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公開日 2018/10/18 14:09
渋谷区と連携し「新しい文化を共創」
ソニースクエア渋谷がリニューアルし展示面積2倍に。独自17.1ch音響の日本初展示も
編集部:川田菜月
ソニーは、東京・渋谷モディ1階にある同社の情報発信拠点“Sony Square Shibuya Project(ソニースクエア渋谷プロジェクト)”を、展示面積を従来の約2倍に拡大して本日10月18日よりリニューアルオープンする。
同スペースは、ソニーのエレクトロニクス製品やテクノロジー、コンテンツとエンターテインメントを融合させて、グループの新たなソニーの魅力を伝えていくことを目指した情報発信拠点として2017年4月8日にオープン(関連ニュース)。当初50平米ほどのスペースで様々な体験展示などを行っていたが、リニューアルにより約2倍の約110平米に拡大して新たにスタートする。
今回から、犬型のエンターテイメントロボット「aibo」や「PS VR」など、同社製品を展示・体験できるラウンジスペースを新設。ワイヤレスノイズキャンセリングヘッドホン、ウォークマン、レコードプレーヤーなどのオーディオ製品や、デジタル一眼カメラなどが展示される。今後はワークショップなど様々な取り組みを予定しているとのこと。
また、リニューアル企画第一弾として、エンタテインメントコンテンツと技術を融合させた体験型イベントスペースにて、2組のアーティストと共創した実験的な「新たな音楽体験」を展開する。期間は本日10月18日(木)から12月下旬頃まで(11時 - 21時※初日のみ13時オープン)。
立体音響空間を生成するソニーの独自技術「マルチディメンションオーディオ技術」を用いたもので、スペース内の三方向に映像を投影し、17.1chのスピーカーシステムによって録音された楽曲をアーティストやオーケストラ、バックバンドが聴衆を取り囲んで演奏しているかのような体験ができる。これまでNYのソニー・ホールの常設、またソニークスエアNYCでの体験展示が行われているが、日本での展示は初となる。
本企画は、同社が10月からファーストパートナーとして参画した産官連携のプロジェクト「#SCRAMBLE(#スクランブル)」の取り組みの一つで、実験的展示「WOW Studio」の一環として実施されるもの。同社は「音楽表現の新しい可能性に挑戦した」としている。
本日からは、総勢16名の現代版フィルハーモニック・ポップ・オーケストラ「蓮沼執太フィル」のアルバム「ANTHROPOCENE」に収録された一曲目を用いた展示をスタート。11月5日(月)からは、ソニー・ミュージックエンタテインメントの次世代ロック研究開発室所属「TOKYO HEALTH CLUB」の「NO NINJA TOKYO feat. 鋼田 テフロン」を用いたコンテンツ展示を行う予定だ。
蓮沼執太氏は「複数の映像やスピーカーを使う取り組みは、電子的な音と映像を用いたメディアアートをイメージしがち。今回は自分たちの映像と生の演奏した音を使って、人間性をダイレクトに組み合わせた新しい企画だと思う」とコメント。制作においては「四方八方に音を割り当てバランスを調整するのに苦労した。専用の曲を作りたいと思った」と語る。
TOKYO HEALTH CLUBのSIKK-O氏、JYAJIE氏も17.1chシステムのリアリティーに驚いたとしており、今後「DJのように自分で音を持ってきて、サンプリングして曲を作ったり、チャンネルを自分で作ったり体験できるような展開も面白いのでは」とコメントした。
同社は本日プレス向け内覧会を開催。ソニー(株)ブランド戦略部・統括部長の森 繁樹氏が登壇し、新たな取り組みの紹介と今後の戦略について説明した。新設されたラウンジスペースについては「常設展示とは言わない、よりフレキシブルな展開を行う場所として考えている」とアピールする。
今回「#SCRAMBLE」に参画した経緯については、「渋谷の街を共創の場として位置づけ、渋谷に集まるクリエイターや企業、行政など様々な人が交わって新しい文化創造の実現を目指すというコンセプトに共鳴した」と説明。今後も複数の取り組みを予定しているという。
