公開日 2016/07/29 10:30
【特別企画】4Kテレビは音もしっかり強化したい!
お手軽&省スペースにテレビの音質を強化! パイオニアの2.1chシアターシステム「HTP-CS1」
折原一也
パイオニアの2.1chホームシアターシステム「HTP-CS1」は、“セパレートサウンドバーコンセプト”を採用することで、柔軟かつ省スペースの設置と豊かなサウンドの両方を実現した。映画からスポーツ、音楽までを再生しながら、HTP-CS1ならではの魅力を折原一也氏が検証した。
■4Kテレビを導入するなら、ぜひサウンドも強化したい
今年の夏は世界的なスポーツイベントの開催も控えているが、大画面の4Kテレビで観戦するという方も多いことだろう。実際、今夏は4Kテレビの販売が好調だと聞く。
テレビ観戦で臨場感を得るために、映像と共に忘れてはならないのが、サウンドだ。映画やドラマはもちろん、スポーツコンテンツにおいても、競技に臨む選手の技やスタジアムの歓声をリアルに伝えてくれる”音”の再現は重要だ。
2016年夏に各社からラインナップされた4Kテレビの中にはサウンドを強化したモデルもあるが、あくまで一部ハイエンド機種の話だ。せっかく4Kテレビで高精細な映像を楽しむならば、ぜひサウンド面の強化も考えたい。
今回取り上げるパイオニアの2.1chフロントスピーカーシステム「HTP-CS1」は、手軽に4Kテレビのサウンドを強化したいというユーザーにぜひオススメしたいモデルだ。
■HTP-CS1が、サウンドバーを“セパレート”した理由
なかでも手軽に導入できるオススメの機種が、パイオニアが6月下旬より発売したコンパクトフロントスピーカーシステム「HTP-CS1」だ。
本機は2基のスピーカーとアンプ内蔵サブウーファーで構成されている2.1chシステム。数あるサウンドシステムのなかから本機を選ぶ大きな理由となるのが、テレビ周りにセッティングしやすい「セパレートサウンドバーコンセプト」を採用している点だ。
テレビ用スピーカーやホームシアターシステムの主流となるのは、横に長い「バータイプ」の一体型スピーカーだ。いわゆる「サウンドバー」である。
その一方で4Kテレビのデザイントレンドは、スタンドの高さを抑えて、画面を低く見せるというもの。デザインの追求が進み、スタンドも以前のように画一的な形状ではなく、モデル毎にさまざまな形をとるようになった。
結果として、サウンドバーとテレビの設置の相性は以前より難しくなった。画面が低くなったために、サウンドバーがテレビ画面を下端を隠してしまったり、テレビリモコン受光部を遮って操作が効きづらくなったりというケースが増えてしまったのだ。
また、テレビごとにスタンドの形状もまちまちなため、サウンドバーを設置するスペースが確保できないという場面も多くなった。
HTP-CS1はこうした設置の悩みに応えるべく、スピーカー部をサウンドバーではなく、2本の独立したスピーカーとした。テレビのトレンドに合わせて設置性を考慮して、「サウンドバーをセパレート」したというわけである。
■実際に設置してわかったHTP-CS1の設置性の高さ
テレビを前にして、実際にHTP-CS1のセッティングを体験してみると、一般的なサウンドバーにはない設置性の高さ、省スペース設計のメリットがよくわかる。
HTP-CS1の左右のスピーカーは、それぞれ幅150mm×高さ57mm×奥行き88mmというサイズだ。これならスタンドが低いテレビでも、スピーカーが画面を邪魔することはない。左右セパレート構成の上に横幅と奥行きもコンパクトなので、テレビ台中央のスペースも大きく空けることができる。奥行きが狭いテレビラックへの設置も問題ないはずだ。
各スピーカーは、40mm×70mmサイズのドライバーユニットを搭載。1基で基本的に全帯域をカバーするフルレンジタイプで、パイオニアが長年培ってきたオーディオ用の単品スピーカーの技術を活用している。セパレート構成としたことは、当然ながら、ステレオ再生における音場再現(音の広がりの表現)の向上にも寄与する。セパレート構成は、オーディオ好きにとっても歓迎すべき仕様だ。
