公開日 2020/12/11 07:00
アップルTIPS
iPadがリモート会議のホワイトボードに!3つのお役立ちアプリを紹介
山本敦
2020年を振り返ると、オフィスを離れた自宅やシェアスペース、カフェ等でリモートワークスタイルにより仕事をこなせる環境づくりに奔走してきた方も多いと思う。
来年以降もしばらくの間はこの状況が続きそうだが、今回はiPadとApple Pencilを活用してリモート共同作業をより快適にこなすためのアプリをいくつか紹介したい。
ひとつはアップルが12月2日に発表した「App Store Best of 2020」にて “2020年のトレンドとなったアプリケーション” を受賞した「Explain Everything Whiteboard」だ。iOS/iPadOSのほか、Android OSに対応している。
PCやタブレットで利用できるZoomやMicrosoft Teamsなどのビデオ会議アプリは、リモートワークに欠かせないツールになった。Explain Everything Whiteboard(以下:Whiteboard)はこれらのアプリと同じビデオ通話機能に、オンライン上の会議室に集まった参加者が同時にアクセスできる「共有ボード」を追加した多機能アプリというイメージだ。
iPadユーザーどうしであればキーボードを使わずにApple Pencilによる手書き入力だけで、まるで紙とペンを携えてリアルの会議に参加しているような感覚でオンラインビデオコミュニケーションができる。
画面内にWebサイトの画面を配置してスクロール操作をしながらApple Pencilで注記を加えたり、PowerPointやKeynoteのプレゼン資料を読み込んで、企画書に赤を入れながらチームで仕上げるといった使い方も可能だ。
さらにZoomなどのビデオ会議アプリでWhiteboardアプリの画面をリアルタイム配信することもできるので、オンライン形式の授業にこれを活用する学校も増えているそうだ。たくさんの機能を満載するアプリだが、インターフェースは日本語化されているし、YouTubeの公式チャンネルでは使い方を紹介する動画も数多く配信されているので、時間をかけて丁寧に使い方をマスターしたい。
「GoodNotes 5」はiPadで原稿の草案をまとめる際に欠かせないアプリとして筆者も長く活用している。こちらはシンプルに手書きテキストをベースにアイデアをシェアするような使い方に向いているアプリだが、iOS/iPadOSのほかにmacOS版もあるので、iPadを持っていないMacユーザーの仲間とのオンラインワークにも使いやすい。
「Limeboard」はiPadOS標準のペンツールによる、Apple Pencilの手書き入力に対応するシンプルなオンライン共有ボードアプリだ。iPadOSのみの対応になるが、無料で使えるところにも注目したい。1つのボード(ワークスペースとなるファイル)に複数のレイヤーを重ねて配置できる使い勝手を特徴としている。例えば参加者ごとにレイヤーを分けて書き込むように取り決めておけば、誰かのコメントをうっかり消してしまうこともない。
来年もまた、オンラインワークの働き方を変える画期的なハードウェアやアプリが大いににぎわいそうだ。
来年以降もしばらくの間はこの状況が続きそうだが、今回はiPadとApple Pencilを活用してリモート共同作業をより快適にこなすためのアプリをいくつか紹介したい。
ひとつはアップルが12月2日に発表した「App Store Best of 2020」にて “2020年のトレンドとなったアプリケーション” を受賞した「Explain Everything Whiteboard」だ。iOS/iPadOSのほか、Android OSに対応している。
PCやタブレットで利用できるZoomやMicrosoft Teamsなどのビデオ会議アプリは、リモートワークに欠かせないツールになった。Explain Everything Whiteboard(以下:Whiteboard)はこれらのアプリと同じビデオ通話機能に、オンライン上の会議室に集まった参加者が同時にアクセスできる「共有ボード」を追加した多機能アプリというイメージだ。
iPadユーザーどうしであればキーボードを使わずにApple Pencilによる手書き入力だけで、まるで紙とペンを携えてリアルの会議に参加しているような感覚でオンラインビデオコミュニケーションができる。
画面内にWebサイトの画面を配置してスクロール操作をしながらApple Pencilで注記を加えたり、PowerPointやKeynoteのプレゼン資料を読み込んで、企画書に赤を入れながらチームで仕上げるといった使い方も可能だ。
さらにZoomなどのビデオ会議アプリでWhiteboardアプリの画面をリアルタイム配信することもできるので、オンライン形式の授業にこれを活用する学校も増えているそうだ。たくさんの機能を満載するアプリだが、インターフェースは日本語化されているし、YouTubeの公式チャンネルでは使い方を紹介する動画も数多く配信されているので、時間をかけて丁寧に使い方をマスターしたい。
「GoodNotes 5」はiPadで原稿の草案をまとめる際に欠かせないアプリとして筆者も長く活用している。こちらはシンプルに手書きテキストをベースにアイデアをシェアするような使い方に向いているアプリだが、iOS/iPadOSのほかにmacOS版もあるので、iPadを持っていないMacユーザーの仲間とのオンラインワークにも使いやすい。
「Limeboard」はiPadOS標準のペンツールによる、Apple Pencilの手書き入力に対応するシンプルなオンライン共有ボードアプリだ。iPadOSのみの対応になるが、無料で使えるところにも注目したい。1つのボード(ワークスペースとなるファイル)に複数のレイヤーを重ねて配置できる使い勝手を特徴としている。例えば参加者ごとにレイヤーを分けて書き込むように取り決めておけば、誰かのコメントをうっかり消してしまうこともない。
来年もまた、オンラインワークの働き方を変える画期的なハードウェアやアプリが大いににぎわいそうだ。
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