【レビュー】シャープのフルセグ対応スマホ「AQUOS PHONE Xx 206SH」を試す

録画コンテンツ再生時のコントローラーには早送り/早戻し、20秒スキップ/戻しなどを搭載。縦位置での再生時には2画面表示ができ、録画リスト、Webブラウザのほかワンセグ録画についてはデータ放送が利用できる。Webブラウザについては、録画番組でもタイトルの文言を利用したキーワード検索が行える。

なお、テレビ録画中にノイズや受信エラーが発生してしまうと、そのまま録画ファイルに記録されてしまうので、番組を全編に渡ってきれいに録画したい場合は、アンテナ接続変換ケーブルの利用が必須になる。だが、これではわざわざスマートフォンでフルセグが楽しめる醍醐味が薄れてしまうので、やはり録画機能についてはオマケ的なものとして考えた方が良さそうだ。またテレビ録画・視聴の実行中にはカメラアプリが利用できなくなることも注意点として付け加えておく。

なお、「206SH」はDLNAサーバー機能を搭載するほか、MHLやMiracastによる大画面テレビへの映像出力にも対応している。ところがテレビ番組に関しては、フルセグ/ワンセグともに、ライブ視聴/録画番組のどちらも、他の機器で表示できない仕様になっている。microSDカードに録画したテレビ番組を、別の「206SH」を含む外部機器で再生することもできない。録画した端末のみで再生する自己録再仕様だ。