【ハイエンド】評論家・山之内正氏のハイエンドショウレポート-Y2編-
記念モデルの「Special TwentyFive」/ 「C2」 |
Special TwentyFiveのサウンドは、サイズからは想像できないスケール感のある低音、伸びやかなボーカルが素晴らしい。アカペラのコーラスは声のバランスが自然で、立体的な音場の広がりが印象に残った。パワーアンプの出力は数字上は17Wでしかないが、このスピーカーの余裕ある低音再生能力を見事に引き出していた。ディナウディオのスピーカーのなかでは能率も高めで、比較的鳴らしやすいモデルといえそうだ。価格は米国(4800ドル=約58万円)とほぼ同じ水準になるという。発売は11月下旬を予定。
(山之内 正)
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