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公開日 2024/11/25 11:00
スウェーデンAudiodo社のサウンドパーソナライズ機能も搭載
NUARL、“世界初” のバイアンプ駆動TWS「Inovator」。MEMS/ダイナミックドライバーを個別アンプで制御
編集部:杉山康介
エム・ティ・アイは、同社NUARLブランドの “世界初” 2×2 Soundテクノロジー採用完全ワイヤレス「Inovator」(注:正式表記は2つ目のoの上にウムラウト有)を12月に発売する。価格は82,500円(税込)。
高域用にMEMSドライバー、中低域用に新開発の8mmダイナミックドライバー「NUARL DRIVER [N8]v4」を1基ずつ搭載。MEMSドライバーはBAドライバーと比べて位相特性に優れ、より繊細な超高域を再現でき、またLCP振動板を使用したダイナミックドライバーは、小口径ながらANCに必要な優れた低域再生能力を実現するという。
そしてこれらの駆動に物理的なネットワーク素子を使う代わりに、個別のアンプ(DAC)を使ってそれぞれを独立制御するバイアンプ駆動方式「2×2 Soundテクノロジー」を採用。従来のハイブリッド型イヤホンが抱えるクロスオーバー歪みや音質への悪影響を解消するとともに、ドライバー毎により細やかな音質調整を実現した、完全ワイヤレスイヤホンとして世界初のテクノロジーだとしている。
両ドライバーを同一音軸上に結合させて位相ズレを防止するとともに、アルミ合金製の筐胴に収納。アナログチューニングも施し、有線イヤホンとして完成させた状態で筐体の中に搭載したことで、不要な共振を抑えてクリアなサウンドを実現したとのこと。
筐体はさまざまなカスタムIEMを制作しているイヤホン筐体製作会社の耳型データベースを基に、シミュレーションを重ねて形状を決定。3Dプリントで成型している。素材には医療等級の樹脂を採用することで、軽快な装着感と高い遮音性を両立しているという。
イヤホン筐体内の物理現象によって起きる歪みを抑え、より正確な再生を実現するという米T.B.I社の特許技術「HDSS」を採用。LDACやLC3、aptX Adaptive(96kHz/24bit)といった高音質コーデックもサポートする。
スウェーデン・Audiodo社の技術を用いたサウンドパーソナライズ機能「Audiodo Personal Sound」を搭載する。一般的な聴覚補正のように聞こえづらい帯域を持ち上げるのではなく、製品が持っている本来の音を正しく感じられるように独自のアルゴリズムで再生音を補正。さらに左右の聴覚差や音量による聴こえの変化にもあわせて補正するため、より効果の高い聴覚特性の補正を実現するという。
同機能は専用アプリ「NUARL do」から設定することが可能で、補正結果はイヤホン内に保存されることから、再生ソフトやプレーヤーを切り替えても常に補正された状態で聴くことができる。
また、ワン・ダイレクションなどに楽曲を提供するミュージシャン/プロデューサー・Carl Falk氏が監修するイコライザー「Audiodo Equalizer」や、過度な音量での長時間使用による聴覚障害を抑止するための「セーフリスニング機能」といったAudiodo社の提供技術も搭載。フォーマットに関わらずライブのような立体的な音場を再現するという「イマーシブオーディオ機能」も、後日アップデートで搭載予定としている。
フィードフォワード、フィードバックを組み合わせたハイブリッドアクティブノイズキャンセリングや外音取り込みモード、3マイクcVc技術による通話ノイズキャンセリング、低遅延なワイヤレス通信が可能な低遅延モードなどの機能も搭載。4台までのマルチペアリング、2台までのマルチポイントにも対応する。
再生時間はイヤホン単体で約6時間(ANCオフ/AAC接続/音量50%時)、ケース充電併用で約18時間。イヤホン片側の質量は6.7g。パッケージには同社の低反発フォームイヤーピース「Magic Ear+7」3サイズ(S/M/L)と、抗菌シリコン素材イヤーピース「Block Ear+6N」4サイズ(S/MS/M/L)が付属する。
