HOME > レビュー > DLNA 1.5対応のBRAVIAでWindows7のメディア機能を試す

一条真人の体当たり実験室

DLNA 1.5対応のBRAVIAでWindows7のメディア機能を試す

公開日 2009/05/27 20:00 一条真人
  • Twitter
  • FaceBook
  • LINE

■AVCHDとHDVでWindows 7のトランスコード機能をテスト

プレーヤー・レンダラーであるBRAVIA「KDL-26J5」では、DLNAでMPEG2映像が送られてきた場合は再生できるが、MPEG-4 AVC映像の場合は再生できない。本機にAVC映像のデコード機能が搭載されていないからだ。ちなみにパネルの解像度は1,366×768ドットだ。

これに対して、HDVビデオの場合、圧縮形式こそ同じMPEG2だが、解像度は1,440×1,080ドットであるため、もしPC側でレンダラーのパネル解像度に合わせる設定になっていたら、やや低解像度に変換を行う必要がある。

AVCHDの場合、映像コーデックはMPEG-4 AVC/H.264で、解像度は最高で1920×1080。これをリモート再生して「KDL-26J5」で表示させるには、圧縮形式をMPEG2に変換するとともに、解像度もあわせて変換する必要があることになる。つまり、AVCHD映像を再生させる方が、処理がかなり重くなることが予想される。

今回はこの変換を行うPCに、CPUがAMD Athlon X2 5050e、メモリ2GBのマシンを使用した。クワッドコアが主流になりつつある現代では平均よりもやや低いスペックと言えるかも知れない。

■再生方法でハイビジョンビデオ映像再生クオリティが変わる?

さて、ハイビジョンビデオ再生に関して、プレーヤーからアクセスする場合とコントローラを使った場合のテストをしてみたが、コントローラからの再生では予想していなかった現象が起きた。

次ページ同じ映像を再生しているのに画質が大幅に変わる

前へ 1 2 3 4 5 6 次へ

この記事をシェアする

  • Twitter
  • FaceBook
  • LINE

トピック: