[PR] 2人の評論家とシャープが対談
8K時代がやってくる! シャープが開発をリード、8K超高精細映像の “凄さ” とは?
■どのメーカーより早く8Kテレビを投入する
鴻池:映像を見せて頂いて、8K映像の魅力が良く理解できました。近々、このクオリティの映像が放送されるのですね。
高吉:はい。2018年の年末、いよいよ8Kと4Kの実用放送が始まり、ご家庭で8K映像が楽しめるようになります。総務省でも、目指す姿として、2020年には多くの視聴者が市販のテレビで4K・8K番組を楽しんでいる、としています。
鴻池:実用放送が始まるとなると、当然8Kテレビが必要になります。そのタイミングに向けてシャープさんが商品を投入すると。
高吉:はい。8Kをリードするメーカーとして、8Kチューナーを搭載した8Kテレビを、いち早く、どのメーカーよりも早く出すというのは「宿命」です。そこはもうやらざるを得ない(笑)。実用放送が始まるのに、放送を受けるものがないというのはあり得ないので、我々がどこよりも早く提供します。
海上:力強いですね。いまはそのために準備を整えているというところでしょうか。
高吉:そうです。2015年の85型モデルは、パネル裏面に畳一枚の面積がありましたが、それでも10枚以上ある基板が収まらず、2階建て構造にせざるを得ませんでした。そうなるとセット内の温度が上昇して、ファンが大量に必要でした。
下田:それに対して今回開発したLV-70002では、周辺回路をシュリンクさせて基板枚数を大幅に削減し、5枚にできました。ファンについても、ご家庭に入れることを考えるとファンが回るのはあり得ません。これも0個、ファンレスにできました。消費電力も従来の3分の1にあたる470W、重さも約半分の42.5kgになっています。いま売られている4Kテレビに近いスペックです。
高吉:テレビに仕上げるために、あとはチューナーを載せる必要があります。我々は今回、8K/4K試験放送チューナーも開発しました。8K映像や22.2ch音声の出力用に、HDMIを7端子搭載しているのですが、HDMI 2.1になればかなり小型化できると考えています。基板自体はそれほど多くないですし、テレビ側にはすでにスペースがありますから、そこに8Kデコーダー部を入れ込めば、8Kテレビができあがります。いよいよゴールが見えてきたという感じです。
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