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公開日 2019/03/04 06:30
深くパワフルな低音と実体感あるサウンドを実現

ファブリックの上質デザインと最新性能を両立。SOL REPUBLICのBTイヤホン「SHADOW FUSION」レビュー

折原一也

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米国・サンフランシスコ発のヘッドホンブランド「SOL REPUBLIC」。“Soundtrack Of Life”という言葉から取ったライフスタイル志向のブランドネームと、数々の著名アーティストとのコラボレーションで知られる同社のイヤホンラインナップの中でも、2015年の日本参入初期に登場した「SHADOW WIRELESS」は、アメリカ航空宇宙局NASAで研究開発を行い設計された、ネックバンド型イヤホンの先駆者として記憶に刻まれている人も多いだろう。

米国・サンフランシスコ発のヘッドホンブランド「SOL REPUBLIC」から、Bluetoothイヤホンの新モデルが登場

今回紹介するSOL REPUBLIC「SHADOW FUSION」は、そんな「SHADOW WIRELESS」をベースに、新たにフレックニット・ファブリック素材でリメイクして登場した最新モデルだ。

新たにフレックニット・ファブリック素材を採用したネックバンド型Bluetoothイヤホン「SHADOW FUSION」

ファブリック採用の高いデザイン性に、Bluetooth 5.0やaptXなど最新スペックを両立

特徴はやはりネックバンド表面の素材だろう。100%ポリエステル製のフレックニット・ファブリックがネックバンドの先端部の内側を除く箇所全てを覆っている。手に触れると見た目通り布生地らしい質感が感じられ、見た目にも触り心地にも、ガジェット系のイヤホンとは一線を画する上質さを備えている。本体カラーにはブラック、ブルー、グレーの3色をラインナップしている。

100%ポリエステル製のフレックニット・ファブリックがネックバンド部分を覆うファッショナブルなデザイン。カラーはブラック、ブルー、グレーの3色を用意する

ネックバンド右側にあるSOL REPUBLICのロゴは、フレックニット・ファブリック素材の外側に付けられていて、アパレルアイテムの商品ロゴのような雰囲気。ネックバンド左側にある2つの-ボタンと中央のマルチファンクションボタンの作りも同様だ。

ネックバンド右側にはブランドロゴ。オーディオというより、アパレルアイテムのようなデザイン

左側には音量調整や音楽再生/一時停止などが可能な操作ボタンを配置する

素材の質感という点で注目して欲しいポイントが、ネックバンド先端からイヤホンの伸びているケーブル。いわゆるフラットタイプのケーブルなのだが、そのフラット面にも編み目のような凹凸が付けられていて、ネックバンドの表面仕上げとも統一感がある。本体から伸びるイヤホンの背の部分がマグネットで固定できるので、ネックバンドを外して持ち歩く際にも扱いやすい。

フラットタイプのイヤホンケーブルも、編み目のような凹凸が施されていて、ネックバンド部分のファブリック生地との親和性も高い

イヤホンの背の部分にはマグネットを内蔵、音楽を聴いていない時はネックレスのように首かけも可能だ

ネックバンド自体の素材はシリコンで、手で広げようとすると真っ直ぐまで容易に広げられるほどの柔軟性を備える。本体重量は約32gと軽量で、持ち運びには付属の同じフレックニット・ファブリック素材のキャリングケースに丸めて持ち運べるので、携帯性も文句ナシだ。

キャリングケースも同じくフレックニット・ファブリック素材を採用

ネックバンド部分は非常に柔らかく曲げやすいので、簡単に収納できる

ワイヤレス部分のスペックは、BluetoothはVer.5.0、AAC/aptX/aptX LLにまで対応する最新仕様。連続再生時間は約10時間で、約15分の充電で約3時間の音楽再生ができるクイックチャージにも対応する。充電端子はUSB Type-Cを採用する。

充電端子はUSB TYPE-Cを採用

本体操作はネックバンド左側に2つある-/-とマルチファンクションボタンで行う。2つある-ボタンは1度押しで音量+/-、2秒押しで曲送り/曲戻しに対応。マルチファンクションボタンはポーズ/再生に対応。もちろんマイク内蔵で通話にも対応している。

ネックバンド左側の内側には電源ボタンを備え、長押しでBluetoothペアリングが起動する

音の立ち上がりや実体感に、ディープで音圧のある低音が魅力

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