公開日 2017/08/10 10:00
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良い音と装着感はスポーツが鍛えた。 Jaybird「X3 Wireless」を聴き逃すな
レビュー:折原一也/記事構成:編集部
■高い音質と装着感を両立。Jaybirdのワイヤレスイヤホン「Jaybird X3 Wireless」
最近急増しているワイヤレスイヤホン。どれを選んで良いか悩んでいる方も多いはずだ。今回オススメする製品は、米国で高い人気を誇るJaybirdの新モデル「Jaybird X3 Wireless」だ。
詳しい方なら、Jaybirdがスポーツ向けイヤホンブランドであることをご存じかもしれない。だがこのブランドの製品は、スポーツを全くしない方にも聞いて欲しい、音楽リスニング用としても実力派製品が揃っているのだ。
5月からロジクール扱いで日本国内で販売されている「Jaybird X3 Wireless」(関連ニュース)は、実売価格16,880円のワイヤレスイヤホンで、音質は後ほどくわしくレビューするが、音楽観賞用として十分以上の能力を備えている。
さらにデザインや取り回し面の作り込みにも優れ、装着感を高めるための装着アクセサリーも充実している。装着感はイヤホンにとって大変重要な要素だが、Jaybirdはスポーツという過酷な環境でも優れた装着性を発揮するよう、長年にわたって工夫を凝らしている。
つまり「Jaybird X3 Wireless」は、スポーツ向けの性能を突き詰めていったら、イヤホンに求められる音質や装着性などを高い次元で実現してしまった製品と言えるのだ。今回は本機をスポーツイヤホンというだけでなく、Bluetoothイヤホン全般の中での立ち位置も含めてレビューしていこう。
■様々な工夫がBluetoothイヤホンとしての優秀さを際立たせる
Jaybird X3 Wirelessの基本的なプロフィールは、今急増しているBluetooth接続のワイヤレスイヤホンと同様だ。Alpha(グリーン)カラーの実機を前にしてみると、シンプルながらガジェットとして持ち歩きたくなるデザイン性の良さを感じる。周波数特性は20Hz〜20kHzをカバーする。
同じカラーで統一されたフラットケーブルで左右を繋いでおり、外見の良さと取り回しのしやすさも兼ね備えている。ケーブル右側の途中にある3ボタンのリモコンも、薄型で丸みを帯びた造形で、細部までよく作り込まれている。
イヤホンの筐体は若干大柄ではあるが耳へのフィット感も良く、二重の疎水性ナノコーティングと繋ぎ目の締まった新設計が施されており、雨や汗に強い防水性能を備えている。こうした作り込みはスポーツイヤホンらしい利点だ。
ワイヤレスまわりは、Bluetoothはバージョン4.1のマルチポイント対応で、2台のBluetoothデバイスと同時ペアリングが可能。実際のペアリング操作はイヤホン真ん中の電源ボタンの4秒長押しのみで、ワイヤレスイヤホン経験者ならマニュアルを開くことなくスマホとのペアリングを完了させることができるだろう。
音楽リスニングの前にもう一つ触れておきたいのが、充電・バッテリー周りの仕様。Jaybird X3 Wireless本体には充電用のMicroUSB端子はなく、付属のUSB充電ケーブル/充電用クリップにはめ込むような形でバッテリーを充電する。イヤホンのリモコン部を充電用クリップに取り付けてチャージできる仕様は、防水性能を備えた本機として安心できる。連続再生時間は最大8時間。通常充電の時間は約2.5時間で、20分の急速充電でも1時間の連続再生が可能だ。
■充実の装着アクセサリーで高い装着感を実現
さらに特徴的なのが、充実した装着アクセサリーだ。イヤーチップには標準で取り付けられているシリコン製のイヤーチップ 3サイズの他に、「Complyスポーツ用フォームイヤーチップ」を3サイズ同梱。更に「エルゴノミック・コンフォート・イヤーフィン」も3サイズが付属する。
説明書は実に丁寧で、フィンを使った場合と使わない場合の装着方法(“アンダーイヤー”=垂れ下がるスタイルと、“オーバーイヤー”=耳掛けスタイルはいずれも可能で、フィンの取り付け向きを変えることで対応)まで解説が行われている。
特にイヤーピースは音質にも関わるので、筆者自身もJaybird X3 Wirelessが最もフィットする組み合わせを試してみた。普段使いの“アンダーイヤー”として考えると、標準のシリコンよりも「Complyスポーツ用フォームイヤーチップ」のLサイズ、装着をサポートする「エルゴノミック・コンフォート・イヤーフィン」は標準のMサイズを外してSサイズを付けた組み合わせがフィットした。