森氏は「渋谷は国内だけでなく海外からも文化創造の拠点として注目を集めていて、ソニースクエア渋谷プロジェクトの来場者の3割強は海外の方が占めている。若い世代のユーザーも多く、フランクでクリエイティビティを持ち、ダイバーシティーもある、稀な場所だと思う」とコメント。「これまで渋谷区と連携して、サポートもいただきながら一緒になって活動してきた。今後もSony Square Shibuya Projectを通してさらなる連携を図っていく」とした。
同社はソニークスエア渋谷プロジェクトとソニー銀座パークの二つの拠点を持っている。森氏は「アピールしたいブランド像はもちろん同じで、ソニーの持つユニークさや未来思想な製品・技術展開を発信していく。それぞれ渋谷と銀座という土地柄、訪れる人に合わせた取り組みを今後も行っていきたい」と説明した。なお、Sony Square Shibuya Projectでは販売展開は今後も行わないとのこと。「一緒に楽しんでもらうことが重要、受け身ではなく皆さんのクリエイティビティも発揮するような場所になれば」と語る。
今後については、「同社の新経営方針は“人に近づく”。ユーザーに共通の感動体験を提供することで人と人とつなぎ、その感動や関心を共有するコミュニティー形成を目指している。これまでもユニークな体験展示を行ってきたが、今後は様々なクリエイターと新たな文化やコミュニティーを共創することで、ブランドも強化していく」とした。
Sony Square Shibuya Projectのリニューアル記念として、展示されるaiboに名前をつけるキャンペーンも実施。本日11時から募集を開始、公式ツイッターにて経過を随時発信していくとのこと。決定した名前は展示スペース内のaiboの家に飾られる予定。
さらに10月26日(金)から31日(水)13時 - 23時(※29日・30日は21時まで)の期間には「ハロウィン フォト イベント2018」を渋谷モディ1Fの店頭プラザにて展開する。ブラックライト照明の空間で蛍光塗料のペイントアートを背景に同社の一眼レフカメラ「α7sII」を使って写真撮影ができるフォトブースや、Xperia Touchを使用したハロウィン仕様のシューティングゲーム、ハロウィン仕様に仮装したaiboの展示を予定。
なおフォトブースで撮影した写真は「#ソニースクエア渋谷」「#ハロウィン」の2つのハッシュタグをつけてInstagramに投稿すると、設置された大型LEDモニターに映し出される。SNSキャンペーンも実施予定、詳細はウェブサイトにて22日(月)11時に公開される。
同スペースは、ソニーのエレクトロニクス製品やテクノロジー、コンテンツとエンターテインメントを融合させて、グループの新たなソニーの魅力を伝えていくことを目指した情報発信拠点として2017年4月8日にオープン(関連ニュース)。当初50平米ほどのスペースで様々な体験展示などを行っていたが、リニューアルにより約2倍の約110平米に拡大して新たにスタートする。
今回から、犬型のエンターテイメントロボット「aibo」や「PS VR」など、同社製品を展示・体験できるラウンジスペースを新設。ワイヤレスノイズキャンセリングヘッドホン、ウォークマン、レコードプレーヤーなどのオーディオ製品や、デジタル一眼カメラなどが展示される。今後はワークショップなど様々な取り組みを予定しているとのこと。
また、リニューアル企画第一弾として、エンタテインメントコンテンツと技術を融合させた体験型イベントスペースにて、2組のアーティストと共創した実験的な「新たな音楽体験」を展開する。期間は本日10月18日(木)から12月下旬頃まで(11時 - 21時※初日のみ13時オープン)。
立体音響空間を生成するソニーの独自技術「マルチディメンションオーディオ技術」を用いたもので、スペース内の三方向に映像を投影し、17.1chのスピーカーシステムによって録音された楽曲をアーティストやオーケストラ、バックバンドが聴衆を取り囲んで演奏しているかのような体験ができる。これまでNYのソニー・ホールの常設、またソニークスエアNYCでの体験展示が行われているが、日本での展示は初となる。
本企画は、同社が10月からファーストパートナーとして参画した産官連携のプロジェクト「#SCRAMBLE(#スクランブル)」の取り組みの一つで、実験的展示「WOW Studio」の一環として実施されるもの。同社は「音楽表現の新しい可能性に挑戦した」としている。
