デュアル・コンセントリックドライバー搭載
タンノイ、“伝説的” なスタジオモニターの系譜を継ぐ同軸スピーカー「SGMシリーズ」
ティアックは、英TANNOY(タンノイ)ブランドのスピーカーシステム「SGMシリーズ」3モデルを、2024年7月より発売する。ラインナップの詳細と価格は以下の通り(表記いずれも税込)。
・「SGM 15」:990,000円/1台
・「SGM 12」:693,000円/1台
・「SGM 10」:550,000円/1台
1980年代に登場し、数々の著名なレコーティングスタジオに導入された “伝説的” なスタジオモニター「SGM(スーパー・ゴールド・モニター)」を起源とする新スピーカーシリーズ。アーティストが創造したサウンドそのままに音楽を楽しめる、「音楽を愛する全ての愛好家に向けたHi-Fiスピーカー」とアピールする。
すべてのモデルに共通して、フェライト磁石を採用した高磁束密度型デュアル・コンセントリック(同軸2ウェイ)ドライバーを搭載。ウーファーとトゥイーターを同一軸上に一体化したデュアル・コンセントリック構造により、すべての周波数帯域が1点から放出されるポイントソース(点音源)再生を可能としている。
これにより、スフェリカル(球面)状の波形が形成され、水平/垂直方向ともに極めて均一なディスパージョン(放射)パターンを実現。非常に優れた位相特性を備え、スイートスポットが非常に広く「部屋にいる誰もが最高のサウンドを楽しめる」としている。
加えて、カッパー・デモジュレーション・リングとフェライト磁石を組み合わせた磁束密度の高い磁気回路を採用するなど、「1970年代のオリジナル・アルニコ設計をも凌駕する現代的な性能を求めた」とのこと。
また、ロックアップ式の高域レベルコントロールと低損失ネットワーク回路を搭載。前面に配置された「TREBLE ENERGY」「TREBLE ROLL OFF」パネルのロックネジを差し替えることで、高域のレベルを調節することができる。なおSGM15のみ、臨場感に影響する1kHz - 5kHzを調節できるパネル「PRESENCE ENERGY」を追加で搭載する。
エンクロージャーには高密度材を贅沢に用いることで堅牢さを高めるとともに、しっかりとコントロールされた低域を再生できるとする。スタイリッシュかつ質感の高いアメリカン・ウォルナット突板仕上げを施したほか、アース端子付きバイワイヤリング端子も装備した。
製品はすべて、タンノイ英国ファクトリーにて練度の高い職人が一つ一つハンドメイドで製作。付属品として、専用ウッドワックス、スパイク、フットベース、ジャンパーケーブルなどを同梱する。
「SGM 15」は、380mm(15インチ)のデュアル・コンセントリック・ドライバーを搭載するモデル。ウーファー部には380mmのマルチファイバーペーパーコーンとツインロールハードエッジ、52mmのエッジ巻きボイスコイルを採用。トゥイーター部には33mmのアルミマグネシウム合金ドームとエッジ巻きボイスコイルを採用する。
サウンド面では、大口径ウーファーにより驚異的なスケールのサウンドを遺憾なく再生できると説明。量感豊かでパンチのある低域や、クリアかつ鮮明な中音域、スムーズで味わい深い音色の高域が特長としている。クロスオーバー周波数は1.1kHz、周波数特性は35Hz〜30kHz(±6dB)、能率は93dB(1W/1m)、インピーダンスは8Ω。外形寸法は650W×1,034H×425mm(フロントグリル含む)、質量は50kg/台。
「SGM 12」は、300mm(12インチ)のデュアル・コンセントリック・ドライバーを搭載するモデル。ウーファー部には300mmのマルチファイバーペーパーコーンとツインロールハードエッジ、52mmのエッジ巻きボイスコイルを採用。トゥイーター部には33mmのアルミマグネシウム合金ドームとエッジ巻きボイスコイルを採用する。
サウンド面では、解像度豊かな音場表現の中に、ウォームな質感を湛えた音色が特長とのこと。特にオーケストラ音楽やロック、ポップス、ブルース、ソウルなどのジャンルと相性が良いとしている。クロスオーバー周波数は1.2kHz、周波数特性は38Hz〜30kHz(±6dB)、能率は91dB(1W/1m)、インピーダンスは8Ω。外形寸法は447W×863H×308mm(フロントグリル含む)、質量は29.4kg/台。
「SGM 10」は、254mm(10インチ)のデュアル・コンセントリック・ドライバーを搭載。ウーファー部には254mmのマルチファイバーペーパーコーンとツインロールハードエッジ、52mmのエッジ巻きボイスコイルを採用。トゥイーター部には33mmのアルミマグネシウム合金ドームとエッジ巻きボイスコイルを採用する。
サウンド面では、伝説的スタジオモニター「SGM-10B」の現代版と位置付けており、豊かな低域と引き締まった応答性の高い中高域が絶妙にブレンドしているという。クロスオーバー周波数は1.2kHz、周波数特性は40Hz〜30kHz(±6dB)、能率は89dB(1W/1m)、インピーダンスは8Ω。外形寸法は351W×523H×309mm(フロントグリル含む)、質量は18.5kg/台。