耳の形やサイズは個人差が大きいので実際には各人で試して欲しいが、遮音性にも優れた「Complyスポーツ用フォームイヤーチップ」とフィンも含めて、完全なフィット感を得られるイヤホンは貴重だ。より安定感に優れた“オーバーイヤー”で使いたい時には、フィンの向きを変えるだけですぐ対応できる。
もう一つ、Jaybirdらしい付属品が2つの「コード管理用クリップ」と「シャツクリップ」だ。前者は首もとに余るコードを折り返す形で束ねる専用クリップで、後者は洋服の襟元に固定できる仕組みで、左右を繋ぐケーブルがフラットケーブルである事がここで活きてくる。このようにして、人気ブランドらしい細かなところまで配慮の行き届いた作り込みがなされているのだ。
■標準では屋外リスニング向けのサウンド。「Jaybirdアプリ」でカスタマイズも
それでは実際にiPhone 7とペアリングをして音楽リスニングを始めてみよう。まずは装着し、路上で音楽リスニングを試みた。
RADWIMPSの『前前前世(movie ver.)』を聴くと、エネルギーを中低域に集中したダイナミックでパワフルな聴き応えあるサウンドだ。バンド演奏の音場は、屋外で聴いてもギターの位置感やバスドラムのサウンドの響きまで臨場感豊かに響き渡るし、路上のリスニングでもゴリゴリとしたベースの質感が伝わる。ストレートに音源の音情報も引き出すので、騒音や自分の息遣いが荒くなるような環境でもボーカルのセパレーションも確保されるのが良い。
映画「ラ・ラ・ランド」のオリジナル・サウンドトラックより『アナザー・デイ・オブ・サン』を聴くと、ジャズ音源の持つ楽器をすべての帯域でクリアに引き出している。特にコーラスと楽器に満たされた音場感と共に、金属音の繊細な響き、そして声の帯域まで良好だ。
一方、リスニング環境を静かな屋内に変えると、低音をぐっと押し出したかなりの重低音志向サウンドであることは変わらない。ただし量感任せではなく、低音は一定のタイト感を持つと共にバスドラの音にも正確な音場感もあるし、中高域の情報量も保持するので、素性の良い重低音サウンドに仕上がっているのだ。
屋内でJaybird X3 Wirelessの音質をさらに高める方法はないだろうか? ーー 実は存在する。それがスマホ用の専用アプリ「Jaybirdアプリ」での音質調整だ。
「Jaybirdアプリ」を起動すると「ダッシュボード」に8つのイコライザーのプリセットが表示される。そして「発見」からは、コミュニティから公開されたプリセットを選んで適用することも可能だ。デフォルトは「シグネチャー」で設定内容も確認できるのだが、やはり低音をブーストし中域を抑えて声の帯域をカバーした、屋外や運動時向けのセッテイングでまとまっている。
そんな初期設定を踏まえ、改めてJaybird X3 Wirelessの本来のサウンドを聴いてみようと、まずは「フラット」セッティングに挑戦。文字通り帯域バランスを整えた形で素直に音情報を引き出す。より自分好みの音を追求するなら、イコライザーを操作して直接カスタマイズもできるが、特に活用して欲しいのが「発見」のタブからアクセスできるプリセットだ。
例えば「TRU HI RESOLUTION」は“Similar to Japanese bird X2 Sounds”と説明がある通り、Jaybirdの高音質イヤホンとして人気だった「X2」のクリアで低音も強すぎない、日本のサウンドにマッチしたボーカル重視の心地良いサウンドを愉しむことができた。
◇
今回、Jaybird X3 Wirelessをランニングでも通用する屋外、そして屋内と環境を変えつつ聴いてみたが、シーンを選ばず使用できる実力の高音質サウンドが印象的だった。さらにスポーツ用イヤホンならではアクセサリーの充実や高い装着感は明確にメリットといえるだろう。音質にも妥協せず、装着感や使い勝手も良い ーー そんな贅沢を満たすモデルとして「Jaybird X3 Wireless」は、ぜひ一度試してほしいワイヤレスイヤホンだ。
(提供:(株) ロジクール)
最近急増しているワイヤレスイヤホン。どれを選んで良いか悩んでいる方も多いはずだ。今回オススメする製品は、米国で高い人気を誇るJaybirdの新モデル「Jaybird X3 Wireless」だ。
詳しい方なら、Jaybirdがスポーツ向けイヤホンブランドであることをご存じかもしれない。だがこのブランドの製品は、スポーツを全くしない方にも聞いて欲しい、音楽リスニング用としても実力派製品が揃っているのだ。
5月からロジクール扱いで日本国内で販売されている「Jaybird X3 Wireless」(関連ニュース)は、実売価格16,880円のワイヤレスイヤホンで、音質は後ほどくわしくレビューするが、音楽観賞用として十分以上の能力を備えている。
