トップページへ戻る

ニュース

HOME > ニュース > Gadgetニュース

公開日 2023/06/09 20:16
レトロデザインも魅力のBlue

Logitech、マイクブランド「Blue」を廃止へ。YetiはLogitech Gに統合

Munenori Taniguchi
PC周辺機器メーカーのLogitech(日本でのブランド名はLogicool)が、2018年に買収したマイクメーカーBlue Microphonesのブランド名「Blue」を廃止し、主力製品のYetiシリーズはLogitech Gブランドで展開する予定だと述べている。

まだ日本で公式発表はされていないが、Logicoolのウェブサイトを確認したところ、すでにYetiやSnowballといったマイク製品はLogicool Gのサイトに表示されるようになっている。Blueブランドのウェブサイトや製品ページ、公式ストアは表示されず、Logicoolのページにリダイレクトされる。Blueの名残は、製品の売り文句にリアルタイムエフェクト機能を指す「Blue VO!CE」の文字が残るのみだ。

Blue Microphonesは1995年に設立され、用途に合わせて音の特徴を分離する、交換可能なカプセルを備えた多用途スタジオXLRマイク「bottle」を最初の製品として世に送り出した。次に製品化されたのが、インターネット経由で音声を送信することを目的とした、まるでソフトボールのような球体かつUSB接続のマイクだった。このデザインは当時12歳だった創業者の娘の発案によるもので、後のSnowballのプロトタイプとなった。Blueはこれをきっかけに、オンラインで活動するクリエイターのためのマイク作りを本格的に開始したという。

そして音楽制作(DAW)ソフト「GarageBand」用のマイクを探していたアップルの働きかけにより、BlueはSnowballを製品化。これが宅録クリエイターたちにヒットして、続く製品としてYetiが開発された。

その後Blueは、2008年にプライベートエクイティ企業のTransom Capitalに売却され、さらに同業のThe Riverside Companyの手に渡った後、2018年7月にLogitechに買収された。

Logitechは今回のブランド再編で、プレミアムコンソールオーディオ製品のブランドであるAstroと、Logitech for Creators製品もLogitech Gの下に置くことを明らかにしているが、Astroブランドは継続し、専用のウェブサイトも残している。また同社は統合において、現在のAstroおよびBlue製品の廃止予定はないとしている。

Source: Reddit
via: The Verge

新着クローズアップ

クローズアップ

アクセスランキング RANKING
1 乗客は殺し屋のトム・クルーズ。巻き込まれ系クライムサスペンス!
2 MVP獲得の大谷翔平、6億円超“50-50”ホームランボールが「台北101」にて展示中。名シーンを球面投影
3 final、2025年福袋を11/30から販売。最高100万円まで全18種、福袋限定イヤホン「ETOシリーズ」も同封
4 Amazonと楽天ブラックフライデーで人気プロジェクターが最大8万円OFF!一躍人気になったDangbeiの実力とは
5 大人気のJBL最新TWS「LIVE BUDS 3」がなんと30%オフ!楽天ブラックフライデーで安すぎる注目機
6 ビクター新ワイヤレスヘッドホン「HA-S99N」速攻レビュー! 評論家が「もう驚きでしかない」と高評価した魅力とは?
7 評論家が厳選!マランツ「MODEL M1」でPolk Audio/KEF/TAD/Harbethのスピーカーを鳴らす
8 やっぱり便利!ビクターのUSB-Cイヤホン「HA-FR29UC」にはTWSにない魅力が満載だ
9 Oriolus、DIYキット「JOYCRAFT」に軽量コンパクトなスピーカー「OA-JC10」
10 FIIO、LDAC対応のポータブルヘッドホンアンプ「BTR11」。税込3520円前後
11/25 11:42 更新

WEB