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公開日 2024/09/27 10:00
創業100周年記念製品第1弾
ラックスマン、創業100周年記念の旗艦ヘッドホンアンプ「P-100 CENTENNIAL」。“あらゆるヘッドホンを縦横無尽にドライブ”
編集部:成藤 正宣
ラックスマンは、同社創業100周年記念製品第1弾として、フラグシップヘッドホンアンプ「P-100 CENTENNIAL」を11月に発売する。価格は990,000円(税込)。
あらゆるヘッドホンを縦横無尽にドライブするアンプ製品として、現在同社が考えうる最高の回路と物量を惜しげなく投入し、“圧倒的なドライバビリティとミュージカリティを突き詰めた” というアニバーサリーモデル。
6.3mm標準ジャック、4.4mmバランスジャック、XLR 3pinジャック、XLR 4pinバランスジャックの4種類のヘッドホン出力を備えており、4系統のアンプ回路を内蔵するフルバランス構成を採用。アンプ回路の組み合わせを変えることで、1chにつき2アンプ回路を束ねるパラレルアンバランス/バランス/グラウンド分離といった出力モードを切り替えることができる。さらに本製品を2台使用した、合計8アンプ回路のパラレルBTLバランス出力も想定しており、ユーザーが求める性能や音質に合わせた最適な出力構成を実現できるとしている。
アンプ回路には、同社が今後あらゆる製品に搭載すべき基幹技術として開発した増幅帰還回路「LIFES」を採用。アンバランス接続で定格4W+4W(8Ω)、バランス接続で定格8W+8W(16Ω)、瞬間最大20W+20W(8Ω)という余裕ある大出力を発揮するとともに、フラグシップパワーアンプ「M-10X」ゆずりの豊かな音場空間、繊細な表現力、そしてエネルギー感あふれる壮大なサウンドを再現すると謳う。
信号の流れが最も合理的かつ短い配線経路となるよう構成する「ビーラインコンストラクション」、スムーズでストレスのない信号伝送を行うための「ラウンドパターン配線」など、理論に裏打ちされたこだわりの技術も豊富に投入。低抵抗値のスピーカー用リレーを並列接続し、ヘッドホンを駆動する出力ラインの低インピーダンス化も徹底する。
アンプの高音質とハイパワーを引き出すため、電源部にはトランスからレギュレーター、ブロックコンデンサーまで完全に左右独立させた、大容量ハイイナーシャ回路を新たに搭載した。
音量調節機構には、小音量時でも音楽のディテールを損なわない、最新型ソリッドステートタイプの高純度電子制御アッテネーターと重量回転メカを組み合わせた「LECUA-EX」を採用。操作感も上質なロータリーエンコーダーにより、0 - 99.5dBまで0.5dB刻みで200段階の細やかな音量調整が行える。
またLECUAの回路を応用することで無用な接点を減らした、3段階の感度切り替え機構(0/−6/−12dB)、LRバランス調整機構(LR0 - −12dB、0.5dB刻み)、音量ミュート機能も備えた。
筐体は、フラグシップモデルにふさわしい性能/物量を収めるため、既存モデル「P-750uII」よりも高さを延長。筐体の剛性を高めるだけでなく、精細なヘアライン加工とフロントパネルから張り出した迫力のフェイスによりラグジュアリー感を演出する、6mm厚の3面アルミ製オーバーサイズボンネットも装備する。
ボトムシャーシも2.9mm+1.2mmの鋼板を重ねた極厚仕様とし、グラウンドマスの増大とパワーブロックの放熱性向上を図った。フットにはグラデーション鋳鉄製レッグを装着、極小レベルのデリケートな音楽信号を不要振動から保護している。
前面には各種ヘッドホン出力やロータリーエンコーダー、切り替えスイッチに加え、視認性の高い3ケタの音量表示用7セグメントLEDを配置。創業100周年記念モデルを象徴する、光沢クロムメッキ仕上げの「CENTENNIAL」銘板も取り付けられている。
背面にはRCAアンバランス入力×1/XLRバランス入力×2(位相切り替え機能付)、RCAアンバランス・スルー出力×1を搭載。ACインレットは金メッキ仕上げで、端子全体でケーブルの重みを支えられるように装着方向を再検討している。電源ケーブルは、ノンツイスト構造/断面積3.5mm2の高純度OFC線を用いる同社製「JPA-15000」が同梱する。
周波数特性は20Hz - 20kHz(+0、−0.1dB)/10Hz - 175kHz(+0、−3dB以内)。入力感度は1V(アンバランス)/2V(バランス)、入力インピーダンスは14kΩ(アンバランス)/28kΩ(バランス)、全高調波歪率は0.0025%(アンバランス、1kHz、8Ω、4W)/0.0015%(バランス、1kHz、16Ω、8W)、S/Nは117dB以上(アンバランス)/119dB以上(バランス)。
