「TRILUMINOS」で色域向上。フルHDモデルも
【CES】ソニーブースレポート − 65/55V型4K液晶など新“BRAVIA”や新ハンディカムなど新製品多数
■フルHD/HDのBRAVIAは7シリーズを展開
フルHD/HDのBRAVIA新モデルも多数発表され、7シリーズがラインナップされた。すべてLEDバックライトを採用しており、CCFLモデルはない。
最上位のW900Aシリーズは今春発売。サイズは55V型のみで、型番は「KDL-55W900A」。X-Reality PROの搭載やTRILUMINOSディスプレイの搭載、Motionflow XR 960の対応、アクティブ3Dが利用可能で2ペアのメガネを同梱するなど、基本性能はX900Aと似ている。バックライトはエッジ式。
その下のW802Aシリーズは55V型の「KDL-55W802A」と47V型の「KDL-47W802A」の2サイズを展開。TRILUMINOSディスプレイは非搭載で、駆動もMotionflow XR 240となる。3Dはパッシブ式で、4ペアのメガネを同梱する。ネットワーク機能は充実しており、Wi-Fi内蔵、SEN対応といった基本機能は押さえている。
W900AとW802Aシリーズは、リモコンにNFCを搭載した点がポイント。対応のスマホとリモコンをタッチすることでペアリングが行われ、Wi-Fi経由でスマートフォンの映像をBRAVIAでミラーリング表示することができる。
テレビ関連ではさらに、すでに発売しているGoogle TV対応STB「NSZ-GS7」向けの新たなリモコン「NSG-MR7U」が発売されることも明らかにされた。マイクを内蔵しており、音声操作が可能。バックライト付きのQWERTYキーボードも備える。2月発売予定。
■BDプレーヤーはBDP-5100など3機種を発表
BDプレーヤーも新モデル「BDP-S1100」「BDP-S3100」「BDP-S5100」3機種が発表された。安価なS1100/S3100は2月、S5100は3月に発売される予定だ。
3機種ともネットワーク機能に対応し、SENや各種VODサービスが利用できる。S3100とS5100はWi-Fiも内蔵しているほか、テレビ番組のくわしい情報をタブレットやスマートフォンで見られる「TV SideView」にも対応している。