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公開日 2018/07/05 08:00
東京・秋葉原に本日グランドオープン

コンセプトは“ここだけの体験”「ONKYO BASE」発表会詳報 − 高橋洋子さんも登場

編集部:小澤貴信
既報の通り、本日5日よりオンキヨーの新ショールーム「ONKYO BASE」が、東京・秋葉原の商業施設 mAAch ecute KANDA MANSEIBASHI内にグランドオープンする。本記事では、高橋洋子さんをゲストに迎えて開催された昨日4日のプレス発表会の模様、およびONKYO BASEの詳細についてお伝えする。

ONKYO BASEのプレス発表会が開催

ONKYO BASEの全景

ONKYO BASEは、旧万世橋駅跡地に展開する商業施設「mAAch ecute KANDA MANSEIBASHI」内にオープンする。営業時間は毎日11:00〜20:00、定休日は不定休となる。プレオープンも同施設内だったが、店舗面積は3倍以上に拡大された(関連ニュース)。なお、本日からら7月31日までの間、同ショールームで取り扱う全製品が10%オフになるセールも開催される。

高橋洋子さん


“ここだけの”をコンセプトに製品体験やイベントを提供

発表会では、オンキヨー株式会社の執行役員 奥村暢章氏がONKYO BASEのコンセプトや概要について説明を行った。

オンキヨー株式会社 執行役員 奥村暢章氏

ONKYO BASEは“ここだけの”をコンセプトに掲げ、最新製品やコラボモデルを実際に手にとって試聴できる場の提供、独自のイベント、オリジナルグッズの販売を軸とした「ここだけの体験」を提供していくことを目指す。

製品の試聴の場の提供という点では、オンキヨー/パイオニアの最新製品に加え、アニメやゲーム、アーティスト等とのコラボレーション・モデルの展示・試聴に特に力を入れていく。

コラボモデルの展示に特に力を入れる

オンキヨーは、人気アニメやゲーム、国内外のミュージシャンなどアーティストとコラボしたヘッドホンやイヤホンを、これまでに60モデル以上展開してきた。これらは大きな人気を集める一方で、直販サイトで販売されるモデルとなるため、「実際に手にとって音を聴ける場が欲しい」という要望が大きかったという。ONKYO BASEでは、こうしたコラボモデルを展示。試聴も行えるようにして、コンシューマーが実際に手にとって体験できる場を提供する。

ONKYO BASE内には同社のコラボモデルが多数展示。実際に音を聴くことができる


一方でオンキヨー/パイオニアの通常ラインナップについても、イヤホンやヘッドホン、DAPはもちろん、スピーカーやアンプなどのHi-Fiオーディオ製品、ホームシアター関連製品の展示を積極的に行っていく。オープン時の目玉として、まだ日本では発売がされていないGRANBEATタブレットの展示も行われていた。

ヘッドホンやDAPなどポータブル関連のデモが充実

Hi-Fi/ホームシアターの本格的なシステムも用意


GRANBEATタブレット

また、同社が手がけるハイレゾ配信サイト e-onkyo musicで配信されているハイレゾ音源の注目作品を、同社DAPやヘッドホンを使っていち早く体験できるようにするという。配信前のハイレゾ音源の先行試聴なども行う予定だ。


e-onkyo musicの最新ハイレゾ音源も試聴可能
従来の八重洲ショールームが閉館した後にこのONKYO BASEがオープンしたかたちになるが、秋葉原という場所を選んだ理由は、アニメやアーティストとのコラボに力を入れるオンキヨーの姿勢と、ポップカルチャーの発信地としての秋葉原という場所柄が合致すると考えているからとのこと。この点については、プレオープン時のレポートで詳しく説明しているので参照してほしい。


