埋め込みスピーカーで作るアトモス視聴環境など
<CEDIA>世界最大のホームシアター展示会で見つけた注目の製品たち(3)
オーディオ・ビジュアルショップ「GLANCE」の松崎圭志氏が、10月14日からアメリカのダラスで開催された世界最大のカスタムインストール展示会「CEDIA EXPO」に参加。その模様をレポートする。
■ハーマンインターナショナル
ハーマンインターナショナルブースのJBLコーナーでは、プロ用と共に家庭用ハイエンドのDD67000、K2 S9900のスペシャルカラーフィニッシュモデルが展示されていました。
ハイエンドサラウンドプロセッサーの「SDP-75」も出展。こういったハイエンドのホームシアター製品が日本に入って来なくなって久しくなりました。
ホームオートメーションシステム、AMXも、去年からハーマン傘下となりました。タッチパネルだけが展示されていましたが、他社のタッチパネルよりも断然スマートなデザインです。ただし、今年から新しくなったマスターコントローラーが一切展示されていなかったのは残念。
■JVC
先日のIFAで発表された新製品のプロジェクター、CEDIAではインストーラー専用モデルと共に発表されました。DLA-X550R/RS400は、E-Shift4の4KやHDMI2.2に対応し、1,700lm (従来比+30%)。DLA-X750R/RS500は同じくE-Shift4の4KやHDMI2.2、それに加えてISFに対応し、1,800lm (従来比+38%)。
■Integra
日本で唯一カスタムインストーラー専用モデルとして販売されているサラウンドアンプ、Integraは毎年落ち着いた設えです。
最新のDTR-20.7、DTR-30.7、DTR-40.7、DTR-50.7、DHC-60.7が勢ぞろい。DHC-80.6は最新スペックなのでそのまま継続のようです。やはり19インチラックにマウントされている姿は様になります。アメリカでは単体のパワーアンプやBDプレーヤー等もラインナップされています。
また、アメリカにはサウンドバー「DLB-40.6」があります。ここにもちょっと音を足したい、という時に活躍しそうです
■ORIGIN ACOUSTICS
注目の埋込スピーカーメーカー、ORIGIN ACOUSTICS。
こちらの埋込スピーカーは外枠と内枠に分かれていて、先に外枠を取り付けしてから内枠のスピーカーをはめ込むと言う斬新な発想。しかも、スピーカーの外枠を取り付けする時に電動ドライバーが不要で、手でアタッチメントを下ろすだけで完了するのです。これがあれば上向きに重たい電動ドライバーを持ち上げなくても済むかもしれません。非常によく考えられています。
試聴室でドルビーアトモスを試聴しましたが、音の癖が無くバランス良くまとめられていました。ラインナップはコーン紙の素材別に3種類ありますが、どれも同じ外枠フレームなので、システムアップも簡単にできます。
ORIGINの方にお話を聞いたところ、会社ができたのは去年の11月頃で歴史は新しいのですが、実はオーナーが長年他社のOEM製品を作ってきたノウハウがあるとのこと。それでいきなりこれだけの製品が出せたのだと納得しました。非常に注目しています。
■SONANCE
CEDIA EXPOではすっかりお馴染みのメーカー、SONANCE。INVISIBLEシリーズは壁がスピーカーになります。こちらはインボックス型のインウォールスピーカー。ウーファーまでインボックス型です。
インボックス型スピーカーを使い、ドルビーアトモスの提案を行っているパネル。これなら完全にスピーカーを隠したままでサラウンドが楽しめます。SONANCEならではの提案です。
OUTDOORシリーズも充実のラインナップ。壁付や植木への埋込はもちろん、サブウーファーまで。きのこのような形をしているのがサブウーファーです。草むらからヒョコッと顔を出しているカワイイスピーカー。これなら違和感無く馴染みます。
■SONOS
去年初めて見た時に衝撃を受けたSONOS。今年も大きなブースを構えています。住宅のような設えの空間の様々な場所へSONOSを置いて鳴らしています。
ラインナップに大きな変更は見当たりませんが、確か去年は無かったiTunesの文字が。今年始まった音楽ストリーミングサービスに既に対応済みとは早いですね。
