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「マルチペアリング」機能から「着せ替え」までをレポート

【1週間自宅レビュー】デノン初のBluetoothスピーカー“envaya”「DSB-200」

公開日 2014/06/04 10:35 ファイル・ウェブ編集部 小澤貴信
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マルチポイントというと、まず思いつくのが「パーティーで好きな音楽を複数人で交互に流す」という使い方だ。しかしそんな場面は、日本人が普通に暮らしていたらそうそうない。家族でDSB-200を使う場合には便利そうだが、あいにく自分は一人暮らしだ。そんな自分にマルチポイント機能は意味があるのか。しかし、この3台同時のマルチポイント接続、こんな境遇の記者にもとても役立ったのだ。

記者はDSB-200を、主にデスクに設置して使っていた。このとき、パソコンとスマートフォン、タブレットという3台のBluetooth機器をマルチポイント接続していた。これがとても便利なのである。

Mac、iPhone、iPadの3台をマルチポイント接続して使用してみた

家にいるときはたいてい、パソコン(Mac)に向かって仕事をしたりネットを見たりしている。その間、スマートフォン(iPhone)で再生したBGMをDSB-200から楽しんでいた。しかし、ネットを閲覧をしていると、ふと気になるYoutubeのリンクが張られていたりする。そんなときはiPhoneの音楽を止めて、YouTubeの再生ボタンを押せばいい。すると、こんどはMacで再生したYoutubeのサウンドが、DSB-200から再生できるのである。

記者はHuluの動画を見るためにタブレット(iPad)も使っている。そんなときも、MacやiPhoneで再生中の音楽を停止して、iPadでHuluの再生を開始する。すると、動画の音声がDSB-200から再生できる。このようにパソコンに加え、スマホやタブレットなど複数の端末を平行して使っている人は多いだろう。そういった場合に、マルチポイント接続はすごく便利なのだ。

音楽はiPhoneから聴きつつ、YouTubeの動画を見るときはMacからの出力に切り替え

huluから動画を見るときはiPadに接続して楽しんだ

なお、端末を切り替える場合には、その時点で音を出している端末の再生を停止する必要がある。例えば、デスクにDSB-200を置いて、デスク上のパソコンから音楽を再生しているとする。そんなとき、ベッドに入ったままスマホで再生した動画の音をDSB-200から再生しようと思ったら、デスクまで行ってパソコンの音楽再生を止めてから、手元のスマホの再生を開始するという流れだ。この点は、手元でうまく切り替えられたらもっと便利になるなと感じた。

次ページ「着せ替え」で持ち出す楽しさが倍増する

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