BluetoothやワイドFMにも対応
マランツ、DSDに新対応した4chアンプ搭載ネットワークCDレシーバー「M-CR611」
■4ch分の新開発フルバランス・デジタルパワーアンプを搭載
新開発のフルバランス・デジタルパワーアンプを搭載し、実用最大出力は60W+60W(6Ω)。本機からインピーダンス4Ωのスピーカーとの接続にも対応した。デジタルパワーアンプの要となるPWMプロセッサーには新型のローノイズタイプを採用。PWMプロセッサー、ゲートドライバーの電源にはESR(等価直列抵抗)が極めて低い導電性ポリマーコンデンサーを用いることでノイズレベルを下げ、さらに見通しの良いクリアなサウンドを実現したという。
澤田氏はM-CR611が搭載したデジタルアンプについて「TI製の最新デジタルアンプを採用していますが、このデバイスの性格を反映してS/Nが非常に良くなっています。デジタルアンプはデバイスが日進月歩で進化していますが、M-CR611はその恩恵を十分に受けています」と説明した。
デジタルアンプの改善では、M-CR611との比較で-19dBというノイズ低減を実現した。高山氏は「デジタルアンプの改善で、歪とノイズの圧倒的な低減を実現しました。さらに、マランツはネットワークプレーヤーのジャンルでノイズ対策を徹底して行ってきましたが、そのノウハウがM-CR611にも投入されています」と語る。
また、パワーアンプ用のスイッチング電源にはハイスピードと容量を両立した専用カスタムコンデンサーを搭載し、駆動力をさらに強化している。なお、入力から出力まで全てのステージで音声信号をデジタルで処理を行っている。このためA/D変換、D/A変換を繰り返すことによって起こる情報の損失を避けられ、繊細なディテールまで再現できるという。
■4chアンプ搭載によるバイアンプ駆動に引き続き対応
4chスピーカー出力によるバイアンプ駆動に対応することは、本機最大の特徴のひとつ。バイアンプ対応スピーカーの低域用、高域用のスピーカーユニットそれぞれを独立したアンプで駆動することによって干渉を排除し、より高い駆動力と原音に忠実な音楽再生を実現する。
バイアンプ対応はユーザーが本シリーズを選ぶ決め手になっている、と高山氏。「4chアンプによるバイアンプ駆動への対応は、他社にはない、M-CR611における最もユニークなポイントです。バイアンプ対応は我々の想像以上にお客様に好評を得ていますが、他のメーカー様はなかなか真似をしてこないですね(笑)。ハイコンポとバイアンプ対応というのはミスマッチに思えますが、実際多くのユーザーの方がバイアンプに注目してMCR611を選んでいただいているという市場調査結果も出ています」(高山氏)。
4chアンプを使って、2組のスピーカーを同時に、または切り替えて鳴らすことも可能。従来モデルでは、スピーカーBの音量はスピーカーAに対して-6dB、0dB、+6dBの3段階のみでしか調整ができなかったが、本機ではスピーカーA/Bを完全独立でボリューム調整することが可能になった。スピーカーA/Bの音量はリモコンやMarantz Hi-Fi Remoteを用いて個別にコントロールできる。
使用するスピーカーに合わせて、低域の周波数特性を5種類の設定から選択することもできる。低音を増強するDynamic Bass Boost(DBB)や高音と低音を±10dBの範囲で調整できるトーンコントロールも備える。もちろん音質の調整を行わず、音源を忠実に再現するソースダイレクト機能も搭載する。
背面には2系統のスピーカー出力を搭載。スピーカーターミナルには、経年劣化を防止する金メッキ処理を施したハイグレードタイプを採用しており、バナナプラグも使用できる。
新開発のフルバランス・デジタルパワーアンプを搭載し、実用最大出力は60W+60W(6Ω)。本機からインピーダンス4Ωのスピーカーとの接続にも対応した。デジタルパワーアンプの要となるPWMプロセッサーには新型のローノイズタイプを採用。PWMプロセッサー、ゲートドライバーの電源にはESR(等価直列抵抗)が極めて低い導電性ポリマーコンデンサーを用いることでノイズレベルを下げ、さらに見通しの良いクリアなサウンドを実現したという。
澤田氏はM-CR611が搭載したデジタルアンプについて「TI製の最新デジタルアンプを採用していますが、このデバイスの性格を反映してS/Nが非常に良くなっています。デジタルアンプはデバイスが日進月歩で進化していますが、M-CR611はその恩恵を十分に受けています」と説明した。
デジタルアンプの改善では、M-CR611との比較で-19dBというノイズ低減を実現した。高山氏は「デジタルアンプの改善で、歪とノイズの圧倒的な低減を実現しました。さらに、マランツはネットワークプレーヤーのジャンルでノイズ対策を徹底して行ってきましたが、そのノウハウがM-CR611にも投入されています」と語る。
また、パワーアンプ用のスイッチング電源にはハイスピードと容量を両立した専用カスタムコンデンサーを搭載し、駆動力をさらに強化している。なお、入力から出力まで全てのステージで音声信号をデジタルで処理を行っている。このためA/D変換、D/A変換を繰り返すことによって起こる情報の損失を避けられ、繊細なディテールまで再現できるという。
■4chアンプ搭載によるバイアンプ駆動に引き続き対応
4chスピーカー出力によるバイアンプ駆動に対応することは、本機最大の特徴のひとつ。バイアンプ対応スピーカーの低域用、高域用のスピーカーユニットそれぞれを独立したアンプで駆動することによって干渉を排除し、より高い駆動力と原音に忠実な音楽再生を実現する。
バイアンプ対応はユーザーが本シリーズを選ぶ決め手になっている、と高山氏。「4chアンプによるバイアンプ駆動への対応は、他社にはない、M-CR611における最もユニークなポイントです。バイアンプ対応は我々の想像以上にお客様に好評を得ていますが、他のメーカー様はなかなか真似をしてこないですね(笑)。ハイコンポとバイアンプ対応というのはミスマッチに思えますが、実際多くのユーザーの方がバイアンプに注目してMCR611を選んでいただいているという市場調査結果も出ています」(高山氏)。
4chアンプを使って、2組のスピーカーを同時に、または切り替えて鳴らすことも可能。従来モデルでは、スピーカーBの音量はスピーカーAに対して-6dB、0dB、+6dBの3段階のみでしか調整ができなかったが、本機ではスピーカーA/Bを完全独立でボリューム調整することが可能になった。スピーカーA/Bの音量はリモコンやMarantz Hi-Fi Remoteを用いて個別にコントロールできる。
使用するスピーカーに合わせて、低域の周波数特性を5種類の設定から選択することもできる。低音を増強するDynamic Bass Boost(DBB)や高音と低音を±10dBの範囲で調整できるトーンコントロールも備える。もちろん音質の調整を行わず、音源を忠実に再現するソースダイレクト機能も搭載する。
背面には2系統のスピーカー出力を搭載。スピーカーターミナルには、経年劣化を防止する金メッキ処理を施したハイグレードタイプを採用しており、バナナプラグも使用できる。
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