BluetoothやワイドFMにも対応
マランツ、DSDに新対応した4chアンプ搭載ネットワークCDレシーバー「M-CR611」
■マランツ伝統のデザインエレメントを採用。イルミネーションは4色を用意
M-CR611のデザインについては、シンメトリー(左右対称)レイアウト、3ピースのフロントパネルなど、マランツ伝統のデザインエレメントを継承。トップパネルには、従来よりも大幅に硬度が高く、擦り傷に強いハードコート・アクリルパネルを採用した。トップパネルについては、従来モデルのM-CR610で「傷が付きやすい」という声が寄せられたことから、今回の変更に至ったという。「開発者はタワシで擦っても大丈夫と言っています」と高山氏。
マランツのプレミアムHi-Fiコンポーネントと同様に、3ピース構成のフロントパネルの中央両側にイルミネーションを搭載。イルミネーションの色はブルー、ホワイト、グリーン、オレンジの4色から選ぶことができる。
マランツにおいて、3ピースのフロントパネルにイルミネーションを備えるのは、通常20万円を超える“プレミアム“Hi-Fiコンポーネントのみだが、M-CR611はこのイルミネーションを採用。ここには「ハイコンポにおけるプレステージモデルである」というメッセージが込められていると高山氏は語っていた。
■B&WやDALIのスピーカーを組み合わせたパッケージも販売
なおM-CR611と、ディーアンドエムホールディングスが取り扱う「B&W」「DALI」のスピーカーシステムを組み合わせたセットパッケージも販売される。B&W「CM1 S2」(関連ニュース)を組み合わせた「Premium System」はセット価格198,000円。B&W「686 S2」(関連ニュース)を組み合わせた「Standard System」はセット価格160,000円、DALI「Zensor1」(関連ニュース)とコンビの「Basic System」は106,000円(いずれも税抜価格)となる。
■開発試聴室でそのサウンドを確認する
マランツの開発試聴室で、澤田氏の解説のもと、実際にその音を確認することができた。M-CR611は同社のHi-Fiコンポーネントと同様、マランツの開発試聴室で徹底したサウンドチューニングが行われた。「音質検討の方法も、まずミニコンポとは思えないような、Hi-Fiとまったく同様の方法を採りました」と澤田氏。
そもそもこの611に連なるマランツのミニコンポの系譜自体が、表面的にはミニコンポを謳いつつ、Hi-Fiコンポーネントとして開発されたと澤田氏は語る。「ミニコンポらしい、なんていう発想は一切無視しています。最適なセッティングとハイエンドなオーディオケーブルで、とことん音質検討をしています」。音質検討の際のスピーカーには、主にB&W「CM1 S2」が用いられたという。
試聴ではより能率の高い「CM5 S2」をリファレンスに通常再生とバイアンプ再生の両方を比較試聴できた。澤田氏は通常の再生とバイアンプの音質傾向の差について「トーンキャラクターががらっと変わるわけではないのですが、音の密度感や実在感が向上します」と解説していた。
バイアンプ機能搭載については、当初は議論もあったとのこと。「バイアンプ対応もこのラインの最初のモデルから実現していますが、当初は『お客様が接続を間違えて故障の原因になるのでは』という懸念もありました。ですが結果としてはそういう事例は聞いていません。4chアンプで音質を追求した結果、ミニコンポとしては極端な形になってしまいましたが、そこがウケているのではないでしょうか」(澤田氏)。
M-CR611のデザインについては、シンメトリー(左右対称)レイアウト、3ピースのフロントパネルなど、マランツ伝統のデザインエレメントを継承。トップパネルには、従来よりも大幅に硬度が高く、擦り傷に強いハードコート・アクリルパネルを採用した。トップパネルについては、従来モデルのM-CR610で「傷が付きやすい」という声が寄せられたことから、今回の変更に至ったという。「開発者はタワシで擦っても大丈夫と言っています」と高山氏。
マランツのプレミアムHi-Fiコンポーネントと同様に、3ピース構成のフロントパネルの中央両側にイルミネーションを搭載。イルミネーションの色はブルー、ホワイト、グリーン、オレンジの4色から選ぶことができる。
マランツにおいて、3ピースのフロントパネルにイルミネーションを備えるのは、通常20万円を超える“プレミアム“Hi-Fiコンポーネントのみだが、M-CR611はこのイルミネーションを採用。ここには「ハイコンポにおけるプレステージモデルである」というメッセージが込められていると高山氏は語っていた。
■B&WやDALIのスピーカーを組み合わせたパッケージも販売
なおM-CR611と、ディーアンドエムホールディングスが取り扱う「B&W」「DALI」のスピーカーシステムを組み合わせたセットパッケージも販売される。B&W「CM1 S2」(関連ニュース)を組み合わせた「Premium System」はセット価格198,000円。B&W「686 S2」(関連ニュース)を組み合わせた「Standard System」はセット価格160,000円、DALI「Zensor1」(関連ニュース)とコンビの「Basic System」は106,000円(いずれも税抜価格)となる。
■開発試聴室でそのサウンドを確認する
マランツの開発試聴室で、澤田氏の解説のもと、実際にその音を確認することができた。M-CR611は同社のHi-Fiコンポーネントと同様、マランツの開発試聴室で徹底したサウンドチューニングが行われた。「音質検討の方法も、まずミニコンポとは思えないような、Hi-Fiとまったく同様の方法を採りました」と澤田氏。
そもそもこの611に連なるマランツのミニコンポの系譜自体が、表面的にはミニコンポを謳いつつ、Hi-Fiコンポーネントとして開発されたと澤田氏は語る。「ミニコンポらしい、なんていう発想は一切無視しています。最適なセッティングとハイエンドなオーディオケーブルで、とことん音質検討をしています」。音質検討の際のスピーカーには、主にB&W「CM1 S2」が用いられたという。
試聴ではより能率の高い「CM5 S2」をリファレンスに通常再生とバイアンプ再生の両方を比較試聴できた。澤田氏は通常の再生とバイアンプの音質傾向の差について「トーンキャラクターががらっと変わるわけではないのですが、音の密度感や実在感が向上します」と解説していた。
バイアンプ機能搭載については、当初は議論もあったとのこと。「バイアンプ対応もこのラインの最初のモデルから実現していますが、当初は『お客様が接続を間違えて故障の原因になるのでは』という懸念もありました。ですが結果としてはそういう事例は聞いていません。4chアンプで音質を追求した結果、ミニコンポとしては極端な形になってしまいましたが、そこがウケているのではないでしょうか」(澤田氏)。
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