関係者が現状と今後を語る/桃井はるこさんも来場
4K対応iVDRプレーヤー参考出展/4K対応規格が具体化 − iVDR EXPO 開催
iVDRコンソーシアムは、カセット型HDD「iVDR」の最新動向を紹介する「iVDR EXPO 2014」を開催。4K対応のiVDRプレーヤーの参考展示なども行った。
■4K対応iVDRプレーヤーが登場
会場では、HGST(旧「日立グローバルストレージテクノロジーズ」)とグリーンハウスがそれぞれ4K対応メディアプレーヤーを参考出展。
HGSTの4Kプレーヤーは、OSにAndroidを搭載し、4K記録が可能なiVDR TV Recording規格Ver.2.5に対応するというもの。同規格に対応したiVDRメディアを読み込み、4K対応テレビで再生できる。ただし「製品化の時期や価格は未定」(同社説明員)とのことだった。
なお、iVDR TV Recording規格Ver.2.50については、昨年の本イベントでコンソーシアムの日置氏が言及していたものが具体的に会場での解説パネルには「Draft」という文字が記載され「4K/H.264-AVCコンテンツに対応」とされていたが、「まさに本日の午前中にiVDR会員各社によって承認された」とのことで、HEVCもサポートすることが決まったという。
参考展示されていたプレーヤーもスペック表ではH.264 AVCでの4K対応としていたが、「現在搭載しているチップの後継チップでHEVCにも対応できることを確認できている。製品化の際にはHEVCにも対応する予定」(説明員)という。なお、レコーダーについても質問してみたが「まずは4Kコンテンツを収録したiVDRメディアが登場して、それを再生できるようにするというイメージで考えている」とのことだった。
グリーンハウスの4K iVDRプレーヤーは、iVDRカセットに収録した4Kコンテンツを、iVDRアダプターを介してUSB 3.0で受けてHDMIでテレビに出力するというもの。4Kアップコンバート機能やPinP再生機能なども搭載するという。
本機も上記HGSTのものと同様にデコーダーはH.264対応と会場では紹介されていたが、「4K放送を録画したiVDRも再生できるようにはしたい」(同社説明員)とのことで、HEVCにも対応する予定。
基盤むき出しという状態での参考出品だったが発売時期は「来年の春から夏頃を目指している」とのことで、価格についても「10万円を切りたい」との言葉を聞くこともできた。
■iVDR TV Recording規格Ver.2.50はハイレゾ音声もオプションでサポート
iVDR TV Recording規格Ver.2.50は、その対象をまずは4Kパッケージコンテンツにフォーカス。4K放送については規格策定段階において詳細が非公開だったため議論の対象から除外して検討を進めたという。
映像フォーマットは、解像度を3,840×2,160に限定し、H.264/AVCとH.265/HEVCをサポート。オーディオフォーマットでは、汎用性の高いMPEG2/4-AACを採用し、ハイレゾ対応の余地として192kHz/24bitまでのLPCMをオプションとして採用した。
なお、フルHD以下の既存のiVDRメディアと完全な上位互換となるよう仕様を決定。4KのiVDRメディアに2K以下のストリームを包含可能なようにした。
■「iVDRは4K、8K時代に対応した能力を持っている」
上記iVDR TV Recording規格Ver.2.50の策定にも関わったHGSTジャパン 先行ストレージソリューション開発部長の藤井由起夫氏は、4KやハイレゾとiVDRは相性が良いと説明。
■4K対応iVDRプレーヤーが登場
会場では、HGST(旧「日立グローバルストレージテクノロジーズ」)とグリーンハウスがそれぞれ4K対応メディアプレーヤーを参考出展。
HGSTの4Kプレーヤーは、OSにAndroidを搭載し、4K記録が可能なiVDR TV Recording規格Ver.2.5に対応するというもの。同規格に対応したiVDRメディアを読み込み、4K対応テレビで再生できる。ただし「製品化の時期や価格は未定」(同社説明員)とのことだった。
なお、iVDR TV Recording規格Ver.2.50については、昨年の本イベントでコンソーシアムの日置氏が言及していたものが具体的に会場での解説パネルには「Draft」という文字が記載され「4K/H.264-AVCコンテンツに対応」とされていたが、「まさに本日の午前中にiVDR会員各社によって承認された」とのことで、HEVCもサポートすることが決まったという。
参考展示されていたプレーヤーもスペック表ではH.264 AVCでの4K対応としていたが、「現在搭載しているチップの後継チップでHEVCにも対応できることを確認できている。製品化の際にはHEVCにも対応する予定」(説明員)という。なお、レコーダーについても質問してみたが「まずは4Kコンテンツを収録したiVDRメディアが登場して、それを再生できるようにするというイメージで考えている」とのことだった。
グリーンハウスの4K iVDRプレーヤーは、iVDRカセットに収録した4Kコンテンツを、iVDRアダプターを介してUSB 3.0で受けてHDMIでテレビに出力するというもの。4Kアップコンバート機能やPinP再生機能なども搭載するという。
本機も上記HGSTのものと同様にデコーダーはH.264対応と会場では紹介されていたが、「4K放送を録画したiVDRも再生できるようにはしたい」(同社説明員)とのことで、HEVCにも対応する予定。
基盤むき出しという状態での参考出品だったが発売時期は「来年の春から夏頃を目指している」とのことで、価格についても「10万円を切りたい」との言葉を聞くこともできた。
■iVDR TV Recording規格Ver.2.50はハイレゾ音声もオプションでサポート
iVDR TV Recording規格Ver.2.50は、その対象をまずは4Kパッケージコンテンツにフォーカス。4K放送については規格策定段階において詳細が非公開だったため議論の対象から除外して検討を進めたという。
映像フォーマットは、解像度を3,840×2,160に限定し、H.264/AVCとH.265/HEVCをサポート。オーディオフォーマットでは、汎用性の高いMPEG2/4-AACを採用し、ハイレゾ対応の余地として192kHz/24bitまでのLPCMをオプションとして採用した。
なお、フルHD以下の既存のiVDRメディアと完全な上位互換となるよう仕様を決定。4KのiVDRメディアに2K以下のストリームを包含可能なようにした。
■「iVDRは4K、8K時代に対応した能力を持っている」
上記iVDR TV Recording規格Ver.2.50の策定にも関わったHGSTジャパン 先行ストレージソリューション開発部長の藤井由起夫氏は、4KやハイレゾとiVDRは相性が良いと説明。