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公開日 2022/04/20 13:04
ゲーム配信やボイスチャットなど特化する「ZGシリーズ」
ヤマハ、同社初のゲーム向けオーディオミキサー「ZG01」。ヘッドセット「YH-G01」も同時発売
編集部:伴 修二郎
ヤマハは、ゲーム配信やボイスチャットなどオンラインゲームに特化した新シリーズ「ZGシリーズ」を発表。ゲームストリーミングミキサー「ZG01」、およびヘッドセット「YH-G01」を6月1日より発売する。価格は以下の通り(いずれも表記税込)。
・ゲームストリーミングミキサー「ZG01」 31,900円
・ヘッドセット「YH-G01」 18,700円
・ミキサー+ヘッドセットパック「ZG01 PACK」 45,100円
「ZGシリーズ」は、これまで同社が配信向けに展開してきた製品「AGシリーズ」を、よりオンラインゲームやゲーム配信周りに特化させた、同社初となるゲーム市場向けの新シリーズ。昨今普及が進む、プレイヤー同士のボイスチャットでの音声通話や、ゲームプレイの生配信など、様々なゲームプレイのスタイルに対して、よりシンプルで快適な環境を提供するとアピールする。
「ZG01」は、ボイスチャットしながらのゲームプレイや配信に向けて設計されたオーディオミキサー。HDMIのスイッチャーや変換アダプターとして機能する2入力1出力のHDMI端子を搭載。これにより、コンシューマーゲーム機を接続して音声処理や音量操作を行いつつ、映像はモニターやビデオキャプチャー機能を備えた機器のHDMI入力へそのまま出力することが可能となる。
また、USB Type-C端子やAUX端子を搭載し、PCやスマートフォンなどと接続可能。入力されたゲーム音声とマイク、およびヘッドセット端子を通じて入力した音声と統合した際の各入力音源の音量も、各ツマミによる直感的な操作によって瞬時に調節可能としている。
加えて、専用ドライバーをPCにインストールすることで、PCに本機を2つの仮想デバイスとして認識させることで、異なる2系統の音声チャンネルの送受信が可能。これにより、ボイスチャットアプリには自身の声だけを送信し、配信アプリにはゲーム音声も含めた音声を送信するといった設定が可能となる。
音声面では、DSPによる同社独自の音声エフェクトを搭載する。HRTF(頭部伝達関数)採用の独自技術「ViReal Technologies for headphones」をゲーム向けにチューニングした「ZG SURROUND」は、サラウンド再現変換によりステレオヘッドホンでも臨場感のある立体音響化効果を体験できるというもの。なお、サラウンド再現変換された信号をそのまま配信することも可能だ。
また、EQやリバーブなどのエフェクトに加え、ゲームキャラクターの発する音を抑制したり、環境音のみを強調するといった音質補正が可能という「FOCUS MODE」も搭載。ゲームタイトルやスタイルに合わせて最適な音質へと補正し、よりゲームへの没入感を高めるとしている。
さらに、通話相手の声を仮想立体空間へと配置することで、ゲーム音声とボイスチャットの音声との明瞭な聞き分けを可能とする「3D CHAT SPACE」、そしてボイスチェンジャーや無線音声への変換エフェクト機能なども搭載する。これらのエフェクトは3つの物理ボタンにプリセット登録が可能で、専用アプリ「ZG Controller」にてより詳細な設定カスタマイズも可能だ。
入力端子はマイク×1系統、4極ステレオミニ×1系統、HDMI×1系統、USB×2系統。出力端子は3.5mmステレオミニ×1系統、ステレオミニ×1系統、HDMI×1系統、USB×2系統を搭載。また、通常稼働の少ない端子は背面に配置することで、煩雑な配線を回避し、デスク周りの配線もスッキリさせるとしている。
消費電力は最大7.5W。外形寸法は195W×47.5H×110Dmm、質量は0.8kg。同梱品として、1.5mm長のUSB2.0ケーブル×2(USB-C to USB-C/USB-A to USB-C)を同梱する。
