入力にプラグイン式モジュールを採用
オーロラサウンド、90万円の最上位フォノイコライザー「VIDA Supreme」
オーロラサウンド(株)は、フォノイコライザーの最新モデル「VIDA Supreme」を発表した。価格は¥900,000(税抜)となる予定で、2017年11月初旬に発売される予定。
本機は世界的に高い評価を受けた同社の「VIDA」と同様に、LCR型を採用したフォノイコライザー。低域の解像度と分解能に優れ、厚みのある中域などに特徴がありながら、従来技術では大型にならざるを得なかったLCR型だが、スウェーデンのルンダール社によるカスタムトランスを採用することでコンパクトなサイズを実現した。そのVIDAで培った経験をもとにさらなるハイエンドを目指して設計されたという本機は、オーロラサウンドらしい内容を満載した同社のフラグシップモデルだ。
最大の特徴は、入力にプラグイン式モジュールを採用した点。MCカートリッジの場合は、トランスモジュールとヘッドフォンアンプモジュールを用意する。
トランスモジュールには14Ω以下と14Ω以上の2タイプがラインアップされ、共にアモルファスコバルトコア材とOFC線材が採用される。一方のヘッドアンプモジュールは、6Ω〜47kΩまでの間で12段階に切り替えられるタイプが現在開発中となっている。
MMカートリッジ用には、47kΩと14kΩのロードインピーダンス切り換えとロードキャパシタンスを0/100/330pFの三段階で切り換えできるモジュールが用意される。標準で同梱されるのはこのMMカートリッジ用モジュールと14Ω以下のMCトランスモジュールで、そのほかはオプションとなる予定。価格は2個セットで20,000〜120,000円(税抜・モジュールの組み合わせによって変動)となる見込みだ。
さらにモジュールには、逆RIAAフィルター−40dBアッテネーションと言うユニークなモジュールを用意。これはCDプレーヤーやDACなどのデジタル機器をRIAA特性に変換するためのもので、これによりデジタル音源でも本機を介して聴くことが可能となる。
内部構成は左右完全モノブロック独立構成とし、左右の干渉をなくしたことで優れたチャンネルセパレーションを実現。また回路モジュールにオールディスクリートによるトランジスタ+FETを採用したこともユニークで、ハイゲイン、超低歪率、超低ノイズ、高ドライブ力を実現したという。
内部に採用されるパーツへのこだわりも同社らしさが溢れる。RIAAフィルターコイルとなる前述のルンダール社によるオーロラサウンド特別カスタムトランスをはじめ、抵抗や電解コンデンサーはオーディオ専用に開発された国産品を採用。さらにはすべての信号接点に、長年にわたって安定した信号伝送を行うべく高信頼性リレーを採用するなどしている。
ボディはソリッドアルミニウムによる重量級シャーシを、インシュレーターはカーボン配合鋳フットインシュレーターを採用するなど、外部振動を一切受け付けない構造となっているのも特徴だ。
この他、大型MUTEスイッチやHigh GAINへの切り換え、ステレオモノラル切り換えなどの機能を搭載。現在のアナログ再生に必要となる機能を網羅した点でも注目すべきフォノイコライザーと言えそうだ。
本機は世界的に高い評価を受けた同社の「VIDA」と同様に、LCR型を採用したフォノイコライザー。低域の解像度と分解能に優れ、厚みのある中域などに特徴がありながら、従来技術では大型にならざるを得なかったLCR型だが、スウェーデンのルンダール社によるカスタムトランスを採用することでコンパクトなサイズを実現した。そのVIDAで培った経験をもとにさらなるハイエンドを目指して設計されたという本機は、オーロラサウンドらしい内容を満載した同社のフラグシップモデルだ。
最大の特徴は、入力にプラグイン式モジュールを採用した点。MCカートリッジの場合は、トランスモジュールとヘッドフォンアンプモジュールを用意する。
トランスモジュールには14Ω以下と14Ω以上の2タイプがラインアップされ、共にアモルファスコバルトコア材とOFC線材が採用される。一方のヘッドアンプモジュールは、6Ω〜47kΩまでの間で12段階に切り替えられるタイプが現在開発中となっている。
MMカートリッジ用には、47kΩと14kΩのロードインピーダンス切り換えとロードキャパシタンスを0/100/330pFの三段階で切り換えできるモジュールが用意される。標準で同梱されるのはこのMMカートリッジ用モジュールと14Ω以下のMCトランスモジュールで、そのほかはオプションとなる予定。価格は2個セットで20,000〜120,000円(税抜・モジュールの組み合わせによって変動)となる見込みだ。
さらにモジュールには、逆RIAAフィルター−40dBアッテネーションと言うユニークなモジュールを用意。これはCDプレーヤーやDACなどのデジタル機器をRIAA特性に変換するためのもので、これによりデジタル音源でも本機を介して聴くことが可能となる。
内部構成は左右完全モノブロック独立構成とし、左右の干渉をなくしたことで優れたチャンネルセパレーションを実現。また回路モジュールにオールディスクリートによるトランジスタ+FETを採用したこともユニークで、ハイゲイン、超低歪率、超低ノイズ、高ドライブ力を実現したという。
内部に採用されるパーツへのこだわりも同社らしさが溢れる。RIAAフィルターコイルとなる前述のルンダール社によるオーロラサウンド特別カスタムトランスをはじめ、抵抗や電解コンデンサーはオーディオ専用に開発された国産品を採用。さらにはすべての信号接点に、長年にわたって安定した信号伝送を行うべく高信頼性リレーを採用するなどしている。
ボディはソリッドアルミニウムによる重量級シャーシを、インシュレーターはカーボン配合鋳フットインシュレーターを採用するなど、外部振動を一切受け付けない構造となっているのも特徴だ。
この他、大型MUTEスイッチやHigh GAINへの切り換え、ステレオモノラル切り換えなどの機能を搭載。現在のアナログ再生に必要となる機能を網羅した点でも注目すべきフォノイコライザーと言えそうだ。
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