公開日 2022/09/05 06:30
【特別企画】動画の配信・制作を始めたいユーザー注目
繋ぐだけでクリアな声、オーディオテクニカ「AT2020USB-X」は初心者にもオススメの多機能マイクだ
編集部:平山洸太
いまや誰もが、コンテンツクリエーターになれる時代だ。特に動画は活況ジャンルの一つで、コロナ禍のおうち需要でYouTubeを見るようになった人は増えただろうが、同時に投稿や配信をしたいという方も増えている。
さて、配信を行うには機材が必要だが、特に重視すべきなのが「音」だ。つまり、マイクの良し悪しで配信のクオリティが大きく左右されてしまう。音声だけの配信サービスも広まりつつあることからも、音の重要性は分かるだろう。
だが、この盛り上がりのなかで多くのメーカーからマイクが登場しており、どれを選べばいいか分かりづらくなってしまっている。そこでおすすめしたいのが、日本の老舗マイクブランドとしても有名なオーディオテクニカの新製品「AT2020USB-X」だ。
音の良さはもちろんだが、注目したいのは「接続するだけで使える」という簡単さ。リアルタイムで声のモニタリングができたり、瞬時にミュートができたりと、機能や使い勝手も申し分ない。
今回はそんなAT2020USB-Xを編集部記者が使ってみた。結論としては、動画などのコンテンツ制作だけでなく、テレワークといった通話用途にもおすすめしたいモデルだ。どういった用途に最適かの説明を盛り込みつつ、解説していこう。
本格的なマイクは設置や設定が難しいと感じるかもしれないが、AT2020USB-Xでは、そんなことはない。USBでパソコンなどに繋ぐだけですぐに使用できるので、機材に詳しくなくても安心だ。ドライバー等のインストールも特に必要ないため、文字通り差し込むだけで利用できる。
付属のケーブルは、片側がUSB Type-Cで、もう片方がUSB Type-A。Type-Cの方をマイク側に挿して、PCにはType-Aの方を挿すかたちとなる。変換アダプターも付属しているので、Windows PCだけでなく、MacBook Air/ProなどUSB Type-Cしか搭載しないモデルや、タブレット端末などにも接続できる。
PCとマイクを接続すると、マイクのメッシュ部分の中が青く発光し、動作中であることを分かりやすく教えてくれる。あとは配信ソフトや会議ソフトの設定で、録音デバイスをAT2020USB-Xに設定すれば準備完了だ。
正面にはタッチ式のミュートセンサーが用意されていて、とっさの際に集音をストップできるのも嬉しい機能。この場合、光の色が赤に変わるため、ミュート状態に気が付かないまま話し続けてしまうことも防げる。
本体背面にはφ3.5mmのステレオジャックがあり、ここにイヤホンを接続すれば、リアルタイムにマイクの音をモニタリングできる機能にも注目したい。音量調整のボリュームも用意されているので、PCからの操作も必要なく、説明書を見なくても直感的に操作できるだろう。
このステレオジャックではさらに、マイク音に加えて、PCのサウンドもミックスしてモニタリングできる。つまり自分の声を確認しつつ、配信であればBGMをチェックしたり、音楽配信では伴奏を聞いたりできる。通常であればオーディオインターフェースを使って設定が必要だが、そこまでマイクひとつで完結してしまうのだ。
また、より本格的な環境を目指したい場合に、デスクに固定できるブームアーム「AT8700J」と、振動を和らげられるショックマウント「AT8455」がオプションで用意されている。
AT2020USB-Xにはしっかりとしたスタンドが付属しているが、机の上に置いた状態では、どうしても口からマイクの距離が遠くなってしまう。ゲーミングヘッドセットが口元近くに伸ばすブームマイクを採用しているように、音質を気にするのであれば、口にマイクを近づけたいところ。AT8700Jはクランプで机(最大50mm厚)に固定するだけで、ラジオ収録スタジオのような最適な位置に設置できるのだ。
また机の上においた場合でも、机にブームアームで固定した場合でも、どうしてもキータイプなどの振動が伝わりノイズの原因となってしまう。こういった場合に役立つのがショックマウント。ブームアームにAT8455を固定し、そこにマイク本体を取り付けることで、振動を抑えて雑音の少ない集音が実現できる。