さらにデザインや取り回し面の作り込みにも優れ、装着感を高めるための装着アクセサリーも充実している。装着感はイヤホンにとって大変重要な要素だが、Jaybirdはスポーツという過酷な環境でも優れた装着性を発揮するよう、長年にわたって工夫を凝らしている。
つまり「Jaybird X3 Wireless」は、スポーツ向けの性能を突き詰めていったら、イヤホンに求められる音質や装着性などを高い次元で実現してしまった製品と言えるのだ。今回は本機をスポーツイヤホンというだけでなく、Bluetoothイヤホン全般の中での立ち位置も含めてレビューしていこう。
■様々な工夫がBluetoothイヤホンとしての優秀さを際立たせる
Jaybird X3 Wirelessの基本的なプロフィールは、今急増しているBluetooth接続のワイヤレスイヤホンと同様だ。Alpha(グリーン)カラーの実機を前にしてみると、シンプルながらガジェットとして持ち歩きたくなるデザイン性の良さを感じる。周波数特性は20Hz〜20kHzをカバーする。
同じカラーで統一されたフラットケーブルで左右を繋いでおり、外見の良さと取り回しのしやすさも兼ね備えている。ケーブル右側の途中にある3ボタンのリモコンも、薄型で丸みを帯びた造形で、細部までよく作り込まれている。
イヤホンの筐体は若干大柄ではあるが耳へのフィット感も良く、二重の疎水性ナノコーティングと繋ぎ目の締まった新設計が施されており、雨や汗に強い防水性能を備えている。こうした作り込みはスポーツイヤホンらしい利点だ。
ワイヤレスまわりは、Bluetoothはバージョン4.1のマルチポイント対応で、2台のBluetoothデバイスと同時ペアリングが可能。実際のペアリング操作はイヤホン真ん中の電源ボタンの4秒長押しのみで、ワイヤレスイヤホン経験者ならマニュアルを開くことなくスマホとのペアリングを完了させることができるだろう。
音楽リスニングの前にもう一つ触れておきたいのが、充電・バッテリー周りの仕様。Jaybird X3 Wireless本体には充電用のMicroUSB端子はなく、付属のUSB充電ケーブル/充電用クリップにはめ込むような形でバッテリーを充電する。イヤホンのリモコン部を充電用クリップに取り付けてチャージできる仕様は、防水性能を備えた本機として安心できる。連続再生時間は最大8時間。通常充電の時間は約2.5時間で、20分の急速充電でも1時間の連続再生が可能だ。
■充実の装着アクセサリーで高い装着感を実現
さらに特徴的なのが、充実した装着アクセサリーだ。イヤーチップには標準で取り付けられているシリコン製のイヤーチップ 3サイズの他に、「Complyスポーツ用フォームイヤーチップ」を3サイズ同梱。更に「エルゴノミック・コンフォート・イヤーフィン」も3サイズが付属する。
説明書は実に丁寧で、フィンを使った場合と使わない場合の装着方法(“アンダーイヤー”=垂れ下がるスタイルと、“オーバーイヤー”=耳掛けスタイルはいずれも可能で、フィンの取り付け向きを変えることで対応)まで解説が行われている。
特にイヤーピースは音質にも関わるので、筆者自身もJaybird X3 Wirelessが最もフィットする組み合わせを試してみた。普段使いの“アンダーイヤー”として考えると、標準のシリコンよりも「Complyスポーツ用フォームイヤーチップ」のLサイズ、装着をサポートする「エルゴノミック・コンフォート・イヤーフィン」は標準のMサイズを外してSサイズを付けた組み合わせがフィットした。
耳の形やサイズは個人差が大きいので実際には各人で試して欲しいが、遮音性にも優れた「Complyスポーツ用フォームイヤーチップ」とフィンも含めて、完全なフィット感を得られるイヤホンは貴重だ。より安定感に優れた“オーバーイヤー”で使いたい時には、フィンの向きを変えるだけですぐ対応できる。
もう一つ、Jaybirdらしい付属品が2つの「コード管理用クリップ」と「シャツクリップ」だ。前者は首もとに余るコードを折り返す形で束ねる専用クリップで、後者は洋服の襟元に固定できる仕組みで、左右を繋ぐケーブルがフラットケーブルである事がここで活きてくる。このようにして、人気ブランドらしい細かなところまで配慮の行き届いた作り込みがなされているのだ。
■標準では屋外リスニング向けのサウンド。「Jaybirdアプリ」でカスタマイズも
それでは実際にiPhone 7とペアリングをして音楽リスニングを始めてみよう。まずは装着し、路上で音楽リスニングを試みた。
RADWIMPSの『前前前世(movie ver.)』を聴くと、エネルギーを中低域に集中したダイナミックでパワフルな聴き応えあるサウンドだ。バンド演奏の音場は、屋外で聴いてもギターの位置感やバスドラムのサウンドの響きまで臨場感豊かに響き渡るし、路上のリスニングでもゴリゴリとしたベースの質感が伝わる。ストレートに音源の音情報も引き出すので、騒音や自分の息遣いが荒くなるような環境でもボーカルのセパレーションも確保されるのが良い。