・「SGM 15」:990,000円/1台
・「SGM 12」:693,000円/1台
・「SGM 10」:550,000円/1台
1980年代に登場し、数々の著名なレコーティングスタジオに導入された “伝説的” なスタジオモニター「SGM(スーパー・ゴールド・モニター)」を起源とする新スピーカーシリーズ。アーティストが創造したサウンドそのままに音楽を楽しめる、「音楽を愛する全ての愛好家に向けたHi-Fiスピーカー」とアピールする。
すべてのモデルに共通して、フェライト磁石を採用した高磁束密度型デュアル・コンセントリック(同軸2ウェイ)ドライバーを搭載。ウーファーとトゥイーターを同一軸上に一体化したデュアル・コンセントリック構造により、すべての周波数帯域が1点から放出されるポイントソース(点音源)再生を可能としている。
これにより、スフェリカル(球面)状の波形が形成され、水平/垂直方向ともに極めて均一なディスパージョン(放射)パターンを実現。非常に優れた位相特性を備え、スイートスポットが非常に広く「部屋にいる誰もが最高のサウンドを楽しめる」としている。
加えて、カッパー・デモジュレーション・リングとフェライト磁石を組み合わせた磁束密度の高い磁気回路を採用するなど、「1970年代のオリジナル・アルニコ設計をも凌駕する現代的な性能を求めた」とのこと。
また、ロックアップ式の高域レベルコントロールと低損失ネットワーク回路を搭載。前面に配置された「TREBLE ENERGY」「TREBLE ROLL OFF」パネルのロックネジを差し替えることで、高域のレベルを調節することができる。なおSGM15のみ、臨場感に影響する1kHz - 5kHzを調節できるパネル「PRESENCE ENERGY」を追加で搭載する。
エンクロージャーには高密度材を贅沢に用いることで堅牢さを高めるとともに、しっかりとコントロールされた低域を再生できるとする。スタイリッシュかつ質感の高いアメリカン・ウォルナット突板仕上げを施したほか、アース端子付きバイワイヤリング端子も装備した。
製品はすべて、タンノイ英国ファクトリーにて練度の高い職人が一つ一つハンドメイドで製作。付属品として、専用ウッドワックス、スパイク、フットベース、ジャンパーケーブルなどを同梱する。
「SGM 15」は、380mm(15インチ)のデュアル・コンセントリック・ドライバーを搭載するモデル。ウーファー部には380mmのマルチファイバーペーパーコーンとツインロールハードエッジ、52mmのエッジ巻きボイスコイルを採用。トゥイーター部には33mmのアルミマグネシウム合金ドームとエッジ巻きボイスコイルを採用する。
サウンド面では、大口径ウーファーにより驚異的なスケールのサウンドを遺憾なく再生できると説明。量感豊かでパンチのある低域や、クリアかつ鮮明な中音域、スムーズで味わい深い音色の高域が特長としている。クロスオーバー周波数は1.1kHz、周波数特性は35Hz〜30kHz(±6dB)、能率は93dB(1W/1m)、インピーダンスは8Ω。外形寸法は650W×1,034H×425mm(フロントグリル含む)、質量は50kg/台。
「SGM 12」は、300mm(12インチ)のデュアル・コンセントリック・ドライバーを搭載するモデル。ウーファー部には300mmのマルチファイバーペーパーコーンとツインロールハードエッジ、52mmのエッジ巻きボイスコイルを採用。トゥイーター部には33mmのアルミマグネシウム合金ドームとエッジ巻きボイスコイルを採用する。
サウンド面では、解像度豊かな音場表現の中に、ウォームな質感を湛えた音色が特長とのこと。特にオーケストラ音楽やロック、ポップス、ブルース、ソウルなどのジャンルと相性が良いとしている。クロスオーバー周波数は1.2kHz、周波数特性は38Hz〜30kHz(±6dB)、能率は91dB(1W/1m)、インピーダンスは8Ω。外形寸法は447W×863H×308mm(フロントグリル含む)、質量は29.4kg/台。
「SGM 10」は、254mm(10インチ)のデュアル・コンセントリック・ドライバーを搭載。ウーファー部には254mmのマルチファイバーペーパーコーンとツインロールハードエッジ、52mmのエッジ巻きボイスコイルを採用。トゥイーター部には33mmのアルミマグネシウム合金ドームとエッジ巻きボイスコイルを採用する。
サウンド面では、伝説的スタジオモニター「SGM-10B」の現代版と位置付けており、豊かな低域と引き締まった応答性の高い中高域が絶妙にブレンドしているという。クロスオーバー周波数は1.2kHz、周波数特性は40Hz〜30kHz(±6dB)、能率は89dB(1W/1m)、インピーダンスは8Ω。外形寸法は351W×523H×309mm(フロントグリル含む)、質量は18.5kg/台。
関連リンク