ONKYO BASE限定のオリジナルグッズ、アウトレット品の販売も実施

ONKYO BASEと同社の従来ショールームとの最大のちがいは、オンキヨー/パイオニア製品などの販売も行われるという点だ。

“ここだけの商品”の販売にも力を入れる

ONKYO BASEはヘッドホンやイヤホン、DAPの通常ラインナップも取り扱うが、販売の主軸がこれまで通り量販店や専門店であることは変わりないとのこと。このショールームでは、“ここだけの商品”の販売により力を入れていく。

具体的には、オリジナルのTシャツ、キャップ、ピンバッジなどライフスタイル雑貨の販売していく。オープン時点でも、オリジナルTシャツを販売。オンキヨーのスピーカーをデザインしたもの、現在同社がオフィスを構える両国にちなんだ力士をあしらったものなどが用意されていた。

ポータブル製品は通常ラインナップも販売

オリジナルTシャツも販売されている

また、アウトレット品の販売も新たに行う。ショールーム内には、AVアンプやネットワークプレーヤー、ミニコンポなど据え置き製品を中心に、複数のアウトレット品が既に展示・販売されていた。なお、10%オフセールはアウトレット製品も対象となる。

アウトレット品も取り扱う

プレオープン時から実施していたカスタムIEMも引き続き販売。ONKYO BASEで耳型採取から受け取りまでが行える。また、同社のカスタムイヤホンのクリーニングサービスも継続、同社製カスタムイヤホンを持ち込めば無料でクリーニングを行ってくれる。

カスタムIEM用の耳型を採取する高橋洋子さん

カスタムIEM用のクリーナーも用意

プレゼンテーションでは、ONKYO BASEでのイベント開催にも注力していくことが紹介された。直近では、7月10日(火)にはアニメ“オーバーロード”よりオーイシマサヨシ氏のトークショー、7月11日(水)には今注目のシンセサイザー・カルテット Hello, Wendy! とそのサウンド・プロデューサーを迎えてのハイレゾ試聴&トークショーが実施される。

アーティストを招いたイベントや最新製品の試聴会も行われる

ちなみにONKYO BASEは、イベント開催を視野にいれて、什器の配置の柔軟な変更が行えるように設計されているとのことだ。また、ショールームの内装や展示什器のデザインについては、オンキヨー/パイオニア製品のデザインに関わる車内デザイナーが担当。mAAch ecute KANDA MANSEIBASHIのスタイリッシュな空間の中で、コラボモデルから王道のオーディオ製品までを一貫した世界観で見せられるように工夫したという。


高橋洋子さんがゲストに登場。エヴァへの思い入れについても語る

発表会にはゲストとして歌手の高橋洋子さんが登場、トークセッションを行った。高橋さんは『新世紀エヴァンゲリオン』の主題歌「残酷な天使のテーゼ」「魂のルフラン」などで知られ、今年に入っても“エヴァンゲリオンワールドツアー”を開催するなど、世界各国でライブパフォーマンスを行っている。

エヴァとコラボしたBluetoothイヤホンについて語る高橋洋子さん

同社は現在、パイオニアブランドから『新世紀エヴァンゲリオン』とコラボしたBluetoothイヤホンを予約販売中だ(関連ニュース)。トークセッションではこのコラボモデルの話題にも及んだ。

高橋さんはすでに「綾波レイ」モデルを愛用しているとのこと。そのサウンドについても「音の粒がひとつひとつ立っている」と評価。長時間再生が行えるバッテリーや音切れの少なさも気に入っていると話した。

ONKYO BASEにはエヴァ関連の特設展示も

トークセッションの後には、高橋さん自身がONKYO BASE内で耳型を採取。ワールドツアーに向けて、カスタムIEMを作成するという。こちらについては「目をつむっているとその場にいるような臨場感がある。クリアだけど奥行き感もある」と音の印象を紹介。左右の色を緑・紫とそれぞれ変えたシェルを選ぶつもりだという。

ワールドツアー前の意気込みとして「アニソンは国境を超えるための最強のパスポートだと思う」と語った高橋さん。最後に「残酷な天使のテーゼ」をどのような曲だと思うかと聞かれ、「たくさんの方に愛される、天からいただいたギフト」と表現していた。

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