[連載]高橋敦のオーディオ絶対領域
【第85回】USB-DACがネットワークプレーヤーに変身! SOtM「sMS-100」を試してみる
■まずはLogitech Media Serverをパソコンにインストールしよう
続いて、sMS-100の設定とパソコンのオーディオサーバー化に必要なので、前述のLogitech Media Serverをパソコンにインストールする。「パソコンをオーディオサーバー化」とか言い出すと何か難易度が高そうに思えるかと思う。しかしLMSはネットワークオーディオに特化してシンプルに設計されているおかげか、インストールから設定まで、その方面に明るわけではない僕でも特に躓かずに終えることができた。
インストールが完了したらウェブブラウザーを起動して…
まずは前述の4つの動作モードの切替方法を確認しておこう。
最後にLogitech Media Serverの設定を行う。ここで重要なのは共有(公開)するフォルダの設定だ。音楽ファイルを保存してあるフォルダを指定する必要があるわけだが…
公開するフォルダは初期設定では、Macの場合だと、Macの内蔵ドライブに置かれている「iTunes」フォルダに自動設定されていた。
しかし僕のように容量の関係でiTunesのライブラリを外付けHDDに移動している場合や、iTunesとは別にハイレゾファイルを他のフォルダに整理している場合は、共有するフォルダの設定をそれらに変更、もしくは追加しておく必要がある。
さてこれでとりあえず準備完了。ではまずは「SqueezeLite」モードでのネットワーク再生を試してみよう。同じくシステム環境設定からLMSのプレーヤーを呼び出す。
プレーヤー画面が表示されたらまずはその右上のメニューでネットワーク再生の出力先機器を選択。
いよいよ再生してみよう。
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