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公開日 2024/09/11 19:52
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JBL新フラグシップTWS「TOUR PRO 3」詳報。デュアルドライバー搭載/Auracastにも対応
ファイルウェブオーディオ編集部・筑井真奈
ハーマンインターナショナルが主催する秋の新製品発表会「HARMAN ExPLORE TOKYO 2024」が開催された。ここでは、初お披露目された同社の最新完全ワイヤレスイヤホン「TOUR PRO 3」について詳しくお伝えしよう。
発表会に先立ち、同社マーケティング担当の石原氏は、「JBLの2023年の完全ワイヤレスイヤホンの出荷金額は、昨年比の倍を記録しました。その大きな要因となったのが、充電ケースにディスプレイを搭載した《TOUR PRO 2》の存在でした」と振り返る。今回の「TOUR PRO 3」はそんな大ヒットモデルの後継機となり、同社の新しいフラグシップモデルとなる。
「TOUR PRO 3」は、JBL初のデュアルドライバー搭載モデルとなり、高域にバランスドアーマチュアドライバー(BA)、低域に10mmダイナミックドライバーを組み合わせている。またシリーズとして初のLDAC対応モデルとなり、最大96kHz/24bitのハイレゾ・ワイヤレスにも対応する。対応コーデックはSBC、AAC、LDACとなり、LC3にも今後対応予定。
本体カラーはブラックとラテの2色。「TOUR PRO 2」のケースのディスプレイが好評だったことを受け、今回のモデルではディスプレイのサイズを約29%拡大し、表示できる情報量を増やしている。具体的には、接続しているBluetoothのコーデックが左上に表示されるほか、バッテリー残量もフリック送りをしなくても表示される。また曲名やアルバム名なども表示できるようになっているという。
また、Bluetoothの最新機能である「Auracast」に対応する点も大きな特徴。通常1対1でペアリングされるBluetoothに対し、Auracastは1対多でペアリングすることが可能。本日の発表会でも、テレビに接続したTOUR PRO 3を“トランスミッター”(送り出し)とし、10人以上いたメディア関係者の手元のTOUR PRO 3に向けて「ブロードキャスト」を行うデモンストレーションも実施された。つまりTOUR PRO 3は、Auracastのトランスミッターとしても、レシーバーとしても機能することになる。短いデモ動画であったが爆発音の迫力やアコースティック楽器の生々しさが印象的で、遅延もほとんど感じられなかった。
なお、トランスミッターとして音声を送る際のコーデックはLC3 Plusとなる。ビットレートは非公開。TOUR PRO 3にはUSB Type-C to 3.5mmケーブルも同梱されており、3.5mmアナログ出力端子を装備した機器からの音声を送信することができる。Auracast搭載モデルはまだ少ないが、今後セミナーでの利用や、駅や空港といった公益性の高い場所での活用に期待が寄せられている。
同機の音質について、Galaxy Z Flip6との組み合わせでAmazon Musicのストリーミングサービスにて確認した。アデルでは、安定したベースの上に、アデルの声が伸びやかに歌う様子が感じられ、音質面でも高い満足度が得られそうだ。
また、新機種ではリアルタイム補正フィルターを強化し、装着しているユーザーの環境に合わせたリアルタイムのノイズキャンセリング機能を搭載した。同社ではこれを「ハイブリッドノイズキャンセリングキャンセリング 2.0」と呼んでいる。JBLとして始めてフォームイヤーチップを採用したことも見逃せない。
空間サウンドでは前モデルに比べて演算処理能力を高め、ムービー、ミュージック、ゲーミングの3モードを搭載した。ヘッドトラッキング機能も搭載し、かんたんなキャリブレーションで没入感の高い体験が可能という。
通話性能に関しても、6つの通話用マイクを搭載し、AIノイズ低減アルゴリズムを新たに開発した。これにより前モデルと比べ平均約18dBのノイズ低減効果を実現したという。
発表会に先立ち、同社マーケティング担当の石原氏は、「JBLの2023年の完全ワイヤレスイヤホンの出荷金額は、昨年比の倍を記録しました。その大きな要因となったのが、充電ケースにディスプレイを搭載した《TOUR PRO 2》の存在でした」と振り返る。今回の「TOUR PRO 3」はそんな大ヒットモデルの後継機となり、同社の新しいフラグシップモデルとなる。
「TOUR PRO 3」は、JBL初のデュアルドライバー搭載モデルとなり、高域にバランスドアーマチュアドライバー(BA)、低域に10mmダイナミックドライバーを組み合わせている。またシリーズとして初のLDAC対応モデルとなり、最大96kHz/24bitのハイレゾ・ワイヤレスにも対応する。対応コーデックはSBC、AAC、LDACとなり、LC3にも今後対応予定。
本体カラーはブラックとラテの2色。「TOUR PRO 2」のケースのディスプレイが好評だったことを受け、今回のモデルではディスプレイのサイズを約29%拡大し、表示できる情報量を増やしている。具体的には、接続しているBluetoothのコーデックが左上に表示されるほか、バッテリー残量もフリック送りをしなくても表示される。また曲名やアルバム名なども表示できるようになっているという。
また、Bluetoothの最新機能である「Auracast」に対応する点も大きな特徴。通常1対1でペアリングされるBluetoothに対し、Auracastは1対多でペアリングすることが可能。本日の発表会でも、テレビに接続したTOUR PRO 3を“トランスミッター”(送り出し)とし、10人以上いたメディア関係者の手元のTOUR PRO 3に向けて「ブロードキャスト」を行うデモンストレーションも実施された。つまりTOUR PRO 3は、Auracastのトランスミッターとしても、レシーバーとしても機能することになる。短いデモ動画であったが爆発音の迫力やアコースティック楽器の生々しさが印象的で、遅延もほとんど感じられなかった。
なお、トランスミッターとして音声を送る際のコーデックはLC3 Plusとなる。ビットレートは非公開。TOUR PRO 3にはUSB Type-C to 3.5mmケーブルも同梱されており、3.5mmアナログ出力端子を装備した機器からの音声を送信することができる。Auracast搭載モデルはまだ少ないが、今後セミナーでの利用や、駅や空港といった公益性の高い場所での活用に期待が寄せられている。
同機の音質について、Galaxy Z Flip6との組み合わせでAmazon Musicのストリーミングサービスにて確認した。アデルでは、安定したベースの上に、アデルの声が伸びやかに歌う様子が感じられ、音質面でも高い満足度が得られそうだ。
また、新機種ではリアルタイム補正フィルターを強化し、装着しているユーザーの環境に合わせたリアルタイムのノイズキャンセリング機能を搭載した。同社ではこれを「ハイブリッドノイズキャンセリングキャンセリング 2.0」と呼んでいる。JBLとして始めてフォームイヤーチップを採用したことも見逃せない。
空間サウンドでは前モデルに比べて演算処理能力を高め、ムービー、ミュージック、ゲーミングの3モードを搭載した。ヘッドトラッキング機能も搭載し、かんたんなキャリブレーションで没入感の高い体験が可能という。
通話性能に関しても、6つの通話用マイクを搭載し、AIノイズ低減アルゴリズムを新たに開発した。これにより前モデルと比べ平均約18dBのノイズ低減効果を実現したという。
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