「YH-G01」は、ゲームプレイにおける長時間の連続使用を想定し、特に「ZG01」との組み合わせにおいて最適とするヘッドセット。軽量かつ適度な側圧や、蒸れを軽減するメッシュ素材を採用した27mm厚のイヤーパッドの採用など、快適な装着感を追求したとアピールする。
音質面においても、同社のプロオーディオ向けモニターヘッドホンと同等の高音質ドライバーを採用。原音に忠実な音設計によって、長時間の連続使用でも耳が疲れにくいとしている。
通話面では、声を拾うことに特化させたとする着脱式のコンデンサーマイクを搭載。周囲の余計な環境音から声だけを抽出することで、相手側含め相互に快適なコミュニケーション提供するという。そのほか、外観はゲームシーン以外のリモートワークやWeb会議など幅広いシーンでも活用できるよう、シンプルかつフラットなデザインを採用している。
再生周波数帯域は20Hz〜20kHz、インピーダンスは35Ω、感度は94.4dB/mW。コネクターは3.5mm 4極ステレオミニプラグを備え、ケーブル長は2m、質量は240g(ケーブル/プラグは除く)。同梱品として、ヘッドセット用分配ケーブルも同梱する。
同社では、本日4月20日に本シリーズのオンライン内覧会を実施。その中で本シリーズを手掛けた開発者のインタビューも行われた。
本モデルを手掛けた金田 匡史氏によれば、本シリーズの開発のきっかけについて「新規ビジネスとしてゲームをテーマとしたプロジェクトを提案したのが始まり」と述べ、「配信用として展開したAGシリーズがゲームやボイスチャットでも使われることに着目し、ZGシリーズではゲームとコミュニケーションに特化することを目指した」と説明した。
さらに、本シリーズ開発時より意見参加し、現在も本モデルをゲーム配信時の主要機器として使用するプロe-Sportsチームおよびリーディングブランド「ZETA DIVISION」のメンバーもビデオメッセージにて登場し、本シリーズについての感想を語った。
所属メンバーのXQQ氏は「初心者でも直感的で分かりやすいような部分が多くて助かりました」とコメント。同じく所属メンバーのすでたき氏は、「ゲームごとに設定変更が可能で、マイクの設定も細かくカスタマイズしたり、各面白いエフェクト機能によって配信の盛り上げにも一役買ってくれています」とコメントした。
・ゲームストリーミングミキサー「ZG01」 31,900円
・ヘッドセット「YH-G01」 18,700円
・ミキサー+ヘッドセットパック「ZG01 PACK」 45,100円
「ZGシリーズ」は、これまで同社が配信向けに展開してきた製品「AGシリーズ」を、よりオンラインゲームやゲーム配信周りに特化させた、同社初となるゲーム市場向けの新シリーズ。昨今普及が進む、プレイヤー同士のボイスチャットでの音声通話や、ゲームプレイの生配信など、様々なゲームプレイのスタイルに対して、よりシンプルで快適な環境を提供するとアピールする。
「ZG01」は、ボイスチャットしながらのゲームプレイや配信に向けて設計されたオーディオミキサー。HDMIのスイッチャーや変換アダプターとして機能する2入力1出力のHDMI端子を搭載。これにより、コンシューマーゲーム機を接続して音声処理や音量操作を行いつつ、映像はモニターやビデオキャプチャー機能を備えた機器のHDMI入力へそのまま出力することが可能となる。
また、USB Type-C端子やAUX端子を搭載し、PCやスマートフォンなどと接続可能。入力されたゲーム音声とマイク、およびヘッドセット端子を通じて入力した音声と統合した際の各入力音源の音量も、各ツマミによる直感的な操作によって瞬時に調節可能としている。
加えて、専用ドライバーをPCにインストールすることで、PCに本機を2つの仮想デバイスとして認識させることで、異なる2系統の音声チャンネルの送受信が可能。これにより、ボイスチャットアプリには自身の声だけを送信し、配信アプリにはゲーム音声も含めた音声を送信するといった設定が可能となる。