カラーはBlack Starlightに加え、白磁器からインスパイアされた模様をトップカバーに施した「White Porcelain」を用意。White Porcelainは全世界で200台だけの限定生産モデルで、ハンドメイド加工なため同じ柄は2つと存在しないとのこと。
高域用にMEMSドライバー、中低域用に新開発の8mmダイナミックドライバー「NUARL DRIVER [N8]v4」を1基ずつ搭載。MEMSドライバーはBAドライバーと比べて位相特性に優れ、より繊細な超高域を再現でき、またLCP振動板を使用したダイナミックドライバーは、小口径ながらANCに必要な優れた低域再生能力を実現するという。
そしてこれらの駆動に物理的なネットワーク素子を使う代わりに、個別のアンプ(DAC)を使ってそれぞれを独立制御するバイアンプ駆動方式「2×2 Soundテクノロジー」を採用。従来のハイブリッド型イヤホンが抱えるクロスオーバー歪みや音質への悪影響を解消するとともに、ドライバー毎により細やかな音質調整を実現した、完全ワイヤレスイヤホンとして世界初のテクノロジーだとしている。
両ドライバーを同一音軸上に結合させて位相ズレを防止するとともに、アルミ合金製の筐胴に収納。アナログチューニングも施し、有線イヤホンとして完成させた状態で筐体の中に搭載したことで、不要な共振を抑えてクリアなサウンドを実現したとのこと。
筐体はさまざまなカスタムIEMを制作しているイヤホン筐体製作会社の耳型データベースを基に、シミュレーションを重ねて形状を決定。3Dプリントで成型している。素材には医療等級の樹脂を採用することで、軽快な装着感と高い遮音性を両立しているという。
イヤホン筐体内の物理現象によって起きる歪みを抑え、より正確な再生を実現するという米T.B.I社の特許技術「HDSS」を採用。LDACやLC3、aptX Adaptive(96kHz/24bit)といった高音質コーデックもサポートする。
スウェーデン・Audiodo社の技術を用いたサウンドパーソナライズ機能「Audiodo Personal Sound」を搭載する。一般的な聴覚補正のように聞こえづらい帯域を持ち上げるのではなく、製品が持っている本来の音を正しく感じられるように独自のアルゴリズムで再生音を補正。さらに左右の聴覚差や音量による聴こえの変化にもあわせて補正するため、より効果の高い聴覚特性の補正を実現するという。
同機能は専用アプリ「NUARL do」から設定することが可能で、補正結果はイヤホン内に保存されることから、再生ソフトやプレーヤーを切り替えても常に補正された状態で聴くことができる。
また、ワン・ダイレクションなどに楽曲を提供するミュージシャン/プロデューサー・Carl Falk氏が監修するイコライザー「Audiodo Equalizer」や、過度な音量での長時間使用による聴覚障害を抑止するための「セーフリスニング機能」といったAudiodo社の提供技術も搭載。フォーマットに関わらずライブのような立体的な音場を再現するという「イマーシブオーディオ機能」も、後日アップデートで搭載予定としている。
フィードフォワード、フィードバックを組み合わせたハイブリッドアクティブノイズキャンセリングや外音取り込みモード、3マイクcVc技術による通話ノイズキャンセリング、低遅延なワイヤレス通信が可能な低遅延モードなどの機能も搭載。4台までのマルチペアリング、2台までのマルチポイントにも対応する。
再生時間はイヤホン単体で約6時間(ANCオフ/AAC接続/音量50%時)、ケース充電併用で約18時間。イヤホン片側の質量は6.7g。パッケージには同社の低反発フォームイヤーピース「Magic Ear+7」3サイズ(S/M/L)と、抗菌シリコン素材イヤーピース「Block Ear+6N」4サイズ(S/MS/M/L)が付属する。
カラーはBlack Starlightに加え、白磁器からインスパイアされた模様をトップカバーに施した「White Porcelain」を用意。White Porcelainは全世界で200台だけの限定生産モデルで、ハンドメイド加工なため同じ柄は2つと存在しないとのこと。
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