【インターナショナル】山之内 正のショウレポート〜ティアック編〜
AVID(エービッド)社のアナログターンテーブルAcutus(アキュータス)=\1,400,000(アーム/カートリッジ別)。EsotericのモノラルパワーアンプA-100=\1,000,000(1台)。 |
エイビッドは新進のメーカーで、ここ数年欧米のオーディオ・ショーでも話題になっていた。三点支持サスペンションによる斬新なデザイン。アルミ・ターンテーブルのベルトドライブ・タイプである。またファイナルは独自に重ねた研究に基づいて静電型の可能性を追求した比較的コンパクトな製品。5.1chシステムを構成できるのも静電型としては珍しい。
おなじみのタンノイからは12インチのヨークミンスター/HEと10インチのケンジントン/HEが登場した。いずれもHEタイプの同軸ユニットによるタンノイ伝統のスタイルである。他にエソテリック初のモノーラル・パワーアンプA-100も展示されているが、発売は来春になる予定だ。
この他にも興味深い製品がいろいろと並んでいるが、ヴァン・デン・フルのカートリッジが実に久々に出現したことを忘れるわけにはいかない。いずれぜひ聴いてみたい製品だ。(山之内 正)