステレオ4極ミニプラグ(L型)。
「遮音性と装着性にこだわるユーザーにも満足いただけるように」と、イヤーピースにはXS/S/M/Lのシリコン製イヤーピースのほか、Comply製ウレタンイヤーピース(Ts-500M)を付属。再生周波数帯域は5Hz〜45kHzで、インピーダンスは17.5Ω、音圧感度は106dB/mW。質量は22.5g。
発表会で岩永氏は、「ステレオヘッドホンの市場が横ばいで推移するなか、GLIDiCは売上を成長させている。これからもお客様のニーズを満たす、モバイルに最適な音を追求していきたい」とアピール。
また「『iPhone X』にも最適なBluetooth接続の完全ワイヤレスイヤホンTW-5000、ハイレゾでは『XPERIA XZ1』などの対応モデルに最適なSE-9000HRを冬モデルとして、従来モデルと合わせた製品群を展開していきたい」と充実したラインナップに触れた。
本日11月15日、ソフトバンク コマース&サービスは、GLIDiCの新製品に関するメディア向け説明会を実施。同社コンシューマ事業本部 商品本部 ME部 部長の石川 純二氏、同事業本部コミュニケーション部 部長の岩永公就氏が登壇、説明を行った。
■ブランド初の完全ワイヤレスイヤホン「TW-5000」
TW-5000はGLIDiC初となる完全ワイヤレスイヤホンで、製品コンセプトは「全ての煩わしさからの解放」としている。φ6mmのダイナミック型ドライバーを搭載しており、筐体内の限られた空間を最大限活かした内部構造で、「ボーカルが際立つクリアな高音と豊かな中低音域を実現した」としている。VGP2018では金賞とともに、完全ワイヤレスイヤホンで唯一コスパ賞を受賞した。
Bluetooth規格は4.2に準拠し、コーデックはSBCおよびAACに対応。その対応について石川氏は「ソフトバンクではモバイルに寄り添う製品を開発しているが、GLIDiCもそれにならい、モバイルユーザーが求める品質に応えるためAAC対応を実現した」と説明した。
左右イヤホンの接続もBluetoothにより行われており、「携帯電話でも採用している筐体樹脂のなかにアンテナを埋め込む手法で、接続性を高めている」という。
本体は滑らかで有機的な曲線の「ウルトラマルチフィッティング」形状としており、心地よいフィット感と装着時の安定感を実現。カラーはホワイトとブラックの2色を展開し、グロスとマットの異なる質感で仕上げられている。
イヤホン側面のロゴがプリントされた部分がボタンとなっており、音楽再生/通話や、音量調整、曲送り/戻しといった操作が行える。またイヤホン内にマイクを搭載しており、ハンズフリー通話にも対応。高感度の小型マイクとデジタルエコーキャンセリング機能で、騒がしい環境下でもクリアな通話を可能とした。
充電用ケースは、指輪ケースのような正方形でコンパクトなもの。「女性が持っていても違和感のない、コスメティックのパッケージをモチーフにデザインした」という。またマグネットロックの採用で、片手でもスムーズな蓋の開閉が行える仕様で、その気持ち良さにもこだわったとしている。
イヤホンの収納部には深い窪みがあり、指を入れて取り出しやすいよう配慮。イヤホンとケースのカラーリングは統一されており、ケースもグロス/マットフィニッシュとなる。またケースから取り出すことで本体の電源が自動でオンになり、収納すると自動でオフになる設計となっている。
本体の連続使用時間は約3時間で、充電用ケースは約2回分の充電が可能。なお、最大充電時間は本体が約1.5時間、充電用ケースが約2時間。充電はmicroUSB(Bタイプ)端子から付属のケーブルで行える。
再生周波数帯域は20Hz〜20kHzで、インピーダンスは16Ω。音圧感度は104dB/mW(±3dB/mW)。質量は約4g。
■ハイエンドモデルとして高品質を目指した「SE-9000HR」
SE-9000HRは、ブランドが展開するワイヤードイヤホンSEシリーズ「SE-5000HR」と「SE-1000」に加わる最上位モデルで、製品コンセプトは「極み。最良の答え」。既存のハイエンドイヤホンの複雑な内部構造を独自の視点から再構築、最適化したことで、シンプルな構造ながらこれまで以上の良質なサウンドを実現したとする。こちらもVGP2018の受賞モデルだ。
GLIDiC初のデュアルドライバー構成として、中低域用にφ10mmフルレンジ、高域用にφ6mmトゥイーターのダイナミックドライバーを同軸上に配置する「フェーズマッチング・コアキシャルドライバー」を搭載。これによりマルチドライバーにおける音の位相差を限りなくゼロに近づけ、理想的な点音源を実現したとする。
また2つのドライバーとともにネットワーク回路を搭載し、それぞれのドライバーの担当音域を整理して振り分けることで、ドライバーの干渉を抑えた。そのサウンドについては「コンサートホールにいるかのような奥行きと広がりのあるサウンド」とアピールされている。
筐体は金管楽器をモチーフとしたデザインを踏襲し、アルミ素材にブラスト加工を施し光沢を抑えた。一方で、くぼみの部分はダイヤモンドカットと鏡面加工とし、イヤホンの装着時に光を反射してアクセントとなるようにデザインしている。
ケーブルはオーディオ信号とマイク/リモコン信号を完全分離した構造に基づく、銀コート高純度4NOFCケーブルによる「ノイズレス・ハイブリッド・ワイヤリング」を採用。iOS/Androidに両対応するリモコンを装備してスマートフォン接続での利便性を高めながら、ノイズを極限まで抑えた音質優位な設計としている。
またケーブル端子はMMCXが採用されており、交換も可能。ケーブル長はスマートフォンユーザーに最適な長さを研究、1.1mとした。接続端子はφ3.5mmステレオ4極ミニプラグ(L型)。
「遮音性と装着性にこだわるユーザーにも満足いただけるように」と、イヤーピースにはXS/S/M/Lのシリコン製イヤーピースのほか、Comply製ウレタンイヤーピース(Ts-500M)を付属。再生周波数帯域は5Hz〜45kHzで、インピーダンスは17.5Ω、音圧感度は106dB/mW。質量は22.5g。
発表会で岩永氏は、「ステレオヘッドホンの市場が横ばいで推移するなか、GLIDiCは売上を成長させている。これからもお客様のニーズを満たす、モバイルに最適な音を追求していきたい」とアピール。
また「『iPhone X』にも最適なBluetooth接続の完全ワイヤレスイヤホンTW-5000、ハイレゾでは『XPERIA XZ1』などの対応モデルに最適なSE-9000HRを冬モデルとして、従来モデルと合わせた製品群を展開していきたい」と充実したラインナップに触れた。
- トピック
- イヤホン
- Bluetooth
- GLIDiC
- 完全ワイヤレスイヤホン