パイオニアはヘッドホン/アンプ/DJの3ブースでフェスを盛り上げる
<ポタフェス>パイオニア「U-05」に熱視線/ORBから初のDSD対応USB-DAC登場
e☆イヤホンは、6月28日(土)、29日(日)の2日間、「第5回ポータブルオーディオフェスティバル(通称:ポタフェス)」を開催している。本稿ではパイオニア、ORB、KORG、フルテック、Phasemation、アコースティックフィールドのブースレポートをお届けしよう。
■パイオニア
パイオニアは今回3つのブースを用意。地下1階のDJ機器ブースと、ヘッドホンを中心に試聴できる2階18番ブース、そして発表されたばかりのヘッドホンアンプ内蔵USB-DAC「U-05」を試聴できる2階61番ブースだ。
特に「U-05」はまだ販売店の店頭にも並んでおらず、こういった場で披露されるのも今回が2回目。注目モデルの音を早速聴けるとあって、ブースには多くの来場者が詰めかけていた。
「U-05」は7月下旬の発売を予定しており、価格は105,000円(税抜)。ESS社製8ch DAC2基を左右パラレル駆動させ、回路はディスクリート構成。バランス接続端子も備える。DSD 5.6MHzネイティブ再生やPCM 384kHz/24bit音源再生にも対応。またプリアンプとしての使用も可能だ。外形寸法は296W×101H×271Dmm、質量は6.3kg。製品の詳細はこちらからご覧頂ける。
同社のネットワークプレーヤー「N-50」開発者、2chオーディオコンポーネント開発者などがそのノウハウを投入して生まれた「U-05」。ESS製DACはプリメインアンプ「A-70」から採用実績があり、使いこなしのノウハウを蓄積してきた。このチップのポテンシャルを最大限活かすことができる部品をセレクトして投入。一瞬のインパクトだけではなく、“聴いてリラックスする/癒やされる”という音楽本来の楽しみを体感できる音を目指したという。
また地下1階にはDJ用機器やヘッドホン/イヤホンを用意。パイオニアが協賛したイベントも多数開催されている。
■ORB
ORBのブースには、DSD対応USB-DAC「JADE casa DSD」を初披露していた。本機は7月4日の発売を予定しており、価格はオープンだが税抜66,000円前後での販売が予想される。
DSD(最大5.6MHz)とPCM(最大192kHz)に対応したUSB-DAC。ヘッドホンアンプ「JADE casa」などとの組み合わせを想定している。DACチップはバーブラウン製のPCM1792Aを搭載。
本機のポイントは「アナログ部に注力したこと」だという。「DACチップに何を採用するかは勿論だが、音質を決めるポイントはアナログ部」(同社竹内氏)とのことで、無帰還アンプを採用したほか、L/Rチャンネルそれぞれに39個のトランジスタを使用。電源回路にはRコアトランスを採用したほか、アナログ回路用電源はL/Rの配線を分離し対称に配置するなどこだわっている。また金メッキRCA端子や真鍮削り出しインシュレーターを採用している。
カラーはブラックとネイビーを用意。期間限定でオーシャンブルーも販売する。また8月頃には漆塗りの“JAPANモデル”も登場する予定だという。
■KORG
コルグブースでは、同社のDSD対応USB-DAC「DS-DAC-100」や「DS-DAC10」、DSD対応ポータブルヘッドホンアンプ/USB-DAC「DS-DAC-100m」などが出展された。また、このたびフルバージョンが公開されたDSD対応再生&編集ソフトウェア「AudioGate 3」のデモも実施されていた。
■フルテック
フルテックは、新ヘッドホン「H128」を参考出展。またADLブランド初のイヤホン「EH008」なども展示されていた。ヘッドホン祭で登場していた、5.6MHz DSDや192kHz/24ビット入力対応のUSB-DACに加え、MM/MCフォノイコ内蔵ADCも搭載したヘッドホンアンプ「STRATOS」(関連ニュース)は、今回は登場していなかった。
■Phasemation
協同電子エンジニアリングのブースでは、8月発売予定のヘッドホンアンプ「EPA-007X」が参考出展されていた。本機はデュアル・モノ接続に対応したヘッドホンアンプ「EPA-007」の後継モデルとなる。ブースでは、通常バージョンと電源に変更を加えたバージョンの2つの試作品を用意。ユーザーの反応を調査しながら、製品版にはどちらのバージョンを採用するか検討していくとのことだ。
■アコースティックフィールド
