【1週間自宅レビュー】デノン初のBluetoothスピーカー“envaya”「DSB-200」

■実際にDSB-200を女性に使ってみてもらって感想を訊く

実際に女性が“Envaya”「DSB-200」を使ったら、どのような感想を持つのだろうか。都内のマンションでお姉さんと二人暮らしをしている田中美紗子さんに、実際に数日間家でDSB-200を使ってみてもらい、その感想を聞いてみた。

田中さんは医療系出版社勤務。J-POPが好きで、通勤中にiPhoneで音楽を聴いたり、寝室のミニコンポで音楽を聴くことが多いという。

DSB-200を見た第一印象を「なんだかオーディオ機器っぽくないデザイン。もっと大きくてゴツいものだと思っていました」と話す田中さん。「カラーがホワイトで、女性の部屋にもすんなりと溶け込みそう。実際に部屋に置いてみても違和感がないです。ハンドバッグのような、丸みを帯びたデザインもいいですね。こういう“かわいい”感じのオーディオもあるんですね」と、好印象を持った様子。

DSB-200の特徴のひとつである、交換できるサランネットにも興味を示してくれた。「女の子ってこういうの好きです。しかも、あからさまにカラフルな色に変わるんじゃなく、ネットごしにうっすら色が見えるっていうさりげなさも良いですね。外に持って行って使うときには、洋服の色や使う場所に合わせてネットを換えてみるなんていうのもいいかも」。

Bluetoothスピーカーを使ってみるのは初めての田中さんだが、その便利さにはとても感心したという。「そもそもiPhoneに入っている音楽をスピーカーから聴こうという発想があまりなかったので、すごく新鮮です。ワイヤレスだから手元でiPhoneを操作しながら、離れたところのスピーカーから音楽が聴けるなんて、本当に便利ですね。私は機械にそれほど強くないのでちゃんと操作できるか心配だったのですが、ボタンの数も少ないし、一度ペアリングしてしまえば難しい操作もないみたいなので大丈夫でした（笑）」。

お姉さんと2人暮らしというシチュエーションで、マルチポイント機能も役に立ったのだという。「最近良かった曲とか懐かしいヒット曲を、姉とそれぞれ交互に再生して聴きながらおしゃべりしていると、あっという間に時間が過ぎてしまって（笑）。友人の家のホームパーティーに呼ばれることも多いので、そういう時に持って行っても盛り上がりそう」。

部屋の中の様々な場所でも、DSB-200で音楽を聴いてみたという。「バッテリーを内蔵しているのは外で使うときのためなのかと思っていたのですが、家の中でも役に立ちますね。これまでは寝室のコンポでしか音楽を聴けなかったのですが、リビングでくつろいでいるときや、デスクで仕事をしているとき、キッチンで家事をこなしているときでも音楽を聴いてしまいました」。

ポータブルという点については、「お花見のシーズンに“Envaya”があったらよかったのに」と田中さん。「でも、これからの季節もバーベキューとか、屋外のイベントが多いですよね。女性が持ち歩くには少し重いかもしれないけど、みんなで好きな音楽を流せたら、盛り上がるのが目に浮かびます」。

「オーディオっていうともっと大きなイメージだったから、逆にこんな風に小さくて可愛い見た目だと、大きい音が出るのかな？と思ってしまったのですが、想像以上の音でした」と田中さん。

「ボーカル以外の楽器の演奏もしっかり聴こえます。2人暮らしなのでリビングはけっこう広いのですが、これだけしっかりとした大きな音が出るなら、リビングでみんなで楽しむのにもこれ一台で十分なのかなと思いました。音楽は大好きですが、オーディオ機器って聞いてしまうと、敷居が高そうだな、値段も高いだろうな、と思ってしまいますよね。でもEnvayaのようなスピーカーなら手軽に導入できるなあと思いました。デザインが女性的なのはとても大きな魅力です。どんなに音が良くても、大きくてゴツイとなると、自分の家のなかに置くのはちょっとな…と思ってしまいますから」と、気に入った様子だった。