高級感溢れるステンレス削り出しキャビネット

【CES】YGアコースティクスから小柄なパッシブ型スピーカーが誕生

公開日 2010/01/09 11:41 季刊・オーディオアクセサリー編集部:樫出浩雅
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YGアコースティクスのブース
2002年にイスラエルで誕生したハイエンドスピーカーブランド、YGアコースティクス。すでに同社スピーカーの高いクオリティは、多くのオーディオファイルから認められているが、今回のCESにて新しいスピーカー「Carmel」が発表されたので紹介しよう。


小型な新2ウェイスピーカー「Carmel」。隣にあるのが最上位モデル「Anat Reference U」であり、写真でそのサイズの違いが分かっていただけると思う
「Carmel」は高さが1m程度の小型な2ウェイトールボーイスピーカーで、すでに発売されている「Kipod」と同様のトゥイーターと7インチのウーファーを採用したパッシブ型のモデルである。クロスオーバーのキャパシターにはムンドルフ製を採用し、再生周波数は35Hz〜40kHzを実現。ちなみにインピーダンスは8Ωとなっている。

もちろんキャビネットは従来モデルと同様のステンレスの削り出しとなっており、高級感溢れるもの。発売日・価格は不明だが、「ある程度手頃な価格となるが、音はYGアコースティクスそのもの」というコメントであった。日本での登場が待ち遠しい、ジャストサイズなスピーカーといえるだろう。

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