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「マルチペアリング」機能から「着せ替え」までをレポート

【1週間自宅レビュー】デノン初のBluetoothスピーカー“envaya”「DSB-200」

公開日 2014/06/04 10:35 ファイル・ウェブ編集部 小澤貴信
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■ワンタッチで開閉するスタンド。ポータブル機ならではの着せ替えをする楽しさ

DSB-200のデザイン面で特徴的なのが、開閉式のスタンドが一体化されていること。このスタンドは、片手で開閉することができる。畳めばコンパクトになり、持ち運ぶ際にかさばらない。

片手で本体中央部をグリップすれば、スタンドが開く。折りたためばコンパクトなので持ち運びにも便利だ

そしてもうひとつ、DSB-200のルックス面での魅力が、グリルネットの「着せ替え」だ。付属ネットはカラフルだが、これ見よがしな着せ替えではない。本体グリルの内側のネットを交換して、変わった色はグリル越しに確認できるという、いわばチラ見せの着せ替えである。本機にはこのネットが4色分、同梱されている。


付け替えると、それぞれ下の写真のようなルックスの変化を楽しむことができる。ほんのりとグリル越しに色の違いが楽しめるさりげなさに、好感を持った。

グリルネット:レッド

グリルネット:オレンジ


グリルネット:ホワイト

グリルネット:ブルー

ネットの交換も簡単だ。本体グリルを取り外して、ネットを引っ張って外し、代わりのネットをはめ込むだけである。こういう遊び心、パーティーやバーベキューに持って行ったら絶対にウケると思った。そんなイベントが、この先いつあるかわからないのだが。

まずはグリルを外す。指をかければ簡単にはずれる

グリルを外したところ。本体にはめ込む穴のところに、ゴムキャップが付いているが、今回はネットを替える前に外しておいた


写真のようにネットのプラスチック部を引っ張ると、ネットがグリルからはがせる

ツメの部分からはずれたら、あとは引きはがすだけだ


別の色のネットをグリルに装着。交換はすぐに完了できる

■Envaya「DSB-200」を使って思ったこと

約1週間ほどDSB-200を実際に使ってみたのだが、そのサウンド、マルチポイント接続の便利さ以外にも、本機の様々な魅力を感じたので紹介していきたい。

改めて言うまでもないが、ポータブルBluetoothスピーカーは便利だ。狭いワンルームでも、持ち運びたい場面が意外に多いもの。デスクトップで音楽を聴きながらネットサーフィンをする。ベッドサイドでHuluの動画を見る。朝にRadiko.jpでバラカン・モーニングを聴く。スマートフォンやパソコンと一緒に片手で持ち運べるので便利だ。

狭い室内とはいえ、使う場所に簡単に移動できるのはポータブル機ならではの魅力

朝は枕元で、InterFMのバラカン・モーニングをRadikoから再生

加えてDSB-200は、携帯性がありつつも一定の筐体サイズを確保していて、音のクリアさや音量に物足りなさを感じることはなかった。日常使いのポータブルスピーカーとしてBGMや動画、Radiko.jpを楽しむにはこれ1台でまず十分だった。

ちなみに本機は前述の通りAACとaptXに対応。記者は先日サービスが始まったiTunes matchを利用しており、iPodアプリから再生する音楽は基本的にAAC256kbpsだ。Music UnlimitedもAAC 320kbpsによる配信。AAC対応というのは、ストリーミングサービスと相性が良さそうだ。

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