消費電力は動作時62W、無信号時42W。外形寸法は446W×136H×401Dmm(突起部含む)、質量は19.7kg。
あらゆるヘッドホンを縦横無尽にドライブするアンプ製品として、現在同社が考えうる最高の回路と物量を惜しげなく投入し、“圧倒的なドライバビリティとミュージカリティを突き詰めた” というアニバーサリーモデル。
6.3mm標準ジャック、4.4mmバランスジャック、XLR 3pinジャック、XLR 4pinバランスジャックの4種類のヘッドホン出力を備えており、4系統のアンプ回路を内蔵するフルバランス構成を採用。アンプ回路の組み合わせを変えることで、1chにつき2アンプ回路を束ねるパラレルアンバランス/バランス/グラウンド分離といった出力モードを切り替えることができる。さらに本製品を2台使用した、合計8アンプ回路のパラレルBTLバランス出力も想定しており、ユーザーが求める性能や音質に合わせた最適な出力構成を実現できるとしている。
アンプ回路には、同社が今後あらゆる製品に搭載すべき基幹技術として開発した増幅帰還回路「LIFES」を採用。アンバランス接続で定格4W+4W(8Ω)、バランス接続で定格8W+8W(16Ω)、瞬間最大20W+20W(8Ω)という余裕ある大出力を発揮するとともに、フラグシップパワーアンプ「M-10X」ゆずりの豊かな音場空間、繊細な表現力、そしてエネルギー感あふれる壮大なサウンドを再現すると謳う。
信号の流れが最も合理的かつ短い配線経路となるよう構成する「ビーラインコンストラクション」、スムーズでストレスのない信号伝送を行うための「ラウンドパターン配線」など、理論に裏打ちされたこだわりの技術も豊富に投入。低抵抗値のスピーカー用リレーを並列接続し、ヘッドホンを駆動する出力ラインの低インピーダンス化も徹底する。
アンプの高音質とハイパワーを引き出すため、電源部にはトランスからレギュレーター、ブロックコンデンサーまで完全に左右独立させた、大容量ハイイナーシャ回路を新たに搭載した。
音量調節機構には、小音量時でも音楽のディテールを損なわない、最新型ソリッドステートタイプの高純度電子制御アッテネーターと重量回転メカを組み合わせた「LECUA-EX」を採用。操作感も上質なロータリーエンコーダーにより、0 - 99.5dBまで0.5dB刻みで200段階の細やかな音量調整が行える。
またLECUAの回路を応用することで無用な接点を減らした、3段階の感度切り替え機構(0/−6/−12dB)、LRバランス調整機構(LR0 - −12dB、0.5dB刻み)、音量ミュート機能も備えた。
筐体は、フラグシップモデルにふさわしい性能/物量を収めるため、既存モデル「P-750uII」よりも高さを延長。筐体の剛性を高めるだけでなく、精細なヘアライン加工とフロントパネルから張り出した迫力のフェイスによりラグジュアリー感を演出する、6mm厚の3面アルミ製オーバーサイズボンネットも装備する。
ボトムシャーシも2.9mm+1.2mmの鋼板を重ねた極厚仕様とし、グラウンドマスの増大とパワーブロックの放熱性向上を図った。フットにはグラデーション鋳鉄製レッグを装着、極小レベルのデリケートな音楽信号を不要振動から保護している。
前面には各種ヘッドホン出力やロータリーエンコーダー、切り替えスイッチに加え、視認性の高い3ケタの音量表示用7セグメントLEDを配置。創業100周年記念モデルを象徴する、光沢クロムメッキ仕上げの「CENTENNIAL」銘板も取り付けられている。
背面にはRCAアンバランス入力×1/XLRバランス入力×2(位相切り替え機能付)、RCAアンバランス・スルー出力×1を搭載。ACインレットは金メッキ仕上げで、端子全体でケーブルの重みを支えられるように装着方向を再検討している。電源ケーブルは、ノンツイスト構造/断面積3.5mm2の高純度OFC線を用いる同社製「JPA-15000」が同梱する。
周波数特性は20Hz - 20kHz(+0、−0.1dB)/10Hz - 175kHz(+0、−3dB以内)。入力感度は1V(アンバランス)/2V(バランス)、入力インピーダンスは14kΩ(アンバランス)/28kΩ(バランス)、全高調波歪率は0.0025%(アンバランス、1kHz、8Ω、4W)/0.0015%(バランス、1kHz、16Ω、8W)、S/Nは117dB以上(アンバランス)/119dB以上(バランス)。
消費電力は動作時62W、無信号時42W。外形寸法は446W×136H×401Dmm(突起部含む)、質量は19.7kg。