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関係者が現状と今後を語る/桃井はるこさんも来場

4K対応iVDRプレーヤー参考出展/4K対応規格が具体化 − iVDR EXPO 開催

公開日 2014/05/30 15:40 ファイル・ウェブ編集部
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「オペラなど、尺が長い上に音質も追求したいという作品にもiVDRは向いている。光ディスクでは音声の質を犠牲にしなくてはならない場合もあるだろう」と述べ、BDやDVDに対するiVDRの優位性を紹介した。

ジェー・ピー 中野氏

また、「iVDRは1個からデュプリケートできるし、在庫リスクの低さも利点だ」と、小ロットから商品を作れる点もiVDRのメリットだと説明。こうした点もiVDRビジネスのカギになっていくのではないかとした。

BD/DVDとiVDRとの特性の違い

加えて、iVDRで発売するソフトに付与する「iV VIDEO」ロゴを策定したことも紹介。映像ソフト商品であることを消費者に分かりやすくするために同ロゴを活用していくという。

「iV VIDEO」ロゴを策定。パッケージのサイズについてもBD/DVDとほぼ同じすることで消費者に認識しやすいようにすることを提案

イベントには、その「iV VIDEO」ロゴが付く最初の作品となる「モモーイ Live☆ぱいれーつ」を7月7日に発売する桃井はるこさんも登場。「これから世界に羽ばたいてスタンダードになっていくiV VIDEOの第一弾になれたのは最高。(iVDRが)メジャーになったときに『俺、最初から知ってたぜ』みたいな感じ(笑)」と喜びの表情を見せた。

桃井はるこさん

■アイ・オー・データが新製品を参考出展

また、会場には前述した4K対応iVDRプレーヤー以外にも、様々なiVDR機器を展示。アイ・オー・データは、iVDR-Sアダプターの新モデルとして、USB 3.0に対応する「RHDM-UT/TE」を参考展示し、近日中に発売することもアナウンスしていた。

RHDM-UT/TE

同製品は、iVDR間の超高速ムーブに対応することが特徴で、ペガシスの「TMPGEnc MPEG Smart Renderer 4」と、「DiXIM Digital TV 2013 iVDR Edition」といったソフトを標準添付。DTCP-IPダビングにも対応しており、nasneなどiVDR非対応機器からのコンテンツをiVDR-Sにダビングすることができる。

また、iVDRからは離れるが、SeeQVault対応のUSB-HDD「AVHD-USQシリーズ」も参考展示。iVDRが採用する著作権保護技術のSAFIAと同様に、SeeQVaultは対応機器であればどの機器でもコンテンツ再生が行えるため、将来的に同規格対応のテレビやレコーダーが登場した際にメリットがあるとした。2TBモデルと3TBモデルの2ラインナップで、2014年秋の発売を予定しているという。

AVHD-USQシリーズ

日立マクセルのiVレコーダーなどそのほかにも様々なiVDR対応機器が展示されていた

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