音声面では、DSPによる同社独自の音声エフェクトを搭載する。HRTF(頭部伝達関数)採用の独自技術「ViReal Technologies for headphones」をゲーム向けにチューニングした「ZG SURROUND」は、サラウンド再現変換によりステレオヘッドホンでも臨場感のある立体音響化効果を体験できるというもの。なお、サラウンド再現変換された信号をそのまま配信することも可能だ。
また、EQやリバーブなどのエフェクトに加え、ゲームキャラクターの発する音を抑制したり、環境音のみを強調するといった音質補正が可能という「FOCUS MODE」も搭載。ゲームタイトルやスタイルに合わせて最適な音質へと補正し、よりゲームへの没入感を高めるとしている。
さらに、通話相手の声を仮想立体空間へと配置することで、ゲーム音声とボイスチャットの音声との明瞭な聞き分けを可能とする「3D CHAT SPACE」、そしてボイスチェンジャーや無線音声への変換エフェクト機能なども搭載する。これらのエフェクトは3つの物理ボタンにプリセット登録が可能で、専用アプリ「ZG Controller」にてより詳細な設定カスタマイズも可能だ。
入力端子はマイク×1系統、4極ステレオミニ×1系統、HDMI×1系統、USB×2系統。出力端子は3.5mmステレオミニ×1系統、ステレオミニ×1系統、HDMI×1系統、USB×2系統を搭載。また、通常稼働の少ない端子は背面に配置することで、煩雑な配線を回避し、デスク周りの配線もスッキリさせるとしている。
消費電力は最大7.5W。外形寸法は195W×47.5H×110Dmm、質量は0.8kg。同梱品として、1.5mm長のUSB2.0ケーブル×2(USB-C to USB-C/USB-A to USB-C)を同梱する。
「YH-G01」は、ゲームプレイにおける長時間の連続使用を想定し、特に「ZG01」との組み合わせにおいて最適とするヘッドセット。軽量かつ適度な側圧や、蒸れを軽減するメッシュ素材を採用した27mm厚のイヤーパッドの採用など、快適な装着感を追求したとアピールする。
音質面においても、同社のプロオーディオ向けモニターヘッドホンと同等の高音質ドライバーを採用。原音に忠実な音設計によって、長時間の連続使用でも耳が疲れにくいとしている。
通話面では、声を拾うことに特化させたとする着脱式のコンデンサーマイクを搭載。周囲の余計な環境音から声だけを抽出することで、相手側含め相互に快適なコミュニケーション提供するという。そのほか、外観はゲームシーン以外のリモートワークやWeb会議など幅広いシーンでも活用できるよう、シンプルかつフラットなデザインを採用している。
再生周波数帯域は20Hz〜20kHz、インピーダンスは35Ω、感度は94.4dB/mW。コネクターは3.5mm 4極ステレオミニプラグを備え、ケーブル長は2m、質量は240g(ケーブル/プラグは除く)。同梱品として、ヘッドセット用分配ケーブルも同梱する。
同社では、本日4月20日に本シリーズのオンライン内覧会を実施。その中で本シリーズを手掛けた開発者のインタビューも行われた。
本モデルを手掛けた金田 匡史氏によれば、本シリーズの開発のきっかけについて「新規ビジネスとしてゲームをテーマとしたプロジェクトを提案したのが始まり」と述べ、「配信用として展開したAGシリーズがゲームやボイスチャットでも使われることに着目し、ZGシリーズではゲームとコミュニケーションに特化することを目指した」と説明した。
さらに、本シリーズ開発時より意見参加し、現在も本モデルをゲーム配信時の主要機器として使用するプロe-Sportsチームおよびリーディングブランド「ZETA DIVISION」のメンバーもビデオメッセージにて登場し、本シリーズについての感想を語った。
所属メンバーのXQQ氏は「初心者でも直感的で分かりやすいような部分が多くて助かりました」とコメント。同じく所属メンバーのすでたき氏は、「ゲームごとに設定変更が可能で、マイクの設定も細かくカスタマイズしたり、各面白いエフェクト機能によって配信の盛り上げにも一役買ってくれています」とコメントした。