■4Kテレビを導入するなら、ぜひサウンドも強化したい
今年の夏は世界的なスポーツイベントの開催も控えているが、大画面の4Kテレビで観戦するという方も多いことだろう。実際、今夏は4Kテレビの販売が好調だと聞く。
テレビ観戦で臨場感を得るために、映像と共に忘れてはならないのが、サウンドだ。映画やドラマはもちろん、スポーツコンテンツにおいても、競技に臨む選手の技やスタジアムの歓声をリアルに伝えてくれる”音”の再現は重要だ。
2016年夏に各社からラインナップされた4Kテレビの中にはサウンドを強化したモデルもあるが、あくまで一部ハイエンド機種の話だ。せっかく4Kテレビで高精細な映像を楽しむならば、ぜひサウンド面の強化も考えたい。
今回取り上げるパイオニアの2.1chフロントスピーカーシステム「HTP-CS1」は、手軽に4Kテレビのサウンドを強化したいというユーザーにぜひオススメしたいモデルだ。
■HTP-CS1が、サウンドバーを“セパレート”した理由
なかでも手軽に導入できるオススメの機種が、パイオニアが6月下旬より発売したコンパクトフロントスピーカーシステム「HTP-CS1」だ。
本機は2基のスピーカーとアンプ内蔵サブウーファーで構成されている2.1chシステム。数あるサウンドシステムのなかから本機を選ぶ大きな理由となるのが、テレビ周りにセッティングしやすい「セパレートサウンドバーコンセプト」を採用している点だ。
テレビ用スピーカーやホームシアターシステムの主流となるのは、横に長い「バータイプ」の一体型スピーカーだ。いわゆる「サウンドバー」である。
その一方で4Kテレビのデザイントレンドは、スタンドの高さを抑えて、画面を低く見せるというもの。デザインの追求が進み、スタンドも以前のように画一的な形状ではなく、モデル毎にさまざまな形をとるようになった。
結果として、サウンドバーとテレビの設置の相性は以前より難しくなった。画面が低くなったために、サウンドバーがテレビ画面を下端を隠してしまったり、テレビリモコン受光部を遮って操作が効きづらくなったりというケースが増えてしまったのだ。
また、テレビごとにスタンドの形状もまちまちなため、サウンドバーを設置するスペースが確保できないという場面も多くなった。
HTP-CS1はこうした設置の悩みに応えるべく、スピーカー部をサウンドバーではなく、2本の独立したスピーカーとした。テレビのトレンドに合わせて設置性を考慮して、「サウンドバーをセパレート」したというわけである。
■実際に設置してわかったHTP-CS1の設置性の高さ
テレビを前にして、実際にHTP-CS1のセッティングを体験してみると、一般的なサウンドバーにはない設置性の高さ、省スペース設計のメリットがよくわかる。
HTP-CS1の左右のスピーカーは、それぞれ幅150mm×高さ57mm×奥行き88mmというサイズだ。これならスタンドが低いテレビでも、スピーカーが画面を邪魔することはない。左右セパレート構成の上に横幅と奥行きもコンパクトなので、テレビ台中央のスペースも大きく空けることができる。奥行きが狭いテレビラックへの設置も問題ないはずだ。
各スピーカーは、40mm×70mmサイズのドライバーユニットを搭載。1基で基本的に全帯域をカバーするフルレンジタイプで、パイオニアが長年培ってきたオーディオ用の単品スピーカーの技術を活用している。セパレート構成としたことは、当然ながら、ステレオ再生における音場再現(音の広がりの表現)の向上にも寄与する。セパレート構成は、オーディオ好きにとっても歓迎すべき仕様だ。
これがこの小さなスピーカーから出ている音? HTP-SC1のサウンドを検証
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