Sシリーズに15.5型モデルが登場
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■Sシリーズ
SEシリーズ
・VPCSE19FJ ¥OPEN(予想実売価格15万円前後)
SBシリーズ
・VPCSB39FJ ¥OPEN(予想実売価格18万円前後)
・VPCSB38FJ ¥OPEN(予想実売価格14万円前後)
新製品群のなかで従来機から最も大きな変化があったのが、ノートPCのSシリーズ。これまでは画面サイズ13.3型ワイドモデルのみで展開していたが、今回から新たに15.5型ワイドモデル「SEシリーズ」を投入。13.3型ワイドの「SBシリーズ」と2種類のラインが揃うこととなった。
SEシリーズのディスプレイ解像度はフルHDで、液晶パネルには最上位機の「Zシリーズ」同様の低反射コートを採用。CPUはCore i5-2430M(2.40GHz)、メモリーが4GB、グラフィックはAMD Radeon HD 6470M(512MB)とインテルHDグラフィックス3000を切り替え可能。HDD容量は750GBで、ドライブはDVDスーパーマルチドライブ。
いわゆるA4ノートと呼ばれる大きさとなった本機だが、厚みにおいては一般的なA4ノートより約1cmマイナスの約24.5mm、質量も一般的なモデルより約1kg軽い約1.99kgという数値を実現。「13型モバイル並みの薄さと軽さを実現した」としている。
バッテリー性能も向上させており、約6.5時間の駆動に対応。電源オフ時の待機時間を従来の14日から最大115日へと大幅に延長させたことに加え、スタンバイ時の待機時間も15%向上させた。
SBシリーズは、解像度1,366×768の13.3型ワイドディスプレイを搭載するなど基本的なスペックは従来機から継承しつつ、CPUを強化。「VPCSB39FJ」はCore i5-2430M(2.40GHz)、「VPCSB38FJ」はCore i3-2330M(2.20GHz)を搭載している。
そのほか2機種の違いはHDD容量と光学ドライブで、VPCSB39FJが750GBのHDDとBDドライブを搭載。VPCSB38FJは640GBのHDDとDVDスーパーマルチドライブを搭載している。
なお、Sシリーズにおいては直販限定モデルとして液晶解像度が1600×900で限定色も選べる「SAシリーズ」も用意している。
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