野村ケンジが集中レポート
【レビュー】ECLIPSE「TD-M1」を聴く − NOS-DAC搭載のハイレゾ対応ワイヤレススピーカー
<2>TD-M1をAndroidと組み合わせて検証
次にAndroidデバイスとの組み合わせによるハイレゾ再生も試した。Googleのタブレット「Nexus 7」から、いわゆる「OTGケーブル」を介してUSBケーブルでTD-M1のUSB-B端子に接続する。「OTGケーブル」はiOSデバイスにおける「Lightoning-iOSアダプタ」と同様の役割をするものと考えていい。
再生アプリには「USB Audio Recorder Pro」を使用したが、こちらでもTD-M1から192kHz/24bitをはじめとするハイレゾ再生ができた。なお、Androidデバイスのハイレゾ出力については全てのスマホやタブレットが対応しているわけではないので、注意してほしい。なお、後日行った検証では、ソニーのハイレゾ対応Walkmanとの組み合わせでもハイレゾ再生に成功した。
<3>TD-M1でDLNAネットワーク再生を試す
最後に、野村氏のレポートでは音質もチェックしたTD-M1をDLNAレンダラーとして再生する方法を改めて検証。こちらもメーカー保証の対象外の再生方法だが、iOS端末やAndroid端末のDLNA(UPnP)アプリを立ち上げると、同一LAN上に接続したTD-M1がレンダラーとして認識される。
TD-M1をレンダラー(再生デバイス)に設定して、同一LAN上のNASの音源をプレイリストに入れてみると、再生にも成功。編集部の検証では48kHz/24bitの音源も再生することができた。また、フォーマットについてはWAV、FLAC、APPLEロスレス、AAC、MP3などが再生できた。再生アプリについては、iOSでは「PlugPlayer」や「Media Link Player」、Androidでは「Bubble UPnP」などの汎用アプリからの操作が可能だったが、アプリによる相性もあるようだった。
NASの音源をネットワーク経由で再生できることは、サブシステムとして寝室などで本機を利用する場合や、すでにネットワーク再生環境をそろえているユーザーには非常に便利な機能と言える。
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TD-M1は192kHz/24bit対応のUSB再生、AirPlay再生を主力としているが、このようにiOS/Android端末と組み合わせてのハイレゾ再生、さらにはDLNAネットワーク再生と、メーカーがサポートする仕様以外にも豊富な再生方法を取りそろえている。しかも、TD-M1自体が持ち運びできるほどのコンパクトサイズであり、利用シーンはさらに広がるはずだ。
次にAndroidデバイスとの組み合わせによるハイレゾ再生も試した。Googleのタブレット「Nexus 7」から、いわゆる「OTGケーブル」を介してUSBケーブルでTD-M1のUSB-B端子に接続する。「OTGケーブル」はiOSデバイスにおける「Lightoning-iOSアダプタ」と同様の役割をするものと考えていい。
再生アプリには「USB Audio Recorder Pro」を使用したが、こちらでもTD-M1から192kHz/24bitをはじめとするハイレゾ再生ができた。なお、Androidデバイスのハイレゾ出力については全てのスマホやタブレットが対応しているわけではないので、注意してほしい。なお、後日行った検証では、ソニーのハイレゾ対応Walkmanとの組み合わせでもハイレゾ再生に成功した。
<3>TD-M1でDLNAネットワーク再生を試す
最後に、野村氏のレポートでは音質もチェックしたTD-M1をDLNAレンダラーとして再生する方法を改めて検証。こちらもメーカー保証の対象外の再生方法だが、iOS端末やAndroid端末のDLNA(UPnP)アプリを立ち上げると、同一LAN上に接続したTD-M1がレンダラーとして認識される。
TD-M1をレンダラー(再生デバイス)に設定して、同一LAN上のNASの音源をプレイリストに入れてみると、再生にも成功。編集部の検証では48kHz/24bitの音源も再生することができた。また、フォーマットについてはWAV、FLAC、APPLEロスレス、AAC、MP3などが再生できた。再生アプリについては、iOSでは「PlugPlayer」や「Media Link Player」、Androidでは「Bubble UPnP」などの汎用アプリからの操作が可能だったが、アプリによる相性もあるようだった。
NASの音源をネットワーク経由で再生できることは、サブシステムとして寝室などで本機を利用する場合や、すでにネットワーク再生環境をそろえているユーザーには非常に便利な機能と言える。
TD-M1は192kHz/24bit対応のUSB再生、AirPlay再生を主力としているが、このようにiOS/Android端末と組み合わせてのハイレゾ再生、さらにはDLNAネットワーク再生と、メーカーがサポートする仕様以外にも豊富な再生方法を取りそろえている。しかも、TD-M1自体が持ち運びできるほどのコンパクトサイズであり、利用シーンはさらに広がるはずだ。