「TRILUMINOS」で色域向上。フルHDモデルも
【CES】ソニーブースレポート − 65/55V型4K液晶など新“BRAVIA”や新ハンディカムなど新製品多数
■ハンディカムやサイバーショットも新製品続々
ビデオカメラ“ハンディカム”とデジカメ“サイバーショット”も新製品を多数投入する。
ハンディカムは11モデルが発表されたが、今回のラインナップは空間光学手ブレ補正を搭載するモデルが増えたことが特徴。手ブレ補正ユニットを小型化することで、安価なモデル、小型のモデルにも搭載することが可能になったのだという。
具体的には、HDR-PJ790VというフルHDの最上位モデルだけでなく、HDR-PJ650V、PJ430V/CX430Vといった中級機まで空間光学手ブレ補正を採用した。また、別売のWi-Fiアダプターを接続し、ワイヤレスでコントロールしたり、データ転送やバックアップを行うことができる。
撮像センサーは異なっており、PJ790VとPJ650Vは20.4メガピクセルのExmor R、PJ430以下のモデルは8.9メガのExmor Rとなっている。価格はPJ790Vが1,599ドル、PJ650Vが1,099ドル、PJ430Vが849ドル、CX430Vが699ドル。
ほかにもPJ380V(599ドル)、CX380(449ドル)、PJ230V(399ドル)、CX290V(349ドル)、CX230V(279ドル)、CX220V(249ドル)といったモデルがラインナップされている。これらのビデオカメラは、2月から3月にかけて、順次発売される。
さらに今回は、3D撮影対応ビデオカメラの第3世代機「HDR-TD30V」も発表された。2眼レンズを採用したモデルで、さらなる小型化を実現したことが特徴。2月に999ドルで発売される。裸眼で3Dを見られる3.5インチの液晶ディスプレイを備え、レンズはどちらも広角のGレンズ。光学ズームは10倍。
■コンデジ“Cyber-Shot”新製品は低価格モデル中心
コンパクトデジタルカメラ“Cyber-Shot”の新モデルも5モデルが一斉に発表された。
「WX80」は8倍の光学ズームレンズを搭載したモデルで、Wi-Fiも内蔵。1月に199ドルで発売される。撮像素子は16.2メガピクセルのExmor R。アクティブ手ブレ補正にも対応する。
そのほか、Exmor Rではなく、Super HAD CCDを採用したモデルも展開。「TF1」は防水機能と耐衝撃性能を高めたことが特徴のモデルで、これも1月に199ドルで発売予定。4倍光学ズームレンズを搭載している。
また同じくCCD搭載機として、8倍ズームレンズモデル「W730」(139ドル)、5倍ズームレンズモデル「W710」(99ドル)を1月に発売する。スマホ人気の陰でコンデジの存在意義が問われる中、思い切った低価格戦略に出た感がある。
ほかには、一眼レフスタイルの26倍光学ズームモデル「H200」も1月に発売。撮像素子はSUPER HAD CCD。価格は249ドルだ。