BluetoothやワイドFMにも対応
マランツ、DSDに新対応した4chアンプ搭載ネットワークCDレシーバー「M-CR611」
■プレミアムHi-Fiコンポーネントと同様の音質チューニングを徹底して施した
M-CR611はコンパクトなオールインワン・システムでありながら、マランツのプレミアムクラスのHi-Fiコンポーネントと同様に徹底的なサウンドチューニングが行われ、従来モデルで好評を得た音質にさらに磨きをかけたとのこと。
左右チャンネルの音質差を排除するために、グラウンドラインも含むオーディオ回路を左右対称にレイアウト。さらに、左右チャンネルの電源ラインを独立させることでセパレーションを向上させた。また、基板上のグラウンドラインを最適化することによりインピーダンスを下げ、パワーアンプのドライブ能力を最大限に引き出したという。
スピーカー出力の音質に影響を与えるローパスフィルター回路には、本機のためにチューニングされた専用設計の無酸素銅(OFC)線とマンガン亜鉛コアによるインダクター、プレミアムHi-Fiコンポーネントにも使用されている導電性ポリマーコンデンサーを採用。温度特性に優れ、常に安定したパフォーマンスを発揮するとしている。
澤田氏はM-CR611の音質チューニングについて、通常はこうした一体型コンポに用いないHi-Fiグレード品を多数採用したと説明。「シリーズが続いてきて前モデルの評判が良かったとなると、やはりもっと良くしたいという気持ちが働きますよね。スイッチングアンプだから出力にはローパスフィルターを持っていますが、ローパスフィルターのチョークコイルにはOFCを使おうとか、デジタル部のデカップリングコンデンサーには今なら機能性高分子コンデンサー(導電性ポリマーコンデンサー)を使おうとか。Hi-Fiでもコストが高いといってなかなか使わせてくれないものを、M-CR611には入れてしまったんですね(笑)」。
電源ケーブルはメガネタイプの着脱方式となる。澤田氏は「Hi-Fiコンポーネントと同様の作り込みを行っているため、ケーブルの交換やセッティングの追い込みに敏感に反応してくれます。ユーザーのみなさまにはぜひ、自分好みの音に追い込んでいただけたら」と述べていた。
ノイズ対策については、同社の単体ネットワークプレーヤーのようなデジタルアイソレーションシステムはコストの関係で採用していないものの、AVアンプで培ったノイズ対策のノウハウを投入しているとのこと。「ノイズ源が最も多いAVアンプにおけるノイズ対策のノウハウは、Hi-Fiでも活躍してくれます」と澤田氏は説明していた。
■ユーザビリティーにも配慮、使いやすさを追求
iPhoneやiPadのWi-Fi設定を本機にコピーする「Wi-Fiシェアリング」や対応ルーターのボタンと本機のWi-Fi CONNECTボタンを押すだけで接続設定が完了する「WPS」機能を備え、無線LAN接続の使い勝手にも配慮。オーディオ信号の送受信を優先して通信し、ネットワーク回線の混雑による音切れを起こりにくくすあるWi-Fi Multi Media(WMM)にも対応する。
同一ネットワーク内のiOS/Android端末、Kindle FireからM-CR611の操作ができるコントロールアプリ「Marantz Hi-Fi Remote」に対応(Hi-Fi Remote詳細レポート)。本アプリはプレイリストを作成して好みの曲を任意の曲順で音楽を再生できる「キュー再生」に対応したことが特徴。電源のON/OFF、入力の切り替え、ボリューム操作に加え、PCやNAS内の音楽ファイルやインターネットラジオ局のブラウジングも直感的に操作できる。
ディスプレイにはハイコントラストで視認性に優れた有機ELディスプレイを採用。日本語表示にも対応しており、一度に3行の表示が可能となっている。アーティスト名や曲名などを確認することができ、本体からの選曲も容易だ。
M-CR611はコンパクトなオールインワン・システムでありながら、マランツのプレミアムクラスのHi-Fiコンポーネントと同様に徹底的なサウンドチューニングが行われ、従来モデルで好評を得た音質にさらに磨きをかけたとのこと。
左右チャンネルの音質差を排除するために、グラウンドラインも含むオーディオ回路を左右対称にレイアウト。さらに、左右チャンネルの電源ラインを独立させることでセパレーションを向上させた。また、基板上のグラウンドラインを最適化することによりインピーダンスを下げ、パワーアンプのドライブ能力を最大限に引き出したという。
スピーカー出力の音質に影響を与えるローパスフィルター回路には、本機のためにチューニングされた専用設計の無酸素銅(OFC)線とマンガン亜鉛コアによるインダクター、プレミアムHi-Fiコンポーネントにも使用されている導電性ポリマーコンデンサーを採用。温度特性に優れ、常に安定したパフォーマンスを発揮するとしている。
澤田氏はM-CR611の音質チューニングについて、通常はこうした一体型コンポに用いないHi-Fiグレード品を多数採用したと説明。「シリーズが続いてきて前モデルの評判が良かったとなると、やはりもっと良くしたいという気持ちが働きますよね。スイッチングアンプだから出力にはローパスフィルターを持っていますが、ローパスフィルターのチョークコイルにはOFCを使おうとか、デジタル部のデカップリングコンデンサーには今なら機能性高分子コンデンサー(導電性ポリマーコンデンサー)を使おうとか。Hi-Fiでもコストが高いといってなかなか使わせてくれないものを、M-CR611には入れてしまったんですね(笑)」。
電源ケーブルはメガネタイプの着脱方式となる。澤田氏は「Hi-Fiコンポーネントと同様の作り込みを行っているため、ケーブルの交換やセッティングの追い込みに敏感に反応してくれます。ユーザーのみなさまにはぜひ、自分好みの音に追い込んでいただけたら」と述べていた。
ノイズ対策については、同社の単体ネットワークプレーヤーのようなデジタルアイソレーションシステムはコストの関係で採用していないものの、AVアンプで培ったノイズ対策のノウハウを投入しているとのこと。「ノイズ源が最も多いAVアンプにおけるノイズ対策のノウハウは、Hi-Fiでも活躍してくれます」と澤田氏は説明していた。
■ユーザビリティーにも配慮、使いやすさを追求
iPhoneやiPadのWi-Fi設定を本機にコピーする「Wi-Fiシェアリング」や対応ルーターのボタンと本機のWi-Fi CONNECTボタンを押すだけで接続設定が完了する「WPS」機能を備え、無線LAN接続の使い勝手にも配慮。オーディオ信号の送受信を優先して通信し、ネットワーク回線の混雑による音切れを起こりにくくすあるWi-Fi Multi Media(WMM)にも対応する。
同一ネットワーク内のiOS/Android端末、Kindle FireからM-CR611の操作ができるコントロールアプリ「Marantz Hi-Fi Remote」に対応(Hi-Fi Remote詳細レポート)。本アプリはプレイリストを作成して好みの曲を任意の曲順で音楽を再生できる「キュー再生」に対応したことが特徴。電源のON/OFF、入力の切り替え、ボリューム操作に加え、PCやNAS内の音楽ファイルやインターネットラジオ局のブラウジングも直感的に操作できる。
ディスプレイにはハイコントラストで視認性に優れた有機ELディスプレイを採用。日本語表示にも対応しており、一度に3行の表示が可能となっている。アーティスト名や曲名などを確認することができ、本体からの選曲も容易だ。
関連リンク