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22.2chを疑似体験できるスマホアプリなど変わり種展示も

NHK技研公開(2)8K スーパーハイビジョン実用化に向け進む技術開発

公開日 2013/05/28 20:02 ファイル・ウェブ編集部
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■「これからはビジネスとしてのブレークスルーを迎える段階」

各展示の披露に先立ってあいさつしたNHK放送技術研究所 所長の藤沢秀一は、今回の技研公開ではSHVとハイブリッドキャストの2つが大きな見所だと紹介。SHVについては、前述のキューブ型SHVカメラヘッドについて「10年前は10kg以上あったものが2kgほどになった。これからはビジネスとしてのブレークスルーを迎える段階だと思っている」と述べるなど、実用化へ向けて着々と歩を進めているとした。

藤沢秀一所長

なお、SHVと4K放送との関係性については「技術的な観点から言えば、4Kと8Kの放送設備を両方揃えるのか、8Kの設備にして4Kへダウンコンバートするのかという問題がある」と説明。「二重投資にならないようにするためには8K化をできる限り早く進め、4Kにも対応できるようにするのが技術的なソリューションとしてはよいのではないか」とした。

一方、2016年の実用化試験放送に対しては「非常に厳しいことは事実」とコメント。しかし「今までのように『この作業が済んだら次』というのでなく、色々なことを並行してやっていかねばならないだろうが、決して無理なことではないと思う」と決意を述べた。

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