SONOSの強みは音楽ストリーミングサービスとの連携も勿論ですが、Control4を始めとする多くのホームオートメーションに柔軟に対応していたり、機器を増やす事で自分なりにどんどん音を良くして行ける点だと感じています。
■ハーマンインターナショナル
ハーマンインターナショナルブースのJBLコーナーでは、プロ用と共に家庭用ハイエンドのDD67000、K2 S9900のスペシャルカラーフィニッシュモデルが展示されていました。
ハイエンドサラウンドプロセッサーの「SDP-75」も出展。こういったハイエンドのホームシアター製品が日本に入って来なくなって久しくなりました。
ホームオートメーションシステム、AMXも、去年からハーマン傘下となりました。タッチパネルだけが展示されていましたが、他社のタッチパネルよりも断然スマートなデザインです。ただし、今年から新しくなったマスターコントローラーが一切展示されていなかったのは残念。
■JVC
先日のIFAで発表された新製品のプロジェクター、CEDIAではインストーラー専用モデルと共に発表されました。DLA-X550R/RS400は、E-Shift4の4KやHDMI2.2に対応し、1,700lm (従来比+30%)。DLA-X750R/RS500は同じくE-Shift4の4KやHDMI2.2、それに加えてISFに対応し、1,800lm (従来比+38%)。
■Integra
日本で唯一カスタムインストーラー専用モデルとして販売されているサラウンドアンプ、Integraは毎年落ち着いた設えです。
最新のDTR-20.7、DTR-30.7、DTR-40.7、DTR-50.7、DHC-60.7が勢ぞろい。DHC-80.6は最新スペックなのでそのまま継続のようです。やはり19インチラックにマウントされている姿は様になります。アメリカでは単体のパワーアンプやBDプレーヤー等もラインナップされています。
また、アメリカにはサウンドバー「DLB-40.6」があります。ここにもちょっと音を足したい、という時に活躍しそうです
■ORIGIN ACOUSTICS
注目の埋込スピーカーメーカー、ORIGIN ACOUSTICS。
こちらの埋込スピーカーは外枠と内枠に分かれていて、先に外枠を取り付けしてから内枠のスピーカーをはめ込むと言う斬新な発想。しかも、スピーカーの外枠を取り付けする時に電動ドライバーが不要で、手でアタッチメントを下ろすだけで完了するのです。これがあれば上向きに重たい電動ドライバーを持ち上げなくても済むかもしれません。非常によく考えられています。
試聴室でドルビーアトモスを試聴しましたが、音の癖が無くバランス良くまとめられていました。ラインナップはコーン紙の素材別に3種類ありますが、どれも同じ外枠フレームなので、システムアップも簡単にできます。
ORIGINの方にお話を聞いたところ、会社ができたのは去年の11月頃で歴史は新しいのですが、実はオーナーが長年他社のOEM製品を作ってきたノウハウがあるとのこと。それでいきなりこれだけの製品が出せたのだと納得しました。非常に注目しています。
■SONANCE
CEDIA EXPOではすっかりお馴染みのメーカー、SONANCE。INVISIBLEシリーズは壁がスピーカーになります。こちらはインボックス型のインウォールスピーカー。ウーファーまでインボックス型です。
インボックス型スピーカーを使い、ドルビーアトモスの提案を行っているパネル。これなら完全にスピーカーを隠したままでサラウンドが楽しめます。SONANCEならではの提案です。
OUTDOORシリーズも充実のラインナップ。壁付や植木への埋込はもちろん、サブウーファーまで。きのこのような形をしているのがサブウーファーです。草むらからヒョコッと顔を出しているカワイイスピーカー。これなら違和感無く馴染みます。
■SONOS
去年初めて見た時に衝撃を受けたSONOS。今年も大きなブースを構えています。住宅のような設えの空間の様々な場所へSONOSを置いて鳴らしています。
ラインナップに大きな変更は見当たりませんが、確か去年は無かったiTunesの文字が。今年始まった音楽ストリーミングサービスに既に対応済みとは早いですね。
SONOSの強みは音楽ストリーミングサービスとの連携も勿論ですが、Control4を始めとする多くのホームオートメーションに柔軟に対応していたり、機器を増やす事で自分なりにどんどん音を良くして行ける点だと感じています。