本日からは、総勢16名の現代版フィルハーモニック・ポップ・オーケストラ「蓮沼執太フィル」のアルバム「ANTHROPOCENE」に収録された一曲目を用いた展示をスタート。11月5日(月)からは、ソニー・ミュージックエンタテインメントの次世代ロック研究開発室所属「TOKYO HEALTH CLUB」の「NO NINJA TOKYO feat. 鋼田 テフロン」を用いたコンテンツ展示を行う予定だ。
蓮沼執太氏は「複数の映像やスピーカーを使う取り組みは、電子的な音と映像を用いたメディアアートをイメージしがち。今回は自分たちの映像と生の演奏した音を使って、人間性をダイレクトに組み合わせた新しい企画だと思う」とコメント。制作においては「四方八方に音を割り当てバランスを調整するのに苦労した。専用の曲を作りたいと思った」と語る。
TOKYO HEALTH CLUBのSIKK-O氏、JYAJIE氏も17.1chシステムのリアリティーに驚いたとしており、今後「DJのように自分で音を持ってきて、サンプリングして曲を作ったり、チャンネルを自分で作ったり体験できるような展開も面白いのでは」とコメントした。
同社は本日プレス向け内覧会を開催。ソニー(株)ブランド戦略部・統括部長の森 繁樹氏が登壇し、新たな取り組みの紹介と今後の戦略について説明した。新設されたラウンジスペースについては「常設展示とは言わない、よりフレキシブルな展開を行う場所として考えている」とアピールする。
今回「#SCRAMBLE」に参画した経緯については、「渋谷の街を共創の場として位置づけ、渋谷に集まるクリエイターや企業、行政など様々な人が交わって新しい文化創造の実現を目指すというコンセプトに共鳴した」と説明。今後も複数の取り組みを予定しているという。
森氏は「渋谷は国内だけでなく海外からも文化創造の拠点として注目を集めていて、ソニースクエア渋谷プロジェクトの来場者の3割強は海外の方が占めている。若い世代のユーザーも多く、フランクでクリエイティビティを持ち、ダイバーシティーもある、稀な場所だと思う」とコメント。「これまで渋谷区と連携して、サポートもいただきながら一緒になって活動してきた。今後もSony Square Shibuya Projectを通してさらなる連携を図っていく」とした。
同社はソニークスエア渋谷プロジェクトとソニー銀座パークの二つの拠点を持っている。森氏は「アピールしたいブランド像はもちろん同じで、ソニーの持つユニークさや未来思想な製品・技術展開を発信していく。それぞれ渋谷と銀座という土地柄、訪れる人に合わせた取り組みを今後も行っていきたい」と説明した。なお、Sony Square Shibuya Projectでは販売展開は今後も行わないとのこと。「一緒に楽しんでもらうことが重要、受け身ではなく皆さんのクリエイティビティも発揮するような場所になれば」と語る。
今後については、「同社の新経営方針は“人に近づく”。ユーザーに共通の感動体験を提供することで人と人とつなぎ、その感動や関心を共有するコミュニティー形成を目指している。これまでもユニークな体験展示を行ってきたが、今後は様々なクリエイターと新たな文化やコミュニティーを共創することで、ブランドも強化していく」とした。
Sony Square Shibuya Projectのリニューアル記念として、展示されるaiboに名前をつけるキャンペーンも実施。本日11時から募集を開始、公式ツイッターにて経過を随時発信していくとのこと。決定した名前は展示スペース内のaiboの家に飾られる予定。
さらに10月26日(金)から31日(水)13時 - 23時(※29日・30日は21時まで)の期間には「ハロウィン フォト イベント2018」を渋谷モディ1Fの店頭プラザにて展開する。ブラックライト照明の空間で蛍光塗料のペイントアートを背景に同社の一眼レフカメラ「α7sII」を使って写真撮影ができるフォトブースや、Xperia Touchを使用したハロウィン仕様のシューティングゲーム、ハロウィン仕様に仮装したaiboの展示を予定。
なおフォトブースで撮影した写真は「#ソニースクエア渋谷」「#ハロウィン」の2つのハッシュタグをつけてInstagramに投稿すると、設置された大型LEDモニターに映し出される。SNSキャンペーンも実施予定、詳細はウェブサイトにて22日(月)11時に公開される。