DCD-1500SEはDSDネイティブ再生対応のUSB-DACを内蔵
デノン、USB対応SACDプレーヤー「DCD-1500RE」と新プリメイン「PMA-1500RE」
ディーアンドエムホールディングスは、デノンブランドよりDSD対応USB-DACを搭載したSACDプレーヤー「DCD-1500RE」と、プリメインアンプ「PMA-1500RE」を9月中旬より発売する。価格は「DCD-1500RE」「PMA-1500RE」共に126,000円(税込)。
■DSD 5.8MHz対応のUSB-DACを搭載した「DCD-1500RE」
DCD-1500REは上位モデル「DCD-1650RE」の直系モデルで、「DCD-1650REの音質をいかに超えるか」をコンセプトに開発されたという。機能面ではUSB-DACを内蔵し、DSDネイティブ再生にも対応した。
DACをマスターとしてクロック供給を行いデジタル回路の正確な同機を行う「DACマスター・クロック・デザイン」を上位モデルから継承。新たに採用したロージッタータイプのクロック発振器はDCD-1650REと同一のもので、入力信号に合わせて44,1kHz系と48kHz系を使い分けている。
ビット拡張とデータ補間によるアナログ波形再現技術「Advanced AL32 Processing」が従来モデルに引き続き搭載された。本機能により、16bit信号を32bit精度にアップコンバート処理し、加えて44.1kHz信号を16倍にアップサンプリングして再生することがが可能となる。
DACには192kHz/32bit対応のTI製「PCM1795」を搭載。これはDCD-SX1と同じDACだが、本機はL/Rで1基を搭載。4chDACの出力を左右2chずつ使用する差動出力を採用している。またメカユニット、およびUSB-DACからDACまでの信号経路をを最短化するミニマム・シグナル・パス設計も採用している。
自社開発のドライブメカは、高さを従来より10mm抑えた低重心設計で制振性を高めた。またスピンドルシャフトを短くすることで回転精度を上げ、トレイには強度と制振性に優れるポリフェニレンエーテル樹脂を用いた。
新設計の大型ブロックコンデンサーも搭載するなど、各種の音質パーツも厳選された。パーツが入手しづらい時代だからこそ、ユーザーへの保証の観点からもパーツの吟味には細心の注意を払っているという。
トップカバーは従来機では鉄板の上に樹脂コーティングを施していたが、本機では樹脂部分をなくした上で厚さを1.2倍とした。「トップカバーで音はガラっと変わってしまいます。そして、トップカバーが重いことはいいことです」(ディーアンドエムホールディングスの米田氏)。
なお、仕様的にはかなりDCD-1650REに近い本機だが、トランスを1個のみとするなどの変更によってコストダウンを図っている。
USB-DACは5.6MHz/2.8MHzのDSDネイティブ再生、最大192kHz/24bitのPCM再生に対応。DSDネイティブ再生は、DoP方式とASIOドライバー方式の両方が可能だ。アシンクロナス伝送にも対応する。対応OSは Windows XP (Service Pack3)/Vista/7/8、Mac OS X 10.6.4以降となる。
信号ラインから流入するPCノイズをデジタルアイソレーターによってカットする「PC Pure Direct」を搭載。ハイスピードタイプのトランス結合アイソレーターにより、PCと本機のデジタル回路を電気的に絶縁している。
光/同軸デジタル入力を搭載し、それぞれ192kHz/24bitまで対応。また、光/同軸デジタル出力も各1系統搭載する。前面のUSB-A端子はiPhone/iPod入力やUSBメモリー再生に対応する。
アナログ音声出力はアンバランスRCA端子を1系統搭載する。またリモコンも付属する。周波数特性は、CDが2Hz〜20kHz(±0.5dB)、SACDが2Hz〜50kHz(-3dB)。S/Nは117dB、ダイナミックレンジが100dB、全高調波歪率がCD:0.0018%(1kHz)となる(いずれもCD、可聴帯域)。
消費電力は38W(待機時0.1W)。外形寸法は434W×134H×331Dmm、質量は8.2kg。
■DSD 5.8MHz対応のUSB-DACを搭載した「DCD-1500RE」
DCD-1500REは上位モデル「DCD-1650RE」の直系モデルで、「DCD-1650REの音質をいかに超えるか」をコンセプトに開発されたという。機能面ではUSB-DACを内蔵し、DSDネイティブ再生にも対応した。
DACをマスターとしてクロック供給を行いデジタル回路の正確な同機を行う「DACマスター・クロック・デザイン」を上位モデルから継承。新たに採用したロージッタータイプのクロック発振器はDCD-1650REと同一のもので、入力信号に合わせて44,1kHz系と48kHz系を使い分けている。
ビット拡張とデータ補間によるアナログ波形再現技術「Advanced AL32 Processing」が従来モデルに引き続き搭載された。本機能により、16bit信号を32bit精度にアップコンバート処理し、加えて44.1kHz信号を16倍にアップサンプリングして再生することがが可能となる。
DACには192kHz/32bit対応のTI製「PCM1795」を搭載。これはDCD-SX1と同じDACだが、本機はL/Rで1基を搭載。4chDACの出力を左右2chずつ使用する差動出力を採用している。またメカユニット、およびUSB-DACからDACまでの信号経路をを最短化するミニマム・シグナル・パス設計も採用している。
自社開発のドライブメカは、高さを従来より10mm抑えた低重心設計で制振性を高めた。またスピンドルシャフトを短くすることで回転精度を上げ、トレイには強度と制振性に優れるポリフェニレンエーテル樹脂を用いた。
新設計の大型ブロックコンデンサーも搭載するなど、各種の音質パーツも厳選された。パーツが入手しづらい時代だからこそ、ユーザーへの保証の観点からもパーツの吟味には細心の注意を払っているという。
トップカバーは従来機では鉄板の上に樹脂コーティングを施していたが、本機では樹脂部分をなくした上で厚さを1.2倍とした。「トップカバーで音はガラっと変わってしまいます。そして、トップカバーが重いことはいいことです」(ディーアンドエムホールディングスの米田氏)。
なお、仕様的にはかなりDCD-1650REに近い本機だが、トランスを1個のみとするなどの変更によってコストダウンを図っている。
USB-DACは5.6MHz/2.8MHzのDSDネイティブ再生、最大192kHz/24bitのPCM再生に対応。DSDネイティブ再生は、DoP方式とASIOドライバー方式の両方が可能だ。アシンクロナス伝送にも対応する。対応OSは Windows XP (Service Pack3)/Vista/7/8、Mac OS X 10.6.4以降となる。
信号ラインから流入するPCノイズをデジタルアイソレーターによってカットする「PC Pure Direct」を搭載。ハイスピードタイプのトランス結合アイソレーターにより、PCと本機のデジタル回路を電気的に絶縁している。
光/同軸デジタル入力を搭載し、それぞれ192kHz/24bitまで対応。また、光/同軸デジタル出力も各1系統搭載する。前面のUSB-A端子はiPhone/iPod入力やUSBメモリー再生に対応する。
アナログ音声出力はアンバランスRCA端子を1系統搭載する。またリモコンも付属する。周波数特性は、CDが2Hz〜20kHz(±0.5dB)、SACDが2Hz〜50kHz(-3dB)。S/Nは117dB、ダイナミックレンジが100dB、全高調波歪率がCD:0.0018%(1kHz)となる(いずれもCD、可聴帯域)。
消費電力は38W(待機時0.1W)。外形寸法は434W×134H×331Dmm、質量は8.2kg。
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