さて、配信を行うには機材が必要だが、特に重視すべきなのが「音」だ。つまり、マイクの良し悪しで配信のクオリティが大きく左右されてしまう。音声だけの配信サービスも広まりつつあることからも、音の重要性は分かるだろう。
だが、この盛り上がりのなかで多くのメーカーからマイクが登場しており、どれを選べばいいか分かりづらくなってしまっている。そこでおすすめしたいのが、日本の老舗マイクブランドとしても有名なオーディオテクニカの新製品「AT2020USB-X」だ。
音の良さはもちろんだが、注目したいのは「接続するだけで使える」という簡単さ。リアルタイムで声のモニタリングができたり、瞬時にミュートができたりと、機能や使い勝手も申し分ない。
今回はそんなAT2020USB-Xを編集部記者が使ってみた。結論としては、動画などのコンテンツ制作だけでなく、テレワークといった通話用途にもおすすめしたいモデルだ。どういった用途に最適かの説明を盛り込みつつ、解説していこう。
ケーブル1本繋ぐだけの簡単セッティング
本格的なマイクは設置や設定が難しいと感じるかもしれないが、AT2020USB-Xでは、そんなことはない。USBでパソコンなどに繋ぐだけですぐに使用できるので、機材に詳しくなくても安心だ。ドライバー等のインストールも特に必要ないため、文字通り差し込むだけで利用できる。
付属のケーブルは、片側がUSB Type-Cで、もう片方がUSB Type-A。Type-Cの方をマイク側に挿して、PCにはType-Aの方を挿すかたちとなる。変換アダプターも付属しているので、Windows PCだけでなく、MacBook Air/ProなどUSB Type-Cしか搭載しないモデルや、タブレット端末などにも接続できる。
PCとマイクを接続すると、マイクのメッシュ部分の中が青く発光し、動作中であることを分かりやすく教えてくれる。あとは配信ソフトや会議ソフトの設定で、録音デバイスをAT2020USB-Xに設定すれば準備完了だ。
正面にはタッチ式のミュートセンサーが用意されていて、とっさの際に集音をストップできるのも嬉しい機能。この場合、光の色が赤に変わるため、ミュート状態に気が付かないまま話し続けてしまうことも防げる。
本体背面にはφ3.5mmのステレオジャックがあり、ここにイヤホンを接続すれば、リアルタイムにマイクの音をモニタリングできる機能にも注目したい。音量調整のボリュームも用意されているので、PCからの操作も必要なく、説明書を見なくても直感的に操作できるだろう。
このステレオジャックではさらに、マイク音に加えて、PCのサウンドもミックスしてモニタリングできる。つまり自分の声を確認しつつ、配信であればBGMをチェックしたり、音楽配信では伴奏を聞いたりできる。通常であればオーディオインターフェースを使って設定が必要だが、そこまでマイクひとつで完結してしまうのだ。
ブーム&ショックマウントでレベルアップ
また、より本格的な環境を目指したい場合に、デスクに固定できるブームアーム「AT8700J」と、振動を和らげられるショックマウント「AT8455」がオプションで用意されている。
AT2020USB-Xにはしっかりとしたスタンドが付属しているが、机の上に置いた状態では、どうしても口からマイクの距離が遠くなってしまう。ゲーミングヘッドセットが口元近くに伸ばすブームマイクを採用しているように、音質を気にするのであれば、口にマイクを近づけたいところ。AT8700Jはクランプで机(最大50mm厚)に固定するだけで、ラジオ収録スタジオのような最適な位置に設置できるのだ。
また机の上においた場合でも、机にブームアームで固定した場合でも、どうしてもキータイプなどの振動が伝わりノイズの原因となってしまう。こういった場合に役立つのがショックマウント。ブームアームにAT8455を固定し、そこにマイク本体を取り付けることで、振動を抑えて雑音の少ない集音が実現できる。
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