「TRILUMINOS」で色域向上。フルHDモデルも
【CES】ソニーブースレポート − 65/55V型4K液晶など新“BRAVIA”や新ハンディカムなど新製品多数
■オーディオ関連ではBluetoothスピーカーやヘッドホンに注目
ポータブルオーディオの展示も見ていこう。
ウォークマンシリーズでは、スポーツ向けのMP3プレーヤーという位置づけの「NWZ-W270」が発表された。価格は99.99ドルで、発売は3月。水深2メートルまでの防水に対応し、スイミングにも利用できる。内蔵メモリーは4GBで、本体色はブラックとホワイト、ブルー、ピンクを用意する。
Bluetoothスピーカーでは、北米で展開する「X-Series」の新モデルとして、BluetoothやNFCにも対応した「SRS-BTX500」を3月に発売する。価格は299.99ドル。DJやクラブシーンを意識したデザインを採用しており、音質もデュアルパッシブラジエーターなどを備え、迫力のあるサウンドが楽しめるという。BluetoothはaptXやAACにも対応する。またNFCも備え、対応スマホをかざすだけでかんたんにペアリングができる。出力は40W。内蔵バッテリーで7時間駆動できる。
よりシンプルなデザインを採用したのが「SRS-BTX300」だ。価格は199.99ドルで3月発売予定。出力は20Wで、BluetoothはaptXやAACにも対応。NFCにも対応している。内蔵バッテリーで8時間の駆動が可能だ。
そのほかBluetoothスピーカーでは、安価な「SRS-BTM8」や「SRS-BTV5」も用意。両機ともNFCに対応している。価格はBTM8が99.99ドル、BTV5が69.99ドル。BTV5は球形の本体がユニークで、360度に音を放射する。本体色もブラック、ホワイト、ピンクの3色を揃える。
ヘッドホンでは、リアリティ音楽オーディション番組『THE X FACTOR』の音楽プロデューサー サイモン・コーウェル氏とデザイン面・音質面でコラボレーションしたヘッドホンの第2弾モデルを参考展示していた。かなり完成度が高い印象で、商品化も近いものと思われる。
Bluetoothヘッドセットも新モデルが用意された。SBH-20はNFCに対応。9.2mmのダイナミックドライバーを搭載し、Bluetoothは3.0に対応する。
オーディオ関連ではないが、ユニークな製品として“Personal Content Station”「LLS-201」も紹介しよう。本機は1TBのHDDを内蔵しており、名称の通り、様々なコンテンツのストレージとして使用できる。
本体は白い台のような形状をしており、上に置いたスマートフォンとNFCでデータをやり取りすることができるほか、Wi-Fi経由でもデータの受け渡しが可能。AVCHDのような重いデータの場合は、自動的に本機でMP4に変換する機能も備える。HDMI出力を備え、保存したコンテンツをテレビなどで視聴することが可能。価格は299ドルで、6月に発売する予定だ。