映画「ラ・ラ・ランド」のオリジナル・サウンドトラックより『アナザー・デイ・オブ・サン』を聴くと、ジャズ音源の持つ楽器をすべての帯域でクリアに引き出している。特にコーラスと楽器に満たされた音場感と共に、金属音の繊細な響き、そして声の帯域まで良好だ。
一方、リスニング環境を静かな屋内に変えると、低音をぐっと押し出したかなりの重低音志向サウンドであることは変わらない。ただし量感任せではなく、低音は一定のタイト感を持つと共にバスドラの音にも正確な音場感もあるし、中高域の情報量も保持するので、素性の良い重低音サウンドに仕上がっているのだ。
屋内でJaybird X3 Wirelessの音質をさらに高める方法はないだろうか? ーー 実は存在する。それがスマホ用の専用アプリ「Jaybirdアプリ」での音質調整だ。
「Jaybirdアプリ」を起動すると「ダッシュボード」に8つのイコライザーのプリセットが表示される。そして「発見」からは、コミュニティから公開されたプリセットを選んで適用することも可能だ。デフォルトは「シグネチャー」で設定内容も確認できるのだが、やはり低音をブーストし中域を抑えて声の帯域をカバーした、屋外や運動時向けのセッテイングでまとまっている。
そんな初期設定を踏まえ、改めてJaybird X3 Wirelessの本来のサウンドを聴いてみようと、まずは「フラット」セッティングに挑戦。文字通り帯域バランスを整えた形で素直に音情報を引き出す。より自分好みの音を追求するなら、イコライザーを操作して直接カスタマイズもできるが、特に活用して欲しいのが「発見」のタブからアクセスできるプリセットだ。
例えば「TRU HI RESOLUTION」は“Similar to Japanese bird X2 Sounds”と説明がある通り、Jaybirdの高音質イヤホンとして人気だった「X2」のクリアで低音も強すぎない、日本のサウンドにマッチしたボーカル重視の心地良いサウンドを愉しむことができた。
今回、Jaybird X3 Wirelessをランニングでも通用する屋外、そして屋内と環境を変えつつ聴いてみたが、シーンを選ばず使用できる実力の高音質サウンドが印象的だった。さらにスポーツ用イヤホンならではアクセサリーの充実や高い装着感は明確にメリットといえるだろう。音質にも妥協せず、装着感や使い勝手も良い ーー そんな贅沢を満たすモデルとして「Jaybird X3 Wireless」は、ぜひ一度試してほしいワイヤレスイヤホンだ。
■音楽を聴く事は運動能力を高めるツールとして効果的 音楽というのは精神面に与える影響が大きいと思います。マラソンの高橋 尚子選手が、走る前にhitomiさんの「LOVE2000」を聴いて集中していたという話がありましたが、実際に“集中力を高める”効果は大きいと思います。運動のパフォーマンスには心理的な影響がとても大きく、他にもリラックスをしたい、気分を高めたいというように目的は人それぞれ違っていて、聴く音楽の種類や効果も異なると思いますが、その時の体の状態に合わせて運動をするために『自分の気持ちを持って行きたい方向に持って行く』、そのために音楽を聴くことは有効な手段の一つです。 また、音楽のテンポに体の動きがシンクロしていくことがありますよね。人間に備わっている運動能力の中にはコーディネーション能力(調整力)という体力要素があり、その一つにリズム能力(リズム感)があります。動作と音楽のテンポが合っていると、よりスムーズに動くことが出来たり、あえてテンポを変えて自分のパフォーマンスを合わせることで能力を高める事もできます。リズムを意識して運動する事自体がその力を使うだけでなく、体への刺激となってトレーニングにもなるんです。なので、良いパフォーマンスを出し続けるため、精神面のコントロールや運動能力を高めるトレーニング要素として、音楽を聴く事は運動と非常に関わりが深いと感じます。 また「脳のリミッターを外す」という部分もあると思います。運動というのは、飽きてしまうと疲れを感じやすくなってしまい、体も動かなくなってしまうんですね。音楽を聴いて集中力を保つこと、気分良く運動することが出来れば、脳で疲れを感じにくくなり、本来のパフォーマンスを十二分に発揮することができます。トップ選手などは限界からが勝負で、そこからどれだけできるかが重要です。そこで、脳が疲れを感じて勝手に「自分の能力はここまでだ」と思ってしまわないような精神を保つことも、音楽を聴く効果の一つです。 |
(提供:(株) ロジクール)