公開日 2017/06/15 10:54
【特別企画】フルHD×4画面としても活用できる
LGの42.5インチ4Kモニターを仕事場で使ってみたらかなり快適だった件
折原一也
最初に宣言しておくが、僕は自宅PCは断然デスクトップ派だ。ハイパフォーマンスなタワー型PCと、大画面のPCモニターこそ作業効率最高!−−そんな信念を持つ僕のところに、編集部からぜひレビューして欲しいと送られてきたのがLGの42.5インチ4Kモニター「43UD79-B」だ。
PCに4Kモニター!? …と本来であれば驚くべきところかもしれないが、僕は既に28型4K液晶モニターを導入しているので「4K」自体は新鮮ではない。だが、仕事場のデスクに42.5インチ大画面を導入するというのは、今回初めての体験だった。
そんなわけで、自宅兼仕事場にLGの42.5インチ4Kモニター「43UD79-B」がやってきた。
まずは「43UD79-B」のスペックから紹介しよう。
「43UD79-B」は、国内でもPCモニターブランドとして人気のLGエレクトロニクスが発売する、過去最大級42.5インチのPCモニターだ。最大の特徴はIPS液晶パネルを用いた3,840×2,160ドットの4K表示。10bitカラー(約10.7 億色)表示に対応する。
PC接続の際の入力端子であるDisplayPort端子の他に、HDMI端子を4ポート搭載(4K@60Hz対応×2、4K@30Hz対応×2)。HDCP2.2にも対応しているのでAVファン的にもモニターとして導入可能だ。
液晶モニターとしての性能はコントラストは1000:1で、応答速度は8msとスペック面ではPCモニターの延長線上としては標準的なスペックだ。その他端子類はUSB Type-C(アップ)、USB 3.0×2(ダウン)、ヘッドホンジャックという構成だ。
本体には10W+10Wのステレオスピーカーも内蔵。85Hz以下の低音域を深く豊かに再現する「リッチベース」の機能を搭載し、本体サイズを活かした立体的なステレオサウンドを鳴らす設計だ。
■PCデスクに置くとやはり巨大な42.5インチ。UHD BD再生にも活躍
実際に「43UD79-B」をPC用のデスクに設置してみると…。目の前に鎮座した本機は当然ながら相当に巨大だ。
外形寸法は967mm×648mm×275mm(スタンドあり)で、PC作業をするデスクに設置すると、視野いっぱいに画面が広がる感覚。
Windows 10で4Kモニターを使う際には「テキストとアプリ、その他の項目サイズを変更する」の設定を150%に変えるのが定番だったが、43UD79-Bなら元の100%でも問題ナシ。PCデスクの距離でも液晶のドットも見えず、作業スペースが広がった感覚が得られる。
普段のPCモニターの使い方としては、ブラウザ表示をしたりする目的では横の1/3程度の幅で足りるので、テキストエディタを同時に表示したり、写真を確認しならが仕事を進める際にも快適だ。
ウィンドウを小さくしても文字や写真が物理的に大きいので、十分内容を判別できるというのは、4Kであり、42.5インチというサイズである本機を使って初めて実感したメリットだ。自分で撮影した写真をチェックする際も、42.5インチ+4Kの本機ならサムネイルの段階でもかなり選びやすい。
AV用の4Kモニターとしても活用しようとパナソニックのUltraHD Blu-rayプレイヤー「DMP-UB900」を接続し、HDMIで入力してみたが、無事4K映像の表示に成功。本機はHDR信号には対応していないが、それでも映画『ラ・ラ・ランド』(北米版UHD BD)を再生してみると、4K解像度は圧倒的だった。NetflixやAmazonプライムなど4K配信の視聴モニターにも適しているだろう。
PCに4Kモニター!? …と本来であれば驚くべきところかもしれないが、僕は既に28型4K液晶モニターを導入しているので「4K」自体は新鮮ではない。だが、仕事場のデスクに42.5インチ大画面を導入するというのは、今回初めての体験だった。
そんなわけで、自宅兼仕事場にLGの42.5インチ4Kモニター「43UD79-B」がやってきた。
まずは「43UD79-B」のスペックから紹介しよう。
「43UD79-B」は、国内でもPCモニターブランドとして人気のLGエレクトロニクスが発売する、過去最大級42.5インチのPCモニターだ。最大の特徴はIPS液晶パネルを用いた3,840×2,160ドットの4K表示。10bitカラー(約10.7 億色)表示に対応する。
PC接続の際の入力端子であるDisplayPort端子の他に、HDMI端子を4ポート搭載(4K@60Hz対応×2、4K@30Hz対応×2)。HDCP2.2にも対応しているのでAVファン的にもモニターとして導入可能だ。
液晶モニターとしての性能はコントラストは1000:1で、応答速度は8msとスペック面ではPCモニターの延長線上としては標準的なスペックだ。その他端子類はUSB Type-C(アップ)、USB 3.0×2(ダウン)、ヘッドホンジャックという構成だ。
本体には10W+10Wのステレオスピーカーも内蔵。85Hz以下の低音域を深く豊かに再現する「リッチベース」の機能を搭載し、本体サイズを活かした立体的なステレオサウンドを鳴らす設計だ。
■PCデスクに置くとやはり巨大な42.5インチ。UHD BD再生にも活躍
実際に「43UD79-B」をPC用のデスクに設置してみると…。目の前に鎮座した本機は当然ながら相当に巨大だ。
外形寸法は967mm×648mm×275mm(スタンドあり)で、PC作業をするデスクに設置すると、視野いっぱいに画面が広がる感覚。
Windows 10で4Kモニターを使う際には「テキストとアプリ、その他の項目サイズを変更する」の設定を150%に変えるのが定番だったが、43UD79-Bなら元の100%でも問題ナシ。PCデスクの距離でも液晶のドットも見えず、作業スペースが広がった感覚が得られる。
普段のPCモニターの使い方としては、ブラウザ表示をしたりする目的では横の1/3程度の幅で足りるので、テキストエディタを同時に表示したり、写真を確認しならが仕事を進める際にも快適だ。
ウィンドウを小さくしても文字や写真が物理的に大きいので、十分内容を判別できるというのは、4Kであり、42.5インチというサイズである本機を使って初めて実感したメリットだ。自分で撮影した写真をチェックする際も、42.5インチ+4Kの本機ならサムネイルの段階でもかなり選びやすい。
AV用の4Kモニターとしても活用しようとパナソニックのUltraHD Blu-rayプレイヤー「DMP-UB900」を接続し、HDMIで入力してみたが、無事4K映像の表示に成功。本機はHDR信号には対応していないが、それでも映画『ラ・ラ・ランド』(北米版UHD BD)を再生してみると、4K解像度は圧倒的だった。NetflixやAmazonプライムなど4K配信の視聴モニターにも適しているだろう。