ルーターの開梱から音楽再生まで
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リッピングにあたって、D&Mホールディングスの小松雅氏からリッピング時の楽曲フォーマットについて解説が行われた。「iTunesを使う場合は、圧縮して取り込んだ音源を、再生時に圧縮前の状態に戻すことができる可逆圧縮方式“Appleロスレス”を選択するのが良いでしょう。しかし、Appleロスレスはアップルの規格で、公式にはアップル製品でしか再生が行えません。そこで、アップル以外の機器で再生を行う場合は、フリーの可逆圧縮フォーマット“FLAC”で取り込むのが良いでしょう。iTunesではFLAC形式のリッピングは行えませんが、対応するリッピングソフトはいくつかあります。今回はその中でも、無料で使い方がわかりやすいMediaMonkeyを使ってみます」。
小池信行さんは、普段はネット上からダウンロードした音源をAndroidスマートフォンに取り込んで楽しむというスタイルが多く、あまりiTunesを使ったCDリッピングの経験が無いという。ここまでルーターとPCの接続はスムーズに行っていたが、「リッピングは慣れていないので…」とコメント。だが、フォーマットの選び方やアルバムアートワークの取得の仕方など、一つ一つの手順を丁寧に確認しながらリッピングに成功した。
また、普段からiTunesで音楽を管理し、PCにUSB-DACを接続してスピーカーやヘッドホンで音楽を楽しんでいるという守屋公晴さん・和美さん夫妻は、「MediaMonkeyというソフトは初めて使うので、こういうのもあるのかと勉強になります」とコメント。普段からiTunesを使い慣れていることもあり、初めての使用でもスムーズにFLAC形式でのリッピングを行っていた。
ついに設定最終段階! ネットワークプレーヤーやAVアンプをルーターに接続
最後に、ネットワークプレーヤーやAVアンプなどのデジタルメディアプレーヤー/レンダラー機器をルーターに接続すれば、ネットワーク再生環境の設置は完了となる。
ここまで、ネットワーク設定やCDリッピングに関して特に問題なく進んできた守屋さん夫妻は、「ここからが初めてなので、ちゃんとできるかどうか」と若干不安な表情を見せる。
だが、実際の接続手順は、LANケーブル1本で機器とルーターを繋ぐだけ。夫の公晴さんは、「ネットワークプレーヤー側に色々な設定が必要なのかと思っていましたが、LANケーブル1本をそれぞれに差し込むだけで簡単に接続できるんですね」と驚いた様子。その後3組とも簡単に接続を終え、ついに音楽を再生する瞬間が来た。
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