アコースティックフィールドのブースでは、MH Audioのヘッドホンアンプ「HA-1」の“スーパーカスタムモデル”の展示を行っていた。中身はHA-1だが、外観についてはジュエリーやアクセサリーを制作するアーティストデュオ「2mOa」や、アーティストの三木崇行氏が手作業でカスタム加工を施している。どちらも1点ものの製品だが、ブースでの販売も行うとのことだ。
■パイオニア
パイオニアは今回3つのブースを用意。地下1階のDJ機器ブースと、ヘッドホンを中心に試聴できる2階18番ブース、そして発表されたばかりのヘッドホンアンプ内蔵USB-DAC「U-05」を試聴できる2階61番ブースだ。
特に「U-05」はまだ販売店の店頭にも並んでおらず、こういった場で披露されるのも今回が2回目。注目モデルの音を早速聴けるとあって、ブースには多くの来場者が詰めかけていた。
「U-05」は7月下旬の発売を予定しており、価格は105,000円(税抜)。ESS社製8ch DAC2基を左右パラレル駆動させ、回路はディスクリート構成。バランス接続端子も備える。DSD 5.6MHzネイティブ再生やPCM 384kHz/24bit音源再生にも対応。またプリアンプとしての使用も可能だ。外形寸法は296W×101H×271Dmm、質量は6.3kg。製品の詳細はこちらからご覧頂ける。
同社のネットワークプレーヤー「N-50」開発者、2chオーディオコンポーネント開発者などがそのノウハウを投入して生まれた「U-05」。ESS製DACはプリメインアンプ「A-70」から採用実績があり、使いこなしのノウハウを蓄積してきた。このチップのポテンシャルを最大限活かすことができる部品をセレクトして投入。一瞬のインパクトだけではなく、“聴いてリラックスする/癒やされる”という音楽本来の楽しみを体感できる音を目指したという。
また地下1階にはDJ用機器やヘッドホン/イヤホンを用意。パイオニアが協賛したイベントも多数開催されている。
■ORB
ORBのブースには、DSD対応USB-DAC「JADE casa DSD」を初披露していた。本機は7月4日の発売を予定しており、価格はオープンだが税抜66,000円前後での販売が予想される。
DSD(最大5.6MHz)とPCM(最大192kHz)に対応したUSB-DAC。ヘッドホンアンプ「JADE casa」などとの組み合わせを想定している。DACチップはバーブラウン製のPCM1792Aを搭載。
本機のポイントは「アナログ部に注力したこと」だという。「DACチップに何を採用するかは勿論だが、音質を決めるポイントはアナログ部」(同社竹内氏)とのことで、無帰還アンプを採用したほか、L/Rチャンネルそれぞれに39個のトランジスタを使用。電源回路にはRコアトランスを採用したほか、アナログ回路用電源はL/Rの配線を分離し対称に配置するなどこだわっている。また金メッキRCA端子や真鍮削り出しインシュレーターを採用している。
カラーはブラックとネイビーを用意。期間限定でオーシャンブルーも販売する。また8月頃には漆塗りの“JAPANモデル”も登場する予定だという。
■KORG
コルグブースでは、同社のDSD対応USB-DAC「DS-DAC-100」や「DS-DAC10」、DSD対応ポータブルヘッドホンアンプ/USB-DAC「DS-DAC-100m」などが出展された。また、このたびフルバージョンが公開されたDSD対応再生&編集ソフトウェア「AudioGate 3」のデモも実施されていた。
■フルテック
フルテックは、新ヘッドホン「H128」を参考出展。またADLブランド初のイヤホン「EH008」なども展示されていた。ヘッドホン祭で登場していた、5.6MHz DSDや192kHz/24ビット入力対応のUSB-DACに加え、MM/MCフォノイコ内蔵ADCも搭載したヘッドホンアンプ「STRATOS」(関連ニュース)は、今回は登場していなかった。
■Phasemation
協同電子エンジニアリングのブースでは、8月発売予定のヘッドホンアンプ「EPA-007X」が参考出展されていた。本機はデュアル・モノ接続に対応したヘッドホンアンプ「EPA-007」の後継モデルとなる。ブースでは、通常バージョンと電源に変更を加えたバージョンの2つの試作品を用意。ユーザーの反応を調査しながら、製品版にはどちらのバージョンを採用するか検討していくとのことだ。
■アコースティックフィールド
アコースティックフィールドのブースでは、MH Audioのヘッドホンアンプ「HA-1」の“スーパーカスタムモデル”の展示を行っていた。中身はHA-1だが、外観についてはジュエリーやアクセサリーを制作するアーティストデュオ「2mOa」や、アーティストの三木崇行氏が手作業でカスタム加工を施している。どちらも1点ものの製品だが、ブースでの販売